財務会計特化型の事例Ⅳ考察番外編②(精神論) by ヤマジュン
精神論は必要か?
タキプロ10期関西メンバーの「ヤマジュン」です。
皆さま勉強の方は予定通り進んでおられますでしょうか?
早いものでもう6月の半ば。去年の今頃は簿記1級の試験を終えて、
よし!診断士の勉強を始めるか!と思い立っていた時期でした。
過去の記事でもありますが、私が去年診断士の勉強を始めたのは、
6月11日から。簿記1級の試験が終わってからでした。
えっ、そんな短期間で大丈夫なの?と思われるかもしれませんが、
一応既に1次2次を2回づつ受けた経験もありましたので、インプットはある程度残っていました(多分 笑)
診断士の受験経験が全くなく1からされる方は、当然6月からの勉強では間に合いませんので、
勘違いされないようにお願いいたします(まれにそれでも合格する天才もいらっしゃるかと思いますが 笑)
せっかくなので、過去のこの時期の心境と、どのように勉強をすすめたかを、
今回ご紹介させていただきたいと思います。
(事例Ⅳの分析を紹介していきたいのですが、只今まとめておりますので、
そちらの方は少々お待ち下さいね。)
20代最後の夏。
当時の私の状況は、「20代最後の夏」でした。
診断士に絶対受かるんだ、との意気込みで勉強を始めた新入社員の頃。
全体的な合格年齢層は比較的高い、それならば少しでも若いうちに合格すれば、
プラスに働くはず、と信じて勉強をしておりました。
ただし、当時は勤務先の状況があまり良くなく、退社される方も多く、
その分業務のしわ寄せが来て、てんてこ舞いの日々が続いておりました。
自分自身、まだ仕事をこなし切る経験もスキルもなく、忙殺されながらも、
受かれば未来がもっと明るくなるんじゃないか、と漠然とした思いで仕事が終われば、
勉強の毎日を過ごしていた気がします。
「20代で絶対受かる!出来れば早いうちに!」・・・
月日が立ち、25歳、2回目の二次試験不合格。
「20代で受かれば大丈夫か、まだ時間はあるな」というのが表面上の気持ちでした。
ただ裏側には、「この試験受からないんじゃないか。俺には無理なんじゃないか」という弱気な自分がいました。
心のどこかで、この試験は諦めた方がいいんじゃないかという思いがありました。
その頃、他県への転勤もあり、診断士の試験はしばらくお休みすることになります。
そして更に月日が経ち、気づけば「20代最後の夏」…
このままでいいのか?
ある程度仕事もこなせるようになり、
後輩も増え、仕事自体はかなり安定しておりました。
勤務先の状況も景気の回復とともに明るくなり、
職場の雰囲気もそれに伴って明るくなっていました。
診断士の資格がなくても、業務上は支障はない、じゃあ別にいらないんじゃないか、
そういった思いも正直ありました。受けても落ちるだけ、という弱気な部分もありました。
ただ、2018年は自分にとって人生観が変わるぐらいの出来事がありました。
それによって、幸か不幸か、
「20代で受かるという目標は必ず達成しないといけない。逃げるな。
ここで逃げると、今後すべてに逃げることになる。死ぬときに絶対後悔する。」
という思いを強く持つことが出来ました。
そして同時に、弱気な自分を打ち消すことが出来ました。
そこから、6月11日から8月5日までは、1次試験対策で同友館過去問問題集3回転、
8月6日から10月21日までは、2次試験対策でふぞろいを10年分して自分のファイナルペーパーを作成。
これを徹底して行い見事、20代最後の試験で合格を手にする事が出来ました。
精神論は必要!!
よく言われる言葉に「心技体」があります。
それらが揃えば、ベストを尽くせる。まさに診断士試験も同じで、
心…他の受験生よりも何が何でもこの試験で受かるんだという想いが強いか
技…ひたすら勉強を積み重ねて、自分だけの解答方法を構築出来ているか
体…4事例集中を欠かすことなく、解くだけの体力があるか
このどれかが欠けてしまうと受かることは出来ないと思います。
実際、「技」に関しては5年前と大きく変わってはいないと思います。
ただ、「心」に関しては格段に変わっていましたし、「体」も筋トレやランニングを習慣的に行うようにしていました。
心は、イコール精神論に繋がると思います。見た目の点数にはあらわれにくいですが、受かる受からないに影響する重要な要素だと思います。
もし、合格に向けて勉強されている方で、今ひとつ合格したい理由が湧き足りない方がいらっしゃったら、
下記をお伝えさせていただきます。
・合格率は4%の試験。受かる事ができれば、自分にとって自信に繋がります。
・受かれば、色んな職種、異なるバックグラウンドの方と話す機会が増えます。普通にしていたら、絶対に知ることのなかったような話が色んな場面で聞けるようになります。
・診断士、は独占業務はありません。ただ、その分自由に活動できます。なにか活動したいと思ったときに、診断士という肩書は、自分にとっても相手にとっても必ずプラスに働きます。
・ポジティブで前向きな話が出来る、尊敬できる人たちと一緒に、活動をすることが出来ます。
・診断士の資格を活かした補助金申請業務などを、副業として行うことが出来ます。(極めれば本業としても、全然可能です。)
これだけのメリットがある試験です。全て実際に今の私が感じていることです。
もちろん、どんな資格であってもどう活かせるかは「心」次第だと思います。
ただ、間違いなく自分にとって大きくプラスに働く資格です。
過去に通っていた診断士予備校の先生は診断士資格を「マジックライセンス」とおっしゃっておりました。
まさにそのとおりだと思います。
皆さんも今一度、診断士資格のメリットを強く強くイメージしていただいて、
合格に向けて勉強に励んでいただければ光栄です。
お読みいただきありがとうございました!
【ヤマジュンの過去記事】
過去ありえないミスをしながら合格したことを、全3回を通じてお伝えさせていただきました。
また、昨年の事例Ⅳでの再現答案とどういう思考で解いたのかを伝えさせていただいております。
お時間ございましたら是非チェックお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。
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次回は本日夜、関西メンバーのもなかさんです!
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2019年タキプロ関西 勉強会ありますよー
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2019年5月8日(水)より、大阪市内にて2次試験対策の勉強会をスタートしています。
毎回1つの事例の中から2問を題材として回答プロセスなどを議論していきます。
詳しくは、勉強会申込ページをご覧ください。
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