一次試験への臨み方(Kappaの事例) / Kappa
皆さん今晩は。Kappa@タキプロ関西8期です。Kappaのプロフィールはこちら、前回の記事はこちらをご覧いただければと思います。
さて、次回のKappaのブログは、1次本試験の夕方です。去年の Kappaは1日目の試験に手応えを感じて、心静かに家に帰ったのを覚えています。勿論、その日はブログなんて読んでいませんよ!? 自分で言うのも変ですけど、Kappaの次回のブログは、1次の受験者は読まないで下さい。そんな暇があったら、会社法の適用範囲や、電子文書の暗号化の仕組みなどを覚えたほうが、よっぽど身のためです。あ、勿論、試験が終わったら読んでもらってかまいませんよ!?
今回は、去年の Kappaの一次本試験の状況を紹介します。これを他山の石として(真似しちゃダメですよ?)平常心で試験に臨んでいただけたらと思います。
【試験1日目】
当日の朝、Kappaが、阪急電車のホームに着いてみると、電車が止まっていました(Oyatsuと一緒)。電車が止まるなんて、全くの想定外。慌てて、代替え手段を検討。①電車が動き始めるのを待つか、②少し離れた場所にあるJRの駅まで行って、JRで試験会場に向かうか。
折角調べた、前後数本の電車の連絡時間を無にするのもためらわれ、駅で5分待つも復旧せず・・・。待ちきれなくなって、JRの駅までダッシュ。息を喘がせながらJRに乗り込み、どのくらいに会場に着くかを検索。 一応、15分ぐらい前には会場に着けそうなことを確認し、ほっと一安心。当初の計画からは30分遅れ。ただ、貴重な試験直前の1時間(電車内時間含む)が無くなり、焦りは隠せません(-_-;)。
会場の前では、見慣れた顔から、たくさん激励され、かなりテンションが上がりました。予備校の先生方、タキプロの先輩達、ふ○○いの面々・・・。とはいえ、受験生はちらほら。もう皆さん、中で集中力を高めている頃なので、当然といえば当然ですけど。
会場に入ると、火照って汗ばんだ体には気持ちのいい冷気です。これが噂の極寒会場かと、慌ててウインドブレーカーを羽織りました。汗ばんだところに冷風を浴びれば、寒さを感じた頃には、体調を崩していてもおかしくはありません。ついでに、周辺をチェック、予備校の仲間達の姿も数人確認し、机上に文房具と時計と受験票を並べ終わると、すぐに、試験の説明が始まりました。集中力、集中力。
午前中の経済、財務には手応えを感じた Kappa。 準備してきたおにぎりを気持ちよく食べた後、机に突っ伏してお昼寝。15~30分の昼寝は、脳を活性化させるので超お勧めですが、普段からお昼寝の習慣をつけておかないと、会場では間違いなく眠れません(^^;。普段、昼休みは、ほぼ毎日15分ぐらいお昼寝をしている Kappaでも、会場では5分ぐらいで目が覚めてしまいました。
そして午後、企業経営理論の試験問題を開け、問題を解き進めるに従い Kappaは、後悔の念を深めていきます。一昨年、唯一科目合格した科目。でも自信の持てる問題になかなか出会えません。結果は62点。Kappaの総合点は422点だったので、この2点が無くても(免除申請していても)通っていたことになります・・・。最後は、運営管理。例年より計算を必要とする捻られた問題が多く、時間に追われながら終了(59点)。でも、総合的な感触は、まあまあだったので、早々に家路について、翌日の暗記3兄弟に備えました。
尚、この日、帰りの出口で予備校から模範回答が配られると思いますが、Kappaは試験終了までは採点しない派でした。油断したり動揺したりしたくなかったのです(勿論、採点して合格した人もいます)。但し、2次試験準備のため、自己採点は必須ですので、問題用紙への回答記入だけは怠らないよう、お願いします。
【試験2日目】
計画通り試験開始45分前に会場についた Kappaは、予定通りポケテキに勤しみます。そして、最初の科目、法務の開始。最初に目を引いたのは、回答欄の少なさ。過去最少となる20問。そして、それまであまり見たことのない出題形式。解き始めた Kappaは、問題が進むにつれ、手が震え始めます。自信を持って回答できる設問がほとんど無かったのです。残すところ5問となった時、自信を持てた設問はわずか3問。足切りラインは8問ですから、ほぼ絶望的です。この時、Kappaの頭に浮かんで来たのは、予備校の自習室、始発の電車で眠い目を擦りながら勉強のために通ったM○C梅田店、予備校の先生や仲間達・・・。こんな問題を作った作問者への、行き所のない理不尽な怒りもあったかもしれません。不覚にも目頭が熱くなり、目を見開いているのに問題用紙がぼやけて読めなくなってしまったのです・・・。
今、振り返ると、正直、馬鹿だったと思います。試験の最中に、それも5問も残しているのに感傷に負けたのですから。その後、どういう風に試験を続けたのか、Kappaにはほとんど記憶がありません。それからの試験時間は、なんだかもう、機械的に問題を読み、機械的にマークシートを埋めていたような気がします。おかげで、史上最凶の難しさだったとされる情報も、Kappaには全く難しく感じられませんでした。点数だけ見ると46点、答練でも取ったことのない、ひどい点数だったにもかかわらず、です。
どうやら、「難しい」と感じるのは、理性ではなく、感情のようです。法務のダメージで感情が麻痺してしまった Kappaには、難しいと感じることすら出来なかったのだと思います・・・。
中小が終わった帰り道、会場の出口で出会った魔女の片割れからの、「Kappaさんなら大丈夫」という、全く根拠のない慰めが何故か無性に嬉しく、傷心のまま、ひとりM○C梅田店に向かいました。そして、携帯の電源を切り、見慣れた机に突っ伏して傷を癒しました。その後、無理矢理足を運んだ予備校主催の慰労会、仲間の話を、聞くとはなしに聞くうちに、法務のタックスヘブンとカレンダーという、事実上の2択問題が共に間違っていたことを知りました。そして、翌日、悲壮な義務感から、T○Cデータリサーチに全ての結果を入力して、目を瞑って集計ボタンを押したのです。恐る恐る目を開け、「おめでとうございます」の文字を見たときには、自分の目が信じられませんでした。その後、唐突にわき上がってきた歓喜は、階段をドタバタと駆け下り、家族に満面の笑みを向けるのに十分すぎる強度でした。その日は眠りに就くまで、何度も何度もデータリサーチの集計結果画面を眺め、顔がにやけるのを抑えることができなかったのを覚えています・・・。
さて、明日は、日曜日。くせ者揃いの名古屋から、一体どんな話が飛び出すやら。請うご期待です(^o^)/
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