二次試験は書く力がないと受からない/みさっち
おはようございます。みさっち@タキプロ9期です。
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さて、みなさんは今どんな時期なのでしょう。
私の昨年の4月は、一次試験の勉強をしなければ… とかなり焦って、問題集を買いに行った頃です。
そんなレベルですから、もちろんこの時期に二次試験のことなど、 微塵も頭になく、何もやってませんでした。
でも、合格した今だからこそ思うこと。
二次試験は、書く力がないと受からない!
知識は必要です。
読解力も必要です。
二次試験の過去問の本には模範解答と解説が載っていて知識と読解の 仕方はわかりますが、書き方は教えてくれません。
私は過去に、文章を書く必要のあるプロジェクトマネージャー試験を受けましたが、 診断士の二次試験はそれよりも書くことが難しかったです。
なぜか?
診断士の二次試験は文字数が少ないからです。
日本語はだらだらと書く方が書きやすいです。
一方、短く要点をまとめるのはコツがいります。
なので、診断士の二次試験は読解して解答がわかっても、 短くまとめられないと解答が書けません。
しかも、 そのスキルは一次試験終わってから身に付けようと思ってもとても大変です。
多くの人は、過去問を解きながら、事例の読みこみや整理、 問題点の洗出し、 解決策の立案という読解力や知識を生かすことに手一杯だからです 。
なので、まだ時間がある今だからこそ、「書くこと」 について気にするといいのです。
私は仕事で、日々、資料やマニュアル等を書いてます。
その経験を元に、自分が二次試験の勉強中、 簡潔に纏めるときに気にしていた点を3つにまとめました。
そして、これらの基礎がなければ二次試験を一回で突破できなかったと思います。
普段あまり文章を書くことのない人は、 ぜひ文章を書くときに気を付ける癖をつけると、 二次試験の勉強に役立つと思います。
特に独学の場合は、人にみてもらえないからこそ、早めに気にした方がいいですよ。
①文章が長すぎませんか?
だいたい1文で100文字くらいが目安です。
それ以上の文章は、おそらく2つの文章が繋がっていたり、 不要な言い回しが入っています。
不要な言い回しとは、例えばこのような文章です。
彼が言っていたようにやる方がよいと考える。
ほぼ同じ意味で短くするとこうなります。
彼が言った通りにやるべきだ。
文字数少なく、 同じことを言えるならそれにこしたことはありませんよね。
②主語の入れ替わりはありませんか?
例えばこんな文章があります。
紙に名前を記入したら、参加券を渡しますので、 このくじ引きに参加できます。
この文章の登場人物を明確にするとこうなります。
(あなたが)紙に名前を記入したら、(私が)参加券を( あなたに)渡しますので、(あなたは)このくじ引きに参加できます。
主語が途中で変わっているのです。
文章を縮めて繋げると、色々省略するために、 起こりやすくなります。
場合によっては意図が通じず、減点されるかもしれません。
ご注意を!
③形容詞が修飾する単語は明確ですか?
例えばこんな文章があります。
とても素敵な大きな赤いカバンを持った女性が座っている。
とても素敵な大きな赤いカバン?
とても素敵な女性?
とても大きくて赤い素敵なカバンを持った女性が座っている。
大きな赤いカバンを持った、とても素敵な女性が座っている。
簡単な文章だとそもそも起こりませんが、二次試験の解答を書くときには、短い時間に
ちなみに、これは私もよく陥ってました。