毎週日曜日は名古屋の日!!『まったく2次試験対策やってなかったけど、人並みに解答がかけるようになるノウハウPART2!!フレームワークで自分の【型】を作る!!』byぱーくん
皆さんこんばんは!!ぱーくん@タキプロ名古屋6期です。
先週は模擬試験などもあったようですが、皆さん段々と、2次試験の『書く』という作業に慣れてきた頃でしょうか。私は、独学で試行錯誤を進めながら、『どうやったら、マス目を時間以内に埋めることが出来んのよ』と、悶々としていたことを思い出します。皆さんの中にも『あと1か月と少し、こんなんで間に合うのか!?』と焦ってきた方もいらっしゃるかもしれません。
そんなあなたの為に、前回から3回シリーズでお届けする『まったく2次試験対策やってなかったけど、人並みに解答がかけるようになるノウハウ』。
第2回目は『フレームワークで自分の【型】を作る』と題し、どのように『80分以内に』『それらしい内容で』解答欄を埋めていくのか、私なりに考えた『やり方』をご紹介していきたいと思います。
【型を作ることの大切さ】
合格する人たちは、過去問をガンガン解いているらしいとの情報を得た私は、『よし、1日1事例は解いて、解き方をマスターするぞ』と意気込んだものの、初めて接する与件文から、答えのポイントを抜き出し、解りやすい日本語でマスを埋めていくという作業はとても難しく、『時間以内に解くなんてとても無理』とネガティブな思いがむくむくと湧き上がってきました。
一次試験の時に『経済』に感じたもやもや感と同じような思いです。
ここは、経済攻略にもお世話になった『図書館先生』にすがるしかない!!こう思った私は、ハマグリ市の大きな大きな図書館にはせ参じたのでありました。
『突然わかりやすい文章が書ける方法』とか言った本がないかな、と書棚をウロウロすること数10分。ありましたよ目当ての本が。
その名も『ロジカルシンキング』(照屋華子・岡田恵子 共著 東洋経済新報社)です!!
この本によると、①MECE、②Why So/So Whatという『論理的に思考を整理する技術』と③並列型④解説型という『論理的に構成する技術』が論理的なコミュニケーションの土台となるとのことでした。
この中でも、私が2次試験に役立つ概念だなと感じたのは、①のMECE(ミッシー)です。
MECEという言葉は、皆さんも聞いたことがあるかもしれませんが、『モれなくダブりなく』といった考え方で、ロジカルシンキングの基本中の基本となる概念です。この概念をマスターすれば、かなりの割合で論点はずしがなくなるのではないかと感じた私は『よし、これからはMECEを意識して解答をかいてみよう!!』と、『MECE感を感じさせる解答の作成』に意識的に取り組むことにしました。
こうして『MECE感を出す』という【型】を獲得したことで、文章を書くハードルが格段に下がったように感じたものの、まだ満足いく解答をかくことが出来ませんでした。解答がどうもうまくMECEにならなかったからです。
新たな課題は『どうやったらMECE感が出せるのか』ということになりました。
【MECE感を出すにはフレームワーク】
ロジカルシンキングの本をよく読んでみると『MECEには切り口が重要で、『3C/4C』や『4P』なんかも知っておくと便利ですよ。』と書いてありました。なんと、1次試験で学習したマーケティングのフレームワークがMECEと関係していたとは…。目から鱗です。
ということは、事例Ⅲでは、QCDとかECRSとかもつかえるんじゃないか!?こう気付いた私は、『ビジネスフレームワーク』(堀 公俊 著 日本経済新聞出版社)という本を購入し、事例Ⅰ~Ⅲで使えそうな切り口を確認しながら問題を解くというスタイルで学習を進めていきました。
この本の特徴は、各フレームワークを『Ⅰ戦略立案、Ⅱマーケティング、Ⅲ問題解決、Ⅳマネジメント、Ⅴ組織開発』とカテゴリー分けしてあるところです。そのため、事例毎に使うべきフレームワークがわかりやすくとても重宝しました。
『ロジカルシンキング』『フレームワーク』という2つの大きな武器を得た私は何とか、80分以内に解答の方向性を出すことが出来るようになりました。
【論点の数は文字数で決まると考えてみる】
2つの武器で、何とか時間内に答えの方向性は導き出せるようになったものの、最後の最後、うまく解答用紙に『ハマらない…』。
どうしたものかと考えていた私はふと『どうやって文字数って決めてんのかな???』疑問に思いました。
過去問を眺めてみると一番少ない文字数は30文字程度なので、『一つの論点に30文字くらい費やすということなのかな???』と感じた私は、少々乱暴ですが『一つの論点は30文字以内で書く』と決め、過去問に取り組んでいくこととしました
『ロジカルシンキング』で論理的に考え、『フレームワーク』で論点を絞り、『一文30文字で書く』。
ようやく、なんとなくの『解答メソッド』完成しました。
このメソッドが、皆さんに合うか合わないかはわかりませんが、このように『自分で作り上げたメソッドがあれば、試験中あたふたする局面があっても自分に自信をもって対処することが出来る』と思います。
皆さんは、1次試験の荒波を見事突破された精鋭です。ご紹介したビジネスフレームワークも、十分にインプットされていると思います。
あとは、持っている知識を、どううまくアウトプットできるか。それが成否の分かれ目なのだと思っています。
皆さんも、『いざというときに自信が持てる解答の【型】』ぜひ手に入れてくださいね。
次回は早くも『まったく2次試験対策やってなかったけど、人並みに解答がかけるようになるノウハウ』最終回。『ぱーくん流 事例Ⅳ攻略法』をお届けします。
『トワイライトファイナンシャルアワー』に負けず語っちゃいますよ!!
それでは、2次試験まであと1か月とすこし、最後の戦いに向け、張り切っていきましょう!!
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先日教えていただいた通り、記載にある2冊の本を購入してみました。
そこでひとつ質問なのですが、事例の問題でビジネスフレームワークにすっと当てはまるものと、どう当てはまるか判断がつかないものとあります。当てはまらない場合はどのように処理しましたか?何かを強引に当てはめるか、それに近いようなフレームを自分で考えるかのような気がするのですが。
M様 コメントありがとうございます。返信が遅れ申し訳ありません。
フレームワークがすっと当てはまらないケースもあると思いますが、私は、事例毎にある程度『定番のフレームワーク』を用意して対処していました。
事例Ⅰであれば、動機付け理論、事例Ⅱであれば、アンゾフの成長マトリクスや、5フォース、3C、事例ⅢであればQCDやPDCAなど。
あと、全般的な外部環境の問題であればPEST分析や人・物・金のフレームで考えるといったところでしょうか。
フレームワークについても、万能ではないと思いますので、思いつかないようであれば、時間との兼ね合いで、フレームにこだわらず解答を進めたほうが、全体として怪我が少ないケースもあると思います。
あまり、こだわりすぎずに対処されればよいかと思います。
残り2週間となりましたが、ここからの事例演習でまだまだ伸びます!!
悔いのない2次試験を迎えられることを期待しています。
ぱーくん