財務を苦手にするべからず／あつし

みなさん、こんばんは！
あつし＠タキプロ関西です。

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受験校では早くも2019年度合格目標の「企業経営理論」の講義が終了し、財務・会計の講義に突入しました。
大手受験校TACの場合、各科目の最終講義後に「養成答練」という確認テストが行われます。
得点目安として「6割目指しましょう」と講師は低めのハードルを設定してくれますが、真に受けてはいけません。
診断士受験生支援団体「一発合格道場」のブログでは、かねてから最低8割死守が提唱されています。
元TAC生のあつしからも、TAC生のみなさんには『“最低”8割死守』と声を大にして言わせて頂きます。
“目標”8割ではありません。“最低”8割。
基本問題のみで構成された養成答練でつまずくようでは、本試験に太刀打ちできません。

と、あえて辛口コメントからスタートしましたが、経験に基づくものなのでご容赦を。

さて、今日は財務・会計への取り組み方についてお届けします。

財務・会計、自信ありますか？

診断士受験生で財務を苦手にする人は結構多いです。
財務・会計はマークシート形式の1次試験だけでなく、記述式の2次試験でも事例Ⅳとして出題されるので、避けては通れません。
TAC講師も「財務を制するものは診断士試験を制する」と口酸っぱく繰り返していました。
当時は「そんな大袈裟な」と思っていましたが、今は100%同意です。

財務を苦手にしていては、診断士試験合格の道は険しいです。

逆に財務を得意科目にできれば、合格の可能性はずいぶん高まると思います。

診断士試験最大の関門、2次試験を例にすると、

・事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲが60点を下回っていても、事例Ⅳで挽回して逆転合格

という人もいれば、

・事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲで60点超取って貯金を作るも、事例Ⅳで足切り一発退場

という人もいます。（1年目のあつしの話です・・）

では、財務が苦手な人はどうすべきか？

“日々”訓練するしかありません。

1次試験対策は、目の前の1科目に絞って勉強し、その科目が一通り終われば、次の科目に集中。
4月頃から全科目満遍なく復習する（いわゆる皿回し）というのが、ある種、王道のパターンです。

ただ、この手法は財務・会計にはあてはまりません。

財務を苦手のまま4月まで放置すると、本試験で泣きを見ます。

あつしの場合がそうでした。
最低8割取る必要がある財務の養成答練は46点・・。順位はもちろん下から数えたほうが早いレベル。
すっかり苦手意識を植え付けられ、現実から目を逸らして放置。
当然、突然出来るようになっているわけもなく、4月から必死で克服に取り組み始めました。
GW中も財務一色。
結果、1次試験こそ易化傾向に助けられ、なんとか60点以上得点出来ましたが、2次試験の事例Ⅳでは全く歯が立たず39点、足切り一発退場です。

財務が苦手と思う人は、あつしと同じ轍を踏まないよう、これから毎日コツコツ取り組みましょう。
今から取り組めば、必ず苦手を克服できます。
財務はよくスポーツに例えられますが、一朝一夕で出来るようになるものではなく、1日10分、20分の積み重ねが非常に大切です。
これは私が身をもって学びました。
問題集で解けない問題は素振りの如く何度も練習を繰り返し、解法を身体に染み付かせましょう。

さて、明日は土曜日、関西の日。
関西から朝・夕の2回更新でお届けします。
まいどモーニング担当は、きっしゃんの登場です。お楽しみに！
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