【1・2次共通】演習問題と過去問の乖離を意識する①
タキプロ絶対合格 2次多年度生向けセミナー
6月15日(土)13:30~16:30 (懇親会17:00~)
こんばんは。日曜夜担当の、あっきー@タキプロ4期生です!
(受験歴はこちら)
GWが終わり1次試験の受験申込受付も始まり、1次試験を受ける方はいよいよ試験が迫ってきたと感じているのではないでしょうか
私が1年目の初学者だったころ、通っていた予備校の講師もGW明けの最初の講義ではテンションが高く受講生以上に気合が入っていて(笑)圧倒されたのを思い出します
前々回のブログで、得点を意識した学習に必要なことのひとつとして、過去問分析を挙げました。今日は過去問についてさらに掘り下げていきたいと思います
前回のブログでも触れましたが、過去問は本試験出題者が作成する唯一の試験対策教材です。(出題者が執筆した関連書籍などありますが直接的な試験対策教材ではないのでここでは割愛します。)
本日は、その「過去問」と予備校の演習問題や市販の問題集との乖離を意識することが、いかに重要かを私の失敗談を交えながら説明してみたいと思います
2010年(勉強1年目)の失敗
当時TACに通学していた私は、経済の養成答練(基本を問う演習問題)で100点、GW後に実施する完成答練(実践的な問題)や公開模試でも80点を超えていました
しかし、本試験では48点この年が異常なほどの難易度で、初めて科目合格基準の弾力化(得点調整で受験者全員に4点加算)というものが行われた年であったことを考慮しても、危うく足切り寸前
同様に中小も、養成答練、完成答練、模試ともに80点超えでしたが、本試験では59点
2011年(勉強2年目)の失敗
TAC公開模試でA判定(科目合格できなかった4科目での受験)でしたが、本試験では6割(240点)に5点ほど足りず、4科目中2科目を落とす(得意の経済も56点で落とす)
全てに共通して言えるのは、予備校の問題に慣れてしまっていて予備校の問題は解けるが本試験問題は解けないということです。演習問題と本試験問題の乖離を意識出来ていなかったのが敗因のひとつでした。
たしかに、1年目の私は、経済・中小の過去問をほとんど解かず、得意科目だと思っていたため答練や模試の復習をさらっとやる程度でした。2年目こそ、過去問を解いていましたが、ただ解いているだけで分析をしていませんでした
3年目、残った企業経営理論と経済は、過去問分析にほとんどの時間を費やし無事1次試験に合格することができました
もっと早くから過去問を解いて分析していれば、初学者のとき養成答練で100点をとった得意科目の経済に3年もかからなかったでしょう
当然ながら、2次試験も模試・演習問題と過去問の乖離を意識することが重要です
自分の体験談ではないですが、TACの2次公開模試で1位をとっても残念な結果に終わる人がいるという話を聞きます
もしかしたら、これも同じ現象なのかもしれないですね。(該当者の中で理由は別にあるという人がいたら申し訳ありません。)
演習問題を解くとき・復習するときは、本試験だったら「与件文にこのような記述はないな~」、「解答の方向性はこっちだろうな~」など考えると良いでしょう
具体的な事例を使っての説明は長くなるので、この続きはまた次回にしたいと思います
では、今週はここまで
・5/19(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H22事例2&1次対策
・5/23(木) 19時~22時 八丁堀区民館 題材:H22事例3&1次対策
*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
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