もしも2次筆記試験を通過できたなら、その後は…。
おはようございます、臨時投稿のげっち@タキプロです。
2次試験も終わって、物思いにふけるころだと思いますが、受験生の方から「筆記試験をもし通過できた場合は、その後はどんな感じになるのでしょう?」という質問を受けました。試験の結果に思い悩むだけでなく、あえて前向きに自分が進むべき道を考えてみるのも、1つのあり方かもしれません。
そこで今日は、もし筆記試験を無事通過できた場合、その後に何が起きるか…について、お知らせしようかと思います。
まず、12月の筆記試験発表日合格が分かった瞬間は、何が起きたのか意味が分からず、何度も読み返してみたり、あちこちに連絡取ったり、とにかくパニック状態になります。
しばらくして落ち着いてくると、最初にまず、予備校などが主催する口述試験模擬面接に申し込みます。口述試験までは筆記試験発表から9日間しかありません。大半の受験生がまさか自分が合格するはずはないと思い込んでいるため、合格が分かった瞬間に真っ青になります。
ただし、予備校の模擬面接はすぐに埋まってしまいます。結果が不安で、webの結果発表ではなく、郵送通知の到着まで何日か待っていた方は、満員で申し込めなくなるかもしれません…。(そんな皆さんのために、タキプロ関東では、模擬面接セミナーを開催予定です。ご期待を)
そして、ドキドキで迎える口述試験を終えれば、慌ただしく年末を迎えて、年明けすぐに2次試験合格発表があります。人によっては、この前後から、合格体験談執筆の依頼や、予備校への合格体験談コメントの登録等々に追われることになります。2次最終合格が発表になった翌週は、すぐ予備校の祝賀会や502教室キックオフ等々、連日イベントが開催されます。早いところでは、この時期から試験合格者が参加できる診断士の研究会などもあります。
そうこうしているうちに、今度は実務補習の申し込みが既に始まっているので、15日間コースを選択して4月登録を目指すか、5日間コースで取りあえず1コマだけ取り組むか判断が迫られます。15日間コースの場合、平日有休を2~3月で7日間は取らないといけないため、職場との調整も必要になります。
そうして息つく間もなく3月を終え、4月に入ると、東京の場合は、診断協会東京支部主催の「スプリングフォーラム」というイベントが開かれます(今年は震災の影響で中止になり10月29日に秋大会が開催されました)。1000人前後の診断士が集まるイベントで、研究会や同好会のブースがたくさん出て、活動紹介とともに新人勧誘が行われます。
ここで幾つかの研究会や同好会に顔を出すことを決めると早くもゴールデンウィークという感じ。
つまり12月9日に筆記試験を通過できた場合には、あっという間にゴールデンウィークまで半年間、ひたすら突っ走る感じになります。
考えてみると、2次試験終了後の1カ月あまりの日々は、「この資格は自分にとってどんな意味があるのか」「自分は診断士になって何をしたいのか」「最初の1年目はどんな活動をしたいか…」。そういうことをじっくり考える貴重な時間なのかもしれません。
これは12月9日の結果がどちらに転んだとしても、次のステップに進む上で、非常に有意義な時間だと思います。苦しい日々、悩ましい日々だとは思いますが、これも新たな診断士が誕生するまでの産みの苦しみなのです…。
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