事例Ⅲの点数が伸びない人に読んでほしい本 by いしーちゃん
こんにちは!
めざせ独学合格!いしーちゃん@タキプロ11期です!
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お盆休みはいかがお過ごしでしょうか。
体調に気をつけて、二次試験の勉強頑張りましょう!
今日は事例Ⅲ対策に役に立つ本の紹介をします!
事例Ⅲは「生産・技術」に関する問題です。
出題される企業のほとんどは、工場を抱える製造業。
メーカーで仕事をしている方や、工場見学が趣味だという方は想像しやすい事例だと思います。
一方で、事務方の仕事をしていたり文系一辺倒の方はイメージがわかずに教科書の暗記で乗り切ろうとしてしまうのではないでしょうか。
今回は、そんな方に向けてオススメの本を紹介します。
1,「ザ・ゴール コミック版」
この本の原書は1984年にアメリカで出版されました。工場における生産管理について書かれています。
アメリカで本が出版された当時はまだ日本の製造業が世界でトップを走っていた時代。
「これが日本で出版されると日本の製造業が伸びすぎて貿易均衡が崩れてしまう!」という著者の意向で、2001年まで翻訳出版が禁じられていたといういわくつきの本です。
この本はストーリー調になっていて、一つの工場で発生している問題を、物理学の教授の助けを借りながら解決していく話。
しかし教授が工場の問題点を指摘して改善していくのではなく、工場で働く人々が自ら課題を発見し解決していきます。
主人公が「ボトルネック」の正体をハイキング中に発見する話など、純粋な読み物としても楽しめます。
事例Ⅲの問題では、工場で生産性を上げる障壁となるボトルネックや仕掛り品の滞留などが問題点として挙げられることが多いです。
その問題点が腹落ちすることで、実際の問題を解く際にも頭で場面を想像しながら解答することができます。
「従業員が手を休めることなく常に作業している工場は、非常に非効率である」
この言葉に「ん?」と違和感を感じた人はぜひ読んでみてください!
2,[ポイント図解]生産管理の基本が面白いほどわかる本
おすすめポイントとして、著者が中小企業診断士です!
それだけで診断士試験に役に立ちそうな気がしませんか。
この本は生産管理の基本について要点を絞って学ぶことができます。
見開きで右の1ページが文章、左の1ページが図や表で解説がされているので、まず図のページを見てから文章を読めば、一瞬で理解ができます。
こちらは物語調ではなく、テキストのようにテーマを一つずつ解説してくれる本です。
絵や図もシンプルで分かりやすく無駄がないので、1次試験の学習で暗記した内容を理解するのに役立ちます。
暗記から理解に進まないと2次試験では役に立たないので、ぜひイメージが頭で湧くようになるまで読んでみてください。
まとめ
今回は事例Ⅲの理解に役立つ2冊の本を紹介しました。
事例Ⅲは製造業のイメージをつかめないと得点が取れない科目です。
言葉で覚えるのではなく、イメージを掴んで問題点を想像できるようになることを目指しましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます!
次回は、「ガク」さんです。お楽しみに!
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