中小企業診断士 目指せストレート合格!二次直前期の過ごし方/さとり
こんにちは。タキプロ10期東京のさとりです。
※自己紹介の記事はこちら
いよいよ令和元年度中小企業診断士二次筆記試験が行われる10月20日まで残り11日となりました。
初学ストレート合格を目指す方は特に、これまでにない緊張やプレッシャーを感じているのではないでしょうか。
ここまで来たからにはやるしかありません。結果に関係なく最後までやりきるつもりで、ぜひ試験本番に挑んでください。
今回は、私が直前期に行ったこと、二次筆記試験本番当日、二次筆記試験終了後について書きたいと思います。
直前期(本番2週間前~)
自主模擬試験の実施(本番15日前)
受験校で販売していた「ファイナル演習」に申し込み、問題と解答を入手。受験校の同クラスの仲間数人と自習室に集まり、二次筆記試験の時間割通りに図って自主模擬試験を行いました。
ポイントは、本番により近い環境で行うこと。そのために、
- 周りに人がいる環境で行う
- 本番と同じタイムスケジュールで行う
- 初見問題を解く
ということです。
自主模擬試験を行いシミュレーションしておくことで、持ち物に過不足はないか、休み時間はどう過ごすか、昼食はどうするか、すべての事例を終えるまで集中力の持続具合はどうか、など事前に試しておくことでここから自分自身の行動を調整することができます。
自主模擬試験終了後は、予約しておいた貸会議室に即時移り、ヘロヘロになりながら仲間と集まって、自分以外の解答の採点を行って意見交換会を行いました。
勉強仲間と一緒に自主模擬試験を行うことのメリットは、対策の仕方や不安な思いを共有したり、またお互いを励ましあえることですが、自分ひとりであっても自主模擬試験を行うメリットは大きいと思いますので、まだ行っていない場合、時間が取れる方はぜひお試しください。
会場の下見(1週間前)
受験票が届き自分が受験する試験会場が分かるのが、だいたい10日くらい前だったと記憶しています。
私は試験会場が、今まで行ったことのない場所だったので、試験本番のちょうど1週間前に試験会場に行ってみることにしました。
※ちなみに、試験会場は「東京理科大学葛飾キャンパス」でした。
下見に行ってよかったことは、
- 試験当日迷わずに行ける
- 試験当日の朝出発する時間などスケジュールが立てやすい
- 一回行っておくだけで親近感がわき心に余裕ができる
というところでしょうか。
「わざわざ下見に行く時間があるなら勉強するよ」という考えもありますが、私の場合はちょうど良いリフレッシュにもなり、また会場を見たことで「絶対に合格するぞ」という意気込みにも繋がり、良かったと思っています。
※ただし、会場建物の中の下見は禁止ですので、くれぐれもご注意ください。
持ち物の最終チェック(1週間前~)
「予備のシャーペンの芯」や、「予備の消しゴム」など消耗品や不測の事態(消しゴム落とした!など)に備えた準備を行いました。
一次試験も同じですが会場によっては時計が設置されていないという話しや、試験当日に腕時計が壊れたという不運な話しを聞いたため、私は「予備の腕時計」も準備しました。
※自宅にちょうど良い予備の腕時計が無かったので、いわゆる「チプカシ」(チープカシオ)を購入しました。(写真)
価格は確か1,000~2,000円くらいだったと記憶しています。
二次筆記試験本番(前日~当日)
前日の睡眠時間を確保
私は睡眠は重要だと考えています。
睡眠は気持ちや体の疲れをとることができ、また眠ることで脳に記憶された情報が整理され、必要な情報が引き出しやすくなるということを、中小企業診断士の試験勉強を通じて体感しました。
ですので、ぜひ前日の夜はできるだけ早めに床に就くことをお勧めします。
スマートフォンの発するブルーライトが目を覚ますという話しを聞いたことがあります。就寝予定時間の2時間前以降はスマホは見ない方がよいでしょう。
スマホ依存の方も、試験前日くらいはガマン。これも試験合格のためです。
・・・とは言え、試験前日ともなると緊張でなかなか眠れないものです。
以前の記事の中でも何度かご紹介しましたが、私は勉強の合間に10分の睡眠を挟むなど、短時間の睡眠を日中に入れることで大分リフレッシュすることができました。
ということで、長時間眠れなくてもおそらく大丈夫。
横になっていれば体は休まり、なかなか眠れなかったとしても少しでも眠ることができれば全く寝ないよりは疲れは取れるはずです。
試験当日
忘れ物が無いか最終確認して、遅刻しないように余裕をもって出発しましょう。
会場に着くと入り口付近に、受験校の講師の方やタキプロも含めた受験支援団体の方など、受験生の応援に駆けつけてきてくれた方々が見受けられます。
私は、通っていた受験校の講師の先生にお会いできましたので、握手で励ましていただきました。
会場に入り自分の席に着いたら、あとは試験官の指示に従い、落ち着いて試験に挑みましょう。
私は試験開始10分前になったら、「5分寝る」をルーティーンにしていました。
頭をシャットダウン、再起動することでスタートダッシュが切れるようになるイメージです。※よろしければお試しください。
80分が終わるごとに「できた」「できなかった」「これはどうなんだ?」といった、出来不出来に関する感覚が残りますが、仮にできなかったとしてもすぐに次に気持ちを切り替えましょう。
私の場合、事例Ⅰは「まぁできた」という感覚があったものの、事例Ⅱが終わった後はコケた感覚が強く、危うく気持ちが落ち込みかけましたが、とりあえず忘れて直ぐに事例Ⅲの頭に切り替えました。
ちなみに事例Ⅲは「これはどうなんだ?」という感覚でした。
最後の事例Ⅳに至っては、終了15分前の時点で論述問題の空白が多数あり、血の気が引く感覚を覚えるものの、手を震わせながらなんとか食い下がって空白を埋めました。
終了後は「死んだ」という感覚で終わりましたが、ヘロヘロの状態で落ち込む気力も無く、とりあえず全てを忘れて帰宅しました。
※それだけに、後の合格発表で自分の受験番号を見つけたときは、驚きしかありませんでした。
試験当日、基本は自分のいつもの型を崩さず、自然を保つイメージでいきましょう。
また、最後まであきらめず食い下がる姿勢も大事であると、結果的に実感しました。
最後に
二次筆記試験本番まで、今日を入れて残り11日。
試験前の、私が書く記事もこれで最後になりました。
試験本番が近づくにつれ不安も感じるかと思いますが、うまく行った時のことをイメージし、これまで勉強してきた自分を信じて、ぜひ最後まであきらめず走り切ってください。
ゴールは間近です。私たちはあなたのことを応援しています。
明日はいいぜんさんです。
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