毎週日曜日は名古屋の日! 紫雲和尚の「CF計算書はパラパラ漫画と思え!」
毎週日曜日は名古屋の日だがね!
ということで、今朝に引き続き紫雲和尚の登場です。日曜日ラスト6時間での悪あがき!いかがお過ごしですか?
さて、前座の話はここまでで、今日のお話。
またタイトルも刺激的です(記事で一番悩むのがタイトルです、このためにキャッチコピーの本2冊読みました)。
そうそ、ゆとり教育受けたいまの若い人でも、いや、ゆとり教育受けた人だからこそ(おいおい、若い人にケンカ売ってます、和尚)、やりましたよね、あの教科書落書き。歴史上の偉人や文豪などの写真に髭やサングラスなどを付け足すの。
・・・
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ちゃうやん・・・・
いや、教科書に描いたパラパラ漫画のコトを言いたいのだけど。
お笑いの鉄拳さんなんかがけっこういいの描いてます。
まさに、CF計算書ってあれなんですよ。あれ、パラパラ漫画。
また和尚がわけのわからんことを言い出しよる、と思われたあなた、もう少し我慢して聞いてください。
BSは一枚の描かれた漫画です。漫画はアニメーションでもない限り、動きません。
「お金をどうやって調達して、どのように運用しているか」
というのを、決算時点の瞬間を写し取ったもの、と考えていただきたい。写メで撮った感じ、とでも言いましょうか。
それが、例えば
在庫※が去年の3月31日は100ありました①。
今年の3月31日は200ありました②。
(※ちと復習ですが、前回の簿記5項目の確認終わってますか? お金を介在させて徹底的に考えてみましたか?在庫は「お金の使った先」をあらわしますから、借方ですね)
さあ、①→②のパラパラ漫画を作ってみましょう。
はい、動きが出ますよね。在庫は+100増えてます。
ここで終わってはダメ!ここで、「キャッシュフロー」という意味を徹底的に考えてみる。
直訳すると、お金の流れ、とでも言いましょうか。すなわち和尚が前回から申し上げていることに繋がると思いませんか?
では、在庫が増えたらお金はどうなります?
在庫は「お金を使った使い道」だから、
在庫が増える
⇔お金は減る
→CF計算書掲載時には▲100、
すなわちお金を100使ったと記載するべし。
ということになるでしょう。
ときに、CF計算書作成時には、プラスとマイナス頭くちゃくちゃになりませんか?
私がこの「お金を介在させる」という考え方を編み出したのは、ひとつはこれをスッキリさせたかったのもあります。
いや、お金を介在させるというのを和尚が編み出したのではなく、実際お金の動きを表したもの、なんですよ、CF計算書って。
あとはね、ご自身で作ってみてください、マトリックス。
資産①が増える②と、お金は減る
①を「負債&資本」
②を「減る」
に置き換えて、4つの組み合わせを考えてみて下さいませ。
続けます!!
PLはもろ、1年間の「儲けた」お金の動きを示している
→ただし、直接的「お金の動き」に関わるところのみピックアップして、CF計算書をつくる。
で、PLでお金の動きを取るところは、間接法で言えば、税前利益、法人税等、減価償却費、くらいが(試験では)お金が動いた、と言うことになります。
減価償却費について言えば、お金が出ていったように見えて、実は出ていってないんだよ、という観点から「調整する=お金が出ていってないので、費用と一旦計上されたのを取り消す」てのが、和尚的な説明てことで。
もう一言、クドイ説明させてくださいませよ。
BSは「こういう感じでお金を使っています」という現在進行形、PLは「こうしてお金を使って儲けました」という過去形、と考えてはいかがでしょう。
だから、BSは
「こうお金を使ってます(現在)」ーA
「こうお金を使ってました(一年前)」ーB
∴AとBの差額が、お金が動いたことになりますよね。
となると、まとめとしてこういうことが言えそうです。
・BSはお金の入と出を表している
・それでパラパラ漫画を作る→差額を取ると動きが出る
・それとPLの一部を集めるとCF計算書が出来ます
えらくくどくど言いましたけど、なんでこんなことを言うかと言えば
財務分析の奥義はBSにあり
だと思うから。味わい尽くすためには、BSを制覇すべし。きっと財務諸表を読むのが楽しくなります。
質問など、是非下さいませ。お待ちしてます。
合掌。
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