私の2次試験対策(まとめ)
みなさん、おはようございます。
マーチャオ@タキプロ5期生です。
先週18日、タキプロ6期生のキックオフミーティングが開催されました。5期生としての活動も残り1か月ほど、自身の1年間のタキプロ活動を振り返りつつ、6期生を応援していきたいと思います。
さて、私がブログを書くのは、本日を含め残り2回となります。
私が試行錯誤しながら学んだことが多かったのは、やはり2次試験ですので、今日は「私の2次試験対策」というテーマで、自身の2次試験対策を振り返り、まとめたいと思います。
1次試験対策と比べ、2次試験対策は何をどう勉強したらよいのか、最初は本当に分かりませんでした。(分かろうとするための情報収集を怠っていたというのが正しいかもしれません)1回目の2次試験は、勉強方法も解答プロセス定まらないままに迎えてしまいました。
2回目の2次試験に向けては、受験校の講師や勉強仲間に教えてもらいながら、勉強方法を確立し、最後にはなんとか、自分なりにできることはやった、という気持ちで本試験を迎えることができました。
自身の2次試験対策をまとめると、以下の3点に集約できます。
1. 解答プロセスを確立させ、ブラッシュアップをはかる
2. 事例を解き、PDCAサイクルをまわす
3. 書く練習をする
それぞれについてお伝えします。
(時期を記載している箇所がありますが、私が2次試験対策のみに専念していた年のスケジュール感です)
1. 解答プロセスを確立させ、ブラッシュアップをはかる
4月末の受験校の模試までにおおよその解答プロセスを固めることを目標とし、過去問を使い、プロセスを繰り返し練習しました。
また、それ以降も、ブラッシュアップを続けました。
ブラッシュアップの過程では、例えば以下のようなことがありました。
・マーキングが見にくく見落としていることが多いため、ペンの色や太さを変更。
・始めのうちはマーキング項目を多めに設定。最終的には自身にとって本当に必要なもののみに絞り込み。
・時間配分:苦手なプロセス(書くこと)に少しでも多めに時間を割けるように調整。
最終的に確立したプロセスはこちらです。
2. 事例を解き、PDCAサイクルをまわす
受験校の演習問題や過去問を以下のような流れで進めていました。
■ 課題を設定する。
例:与件本文の使い漏れをなくす
(各段落がいずれかの設問に関連することを意識する)
■ 事例を解く
■ 課題を達成できたか、振り返る。自身のプロセス全体を振り返る。
良かったところ…どうしたら今後安定的にその方法をとれるか
うまく対応できなかったところ…改善するためにどのようなアクションをとったらよいか
特に、初見の問題を解いた時には、これらの振り返りをノートに残し、電車の中などで見るようにしていました。
■ 良かったところを定着させる/問題点を改善するためのアクションをとる
<アクションの例>
①事例Ⅳ:経営分析の記述対策
一般的には得点源とされる経営分析の問題(記述)で失点していることが多かったため、経営分析の部分のみ(平成13年~平成24年度の過去問)を集中的に解き、各経営指標ごとに、どういった原因・問題点・改善策がこれまで取り上げられているか、受験校の解答を参考にエクセルに整理してみました。こうすることで、問題の傾向(どのようなことを問われることが多いか)が確認できました。
②事例Ⅳ:記述対策
過去問や受験校の演習問題で出題された記述問題の解答ポイントをテーマごとにエクセルに入力してみました。例えば、「為替予約・オプション」や「キャッシュフロー計算書」に関する問題は良く出てきましたが、問われていることは大きくは変わらないことが改めて分かりました。
③事例Ⅳ:ミス一覧の作成
似たようなミスを繰り返していることに気づき、起こしたミスとその回避方法をまとめました。試験直前には、これまでのミスをざっと見て、ミスを避けるための手順をとるよう確認しました。
ご参考記事はこちら。
④事例Ⅰ~Ⅲ:使いやすい言い回し、表現の抽出
語彙力が乏しい…と感じたため、勉強仲間の答案や受験校の解答等から自分も使いたい表現をエクセルに入力し、すきま時間に見るようにしました。徐々に自身の解答でも使えるようになりました。
特にアクションの部分は、自身の苦手克服のためにどういったことをしたら効果的か考え実行できると良いと思います。
3. 書く練習をする
会社の昼休みを利用し、書く練習をしていました。
使用した題材は過去問です。
前日夜に、解答を書き始めるまでのプロセス(「設問文を読む」「与件本文を読む」「与件本文と設問を紐づける」)を実施し、その事例から1問を選んで書くというサイクルが多かったです。
80分を確保しようとすると、なかなか難しいのですが、分けて行うことで、無理なく継続してできました。
また、書き終わったら、以下のような観点から確認して書き直したり、字数を減らして書いてみたりということを行っていました。
<チェックの観点>
・伝わりやすい文章になっているか。
・与件本文の表現を適切に使っているか。
・必要な要素が入っているか。
・多面的な解答になっているか。
<字数を減らして書く>
例:100字の設問であれば、80字で書いてみる。
→盛り込む優先順位を考える、冗長な表現をなくす
この書く練習によって、字数感覚を身に付けることもできました。
なお、書くことが苦手な方は、こちらの記事もぜひお読みください。
長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでも参考になりましたら嬉しいです。
最終回となる2/22には、自身の受験生時代そしてタキプロでの1年間を振り返り、みなさんへのメッセージをお送りしたいと思います。
2/1~2/7は合格体験記、2/8~2/20はゲストブログとなります。
どうぞお楽しみに!
合格体験記の募集
合格された皆様の体験は受験生の方々にとって大変貴重な情報となります。ノウハウの伝授、執筆業務の第一歩として、どうかご協力をお願いいたします!
■内容
構成・内容等全て自由ですが、以下のような切り口から整理していただくと書きやすいかと思います。
・自己紹介(仕事、診断士を目指した理由など)
※ハンドルネームもご記入ください。
・受験歴
・勉強方法(通学/通信/独学、工夫したこと、苦労したこととその対応など)
・敗因(不合格だったときのこと)
・勝因(合格につながったと思う取り組みなど)
・受験生へのメッセージ
ご参考:これまでの合格体験記
2014/1/20~1/30の記事が今回お願いする記事のイメージです。
http://www.takipro.com/category/jyukenseikatsu/goukakutaikenki/page/3/
■ボリューム:1,000字程度(目安です)
■原稿の形式・提出方法:
Wordまたはtxtファイルで、takipro2010@gmail.com までお送りください。
■締切:2015年1月25日(日)
■タキプロブログへの掲載:
いただいた原稿は、2月上旬にタキプロブログに掲載させていただく予定です。
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