【まいど!関西です。】テキストとの向き合い方。
みなさん、こんにちは。
タキプロ関西7期のけんです。(自己紹介はこちら)
今回は、私の中小企業診断士試験の勉強をはじめた頃の、いわゆる効率的な「インプット」及び「アウトプット」の方法、テキストへの向き合い方について書かせていただきます。
中小企業診断士試験って、1次試験の科目が7科目もあり、しかも覚えないといけない知識も多いですよね。勉強をはじめたばかりの頃は、テキストを重ねてみて、その分厚さに不安になったり、テキストの中の太字で書かれている部分を必死に覚えようとしたりするのではないでしょうか。
いわゆる「インプット」に関する方法論については、受験生や合格者にとって様々な成功体験や、失敗の経験があり、意見は様々だと思います。ここでは、あくまで私の考え方や体験談を紹介させていただきます。
1.テキストはとりあえず軽く通読する。最初から熟読しない。
私が、中小企業診断士試験に限らず、資格試験の勉強をするときに必ず心がけることは、テキストは、とりあえず軽くでよいのでパラパラと読んで全体像を掴むということです。最初からマーカーを引きながら熟読などはしません。
これは、ある程度、自分が何を勉強しようとしているのか、その単元が全体の中で、どのような位置にあるのかを掴んでからでないと、細部を覚えようとしても、チンプンカンプンで頭に入ってこないからです。
「木を見て森を見ない」のが悪だと、よく言われますが、まず全体像を把握して、その中で細部の理解を深めていくということが必要です。
中小企業診断士試験で問われるのは総合的な知識・理解だと思います。単元ごとにを細切れで勉強していくのではなく、「広く浅く」見渡してから、徐々に掘り下げていくことが必要だと考えています。
2.インプットとアウトプットは連続して行う。
まずは、全体像を掴んだら、深く読み込んでいくことになりますが、ひたすらテキストを読んでいても、なかなか頭に入ってきません。理解はできるけれども、覚えるとなると大変です。覚えることたくさんありますからね。
私は、テキストで1つの単元を読み終えると、市販の問題集を解いてみるなどして、先ほど読んだ部分を十分に理解できているかの確認をしています。さっきまでテキストで読んでいた部分であっても、意外と問題演習となると迷ったりするものです。そこで「考えながら解く」という過程を踏むことで、記憶の定着をはかるよう工夫していました。
3.次の日の朝に、前日と同じ問題演習をする。
私の場合、じっくり腰を据えて勉強できるのは、仕事を終えて帰宅し、子どもを寝かしつけた後の1時間から2時間程度だけでした。
そのため、夜にテキストを読み、問題演習をして寝ていました。
人の記憶は睡眠中に整理されるとよく言われていましたので、私の場合は毎朝の約30分間の通勤時間中に、前日に解いたものと同じ問題を再確認していました。このようにすることで、せっかく前日に勉強したところなのに1日寝て忘れてしまったということを回避できます。
上記のことを繰り返すと、最初にテキストを読んだ際には、あまり理解できなかった部分についても、よく理解でき、テキストの内容も頭に入ってくるようになります。
私の場合、1次試験対策として使っていたテキストは各科目1冊だけでした。同じテキストを何度も通読することで、全体像から細部まで理解を深めていくことができます。
とにかく覚えることの多いこの試験、最初は時間がかかるかもしれませんが、効果的にインプットする方法の一つとして、参考にしていただけたらなと思います。
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けんさん、土曜日のセミナーでは、お世話になりありがとうございました。
貴重な経験談をあれこれとお聞かせいただき、参考になりました。
今後共によろしくお願いいたします。
木村欣祐 様
土曜日は、タキプロ関西春セミナーにご参加いただきありがとうございました。
タキプロ関西春セミナーの企画が今後の受験勉強を進めていく上でご参考になれば非常に嬉しいです。
木村様には、個別相談会でお話をさせていただきましたが、短い時間でしたので、木村様が知りたかった情報の全てにお答えできたとは思っていません。今後、私も含めたタキプロメンバーよりブログ等を通じて中小企業診断士試験の突破に向けたノウハウを提供できればと考えておりますので、受験勉強を進める中で不安なことや気になること等がありましたら、匿名でも結構ですので遠慮なくブログにコメントをお寄せいただければと思います。
今後ともよろしくお願いします。