初めまして~事例問題はストーリーの把握から~
初めまして! タキプロ4期生として今週から月曜日のブログを担当する「はっしー」です。宜しくお願いします!
まずは自己紹介。私は経済学部を卒業後、金融業界(銀行)を経て、通信業界へ。会社員生活30年のナイスミドル(!)です。
海外勤務も12年余り経験しました。
得意分野は会計、ファイナンス、経営法務、不得意分野(土地勘の薄い分野)は運営管理です。
受験歴は、H21年から勉強を始めH21、22、23と3年かけて一次合格、二次はH23不合格、H24合格という経歴です。振り返ると、一次合格までは独学で空き時間に片手間に勉強し、何となくパスしてきたような甘さがありました。ところがH23に二次に失敗して(BBAB:総合B)あとがなくなったのを機に、二次不合格の原因をじっくり考え、10月までの計画を練り、勉強会にも入って仲間作りをしながら、勉強のやり方を変えたのが合格できた理由だと思います。
一次までは何とかなるが二次突破の実力をどうつけたらいいか良く分からない(特に一つの決まった答えのない事例Ⅰ~Ⅲ)、手ごたえが中々掴めない、という方は1年前の私と一緒です。今から十分に変われるので自信をもってやっていきましょう。私が何をやってきたかを振り返りながら、学んだこと、気付いたことをお伝えすることで、皆さんのお役に立てればと思っています。かけた労力の大きさから、二次対策を書くことが多くなるかもしれませんが、一次対策もなるべく織り交ぜるつもりです。
さて、今月は「基礎力をつける」というテーマで各メンバーとも取組む予定なので、私からはまず事例問題対応の基礎力をつけた方法をご紹介します。
皆さんも必ず二次試験の過去問に取組まれると思いますが、最後は模範解答を見て解答パターンを暗記し、分かった気になっていませんか?
私はH13年から過去問11年分をやりましたが、1回転目(1月~5月末)は80分の時間を気にせず、解答を書き始める前に必ず、
①これまでの事例企業の姿
②今後の方向性、あるべき姿(ドメイン再定義)
③「強み」と「機会」
④あるべき姿になるために解決すべき課題
の4つをメモ書きする習慣をつけるようにしました。この作業によって事例のストーリーが浮かび上がってくるからです。
具体的には、
「これまでA社はxxを強みに成長してきたが、経営環境が変わって、△△の課題が生じたため、それを解決して新たに○○の方向に向かう」
というような。大事なのはこの中の「方向性」と「課題」を常に意識して設問に解答する事なのですが、話し出すと長くなるのでまた別の機会に。
まず解答を書き出す前に①~④を面倒がらずにやる習慣をつけて、そのスピードを少しずつあげる訓練をしてください。ストーリーを把握して事例の正しい方向性を掴めるようになれば、大外しはしなくなりますよ。一度お試しを!
それでは、また来週!
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タキプロ勉強会のお知らせ
【3月の予定(東京)】
・3/ 3(日) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H24事例2
・3/14(木) 19時~22時頃 八丁堀区民館 題材:H24事例3
・3/31(日) 9時半~12時 八丁堀区民館 題材:未定(H24事例4&1次よろず)
*題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
【2月の予定(名古屋)】
日時 :2月23日(土)13:00~
会場 :広小路キッチンマツヤ(名古屋市中区錦1-20-22 広小路YMDビル)
定員 :20名
内容 :2次試験 解法について(事例Ⅱを中心に)
参加費:無料
対象者 :中小企業診断士を目指す人
※なるべく事前に今年度の試験問題(酒造メーカーB社)を解いてきて下さい。
※勉強会のあとには懇親会も予定しております!
参加申込ページはこちら
【名古屋勉強会 お問い合せ先】
ryu_exlay@yahoo.co.jp
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