「自分の敵はだいたい自分です」自己紹介+1次経済学 byガンジ
はじめまして。タキプロ11期のガンジと申します。
僕は今回が初回です。これから1年間よろしくお願い致します。
自己紹介
大学は、胸を張って勉強したとは言えませんが経済学科。
仕事は某銀行で、融資・ベンチャーキャピタル投資業務を経て、今はベンチャー支援をする部署に所属、ビジネス開発支援・資金調達支援・その他アドバイス等をしています。
試験は、1次3回、2次3回で
平成28年 1次414点(基準緩和・加算で)合格、2次237点 惜敗、
平成29年 2次193点 大敗
平成30年 再度1次398点(!)不合格
令和元年 1次4科目271点合格、2次248点 合格!!
と、1年目あと一歩でつまづき始め、3年目再度の1次で敗退の憂き目に遭いながら、3年半でやっと合格できたという経験をしてきましたので、そんなことも受験される方の参考になれば、と思っています。
それでは、今回は経済学・経済政策の1次試験対策について、採り上げたいと思います。
試験の傾向
過去5年のTACリサーチの平均点推移
平成27年 57.70点
平成28年 61.02点
平成29年 61.06点
平成30年 63.13点
令和元年 64.18点
ほぼ60点以上と高い水準で安定推移しており、他のボラティリティの高い科目に比べると、点がよめる科目と言えます。1次試験最初でもあり、しっかり得点していきたい科目です。
勉強のやり方
自分は、1次は独学で勉強したのですが、解説を先に読んでもよく分からないので、
やっていたのは、
①まず先に問題をやる
②問題の解説を読む
③問題毎の成績表をまとめて、自分の苦手な分野がどこか確認する
④解説本で周辺の知識を整理する
以後①~④の繰り返し
このフローでやっていました。どの科目でもそうですが、自分の頭に入りやすいフローを固めるのがよいと思います。
経済学は省エネ、他科目に注力
自分は経済学をかじっていたこともあるからですが、1次試験は勉強するべき科目が多い一方で、経済学は2次試験にほぼ出ないので、最小限に留めた方がよいと考えていました。
時間をかけるべきは、
①知識を入れつつ、考える力を使う、メインの経営理論・運営管理
(自分は運営管理が苦手で一番時間をかけました)、
または
②暗記科目の情報システム・経済政策
などと考えて、体力配分した方がよいと思います。
ですので、経済学は効率的に勉強するため、いきなりでも過去問→足りないところを補う、というやり方をお勧めします。
経済学は大体類似問題が出る科目なので、解き方のパターンを一度身につければ、その後はだいたい対応できるようになると思います。
経済学に慣れる
とはいえ、経済学が苦手な人にとって、1次試験に出てくる経済学の理論は山ほどある上に、解説本など読むだけでは理解しにくいものがたくさんありますよね。
これらの理論を自分なりの理解に一定水準到達するのはきっかけが必要だと思います。
自分の1次試験での苦手分野メモを見返したところ、均衡GDP、IS-LM曲線の超過需要・供給、消費者余剰、労働供給曲線・・・が挙げられていて、今でも本当に頭に入りにくいな、と思うくらいです。
これらの理論・問題に対しては、誰かと話するのが有効でした。他人の考え方を気付きにして、自分の解釈を磨く。こうして、理論を身につけていくのと同時に、診断士の勉強仲間を作っていくのもいいと思います。
初回は、だいたい体験談になってしまいましたが、ご参考になれば幸いです。
明日は、「ケイン」さんから2次筆記についてです。どうぞお楽しみに!
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