【日曜の朝は名古屋から!】おはようございます!悟空です。
皆さんはじめまして。悟空と申します。
今年度の中小企業診断士試験に合格したばかりの、タキプロ8期生です。今回から、ブログを担当させていただきますのでよろしくお願いします。
自己紹介。性別は男性、52歳、名古屋に住む土木技術者です。
私は1次試験を2度、二次試験は1度の受験で合格しました。50のオヤジとしては順調だったのではないでしょうか。私のこの結果が成功だとすれば、その要因は、ストレート合格など考えず、余裕を持って楽しく学習したことだと思います。
今回は私の受験1年目について書かせていただきます。興味のある人はぜひ読んでみてください。
1.きっかけ
私は、50になったばかりの一昨年の1月ころから1次試験の勉強を始めました。きっかけは50になっても「アベノミクス」がさっぱりわからず、「経済学を勉強したい!」と思ったのがきっかけです。本屋で経済関係の資格を探していたところ、中小企業診断士の「経済学・経済政策」のテキストが目につきました。そこで中小企業診断士試験を調べ、いろいろな勉強ができるおもしろい資格だなと思い、趣味のひとつとしてチャレンジしてみるかと思ったのがはじまりです。当時はまさか合格できるなどとは考えてはいませんでした。科目合格もあるし、ライフワーク的に楽しく勉強できればいいかという程度のかる~い取り組みでした。
2.学習計画
最初、1月から8月まで7科目について、月に1科目をサブノートにまとめることを目標に、TACのスピードテキストに取り組みました。 他のテキストも購入しましたが、TACの所謂「スピテキ」が一番まとめやすいと思いました。しかし、「経済学」、「財務会計」、「経営法務」、「経営情報システム」、「企業経理理論」の5科目がひととおりまとまった5月ころになっても、過去問はもちろん、スピード問題集すらまともに解けない!そこで、全科目学習することはあきらめ、科目を絞って科目合格を目指すこととしました。ご存知のとおり、科目合格は3年間有効です。3年かけてのんびり楽しみながら勉強して、あわよくば合格する、もしかしたら、55歳までに二次試験まで合格すればめっけもの、というくらいの意識でした。(このころ、二次試験は100文字程度の筆記試験、という程度の知識しかなかった)
さて、どの科目に絞るかです。試験までは2ヶ月ちょっと。スピード問題を確実に解き、過去問を5年分くらいやるとすれば、せいぜい二科目だろうと考え、一番面白いと思った「経済学」と、簿記2級の知識が使える「財務会計」に絞ることとしました。
3.やってみると・・・・
二科目に絞ったおかげで、最初の目論見どおり楽しく学習できました。過去問もおもしろくて、結局10年分近くやったでしょうか。「経済学」などは、高校で「政治経済」をやってない理系の人間にとっては、需要と供給の意味すらわからず、文系の高校生の娘に教えてもらう始末(涙)しかし、学習が進み、アベノミクスの意味などがわかるようになってくると、新聞を読むことも面白くなってくる。経済学は現実の問題にあてはめながら勉強すると、とても理解が深まります。また、現実は経済学どおりにいかないものだと実感することもできます。
3.結果
結局、最初の1次試験は「経済学」が7割、「財務会計」は8割の点数がとれて科目合格することができました。楽しく学習できたし、合格点6割を楽々とクリアできたので、もしかしたらこれはいけるかも?という自信につながりました。そして、ちょっと本気で「中小企業診断士になったろか?!」と考え始めたのもこのころです。でも、まだ、あの過酷な二次試験のことは何も考えていませんでした。もし、ちゃんと事前に調べていたら、「こんな試験無理!」と思って諦めていたかもしれません。1次試験からの人は、この時期は1次に集中したほうがいいかもしれません、余計な心配をしなくてすみますから。
4.反省点
ただひとつ、失敗だったなと感じてるのは、最初の二科目の選択です。二次試験のことなどまったく考えていなかったもので、財務会計を選択してしまったこと。ご存知のとおり、二次試験では事例Ⅳという財務会計の計算問題があるのですが、実は私、そのことを知らなかったのです(驚)。多分知っていれば、財務会計は次年度にして、初年度は「経営情報システム」か、「経営法務」を選択していたと思います。
科目合格狙いの人は、二次試験と密接につながる「企業経営理論」「運営管理」「財務会計」の3科目は後のほうにとっておいてくださいね。常識なんでしょうけど(汗)
以上、悟空の受験1年目でした。
次の登場は我らがタキプロ名古屋8期のあぶじゃさんです。40代で自ら会社を経営されているあぶじゃさんから、経営戦略的発想からの受験勉強策定スケジュールについて」という大変興味深い内容になっています。乞うご期待
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