【タキプロ関西9期合格体験記】「とも」さんの場合
こんにちは、トッティ@二代目です。
本日は関西在住ともさんの合格体験記をご紹介します。家事・育児・仕事をこなしながら、時間を捻出されて見事合格されました。限られた時間の中でも、基本的なテキストなどを着実にこなされているので、やはりこういったスタンダードで地道な取組が合格につながるんだな、という参考になるはず。ではどうぞ!
=======合格体験記 ここから=======
【自己紹介】
HNとも 40代 女性 京都在住
はじめまして、ともと申します。2年近くかかりましたが、2017年に無事合格できました。
診断士を目指した理由は、当時往復で3時間近くかかっていた通勤時間を有効活用したかったことと、会社の看板から離れても活動できるようになりたかったことなどです。
<受験歴> 一次 1回(2016年合格)、二次 2回(2017年合格)
【勉強方法】
2016年1月から勉強を始め、そのときに決めたことは、「仕事、育児、家事に支障をきたさない」でした。旦那が単身赴任中で、小学校低学年の子供を抱えそうせざるを得なかっただけですが。
勉強は当初は通勤時間のみ、2か月後に通勤30分の事務所に転勤できたので、それ以降は朝5時に起き、子供が起きてくるまでの最大1時間半を勉強にあてました。土日も直前期もほぼ変わらずこのペースでした。勉強時間が少ないような気はしていましたが、自分の捻出できる精いっぱいなので、これで合格できなかったら仕方ない、と開き直っていました。
<一次試験>
通勤講座という通信教育を受講しました。通勤講座は6割とれたらよい、というコンセプトなので、おそらく他の受験機関に比べて内容が少なく、その分効率的に学習できたと思います。また経済学初学者だったので、「マンガ+講義でよくわかる経済学超入門」(小暮太一 東京経済新報社)が役にたちました。初学者の方はマンガ系がおすすめです。とりあえずとっつきやすくなるので。他はスピード問題集や、過去問、イケカコといった定番をこなしただけで精一杯でしたが、なんとか1回で合格することができました。
<二次試験>
一次勉強中には二次のことまで考える余裕がなく、「経営と運営管理、財務は二次でも使うらしい」ということしか知りませんでした。一次の合格が分かった後、二次対策を調べて愕然としたことをよく覚えています。私にとって一次も富士山級に高い山だったのに、それを乗り越えたと思ったらさらに高いエベレストが控えていた、という気分でした。
通勤講座にも二次対策はありましたが「ロジックマップ」という答えを導く論理の流れの表がついていただけでとても役に立たなさそうだったので、とりあえずTACの二次対策通信講座を受講しました。とはいえ2か月しかなくTACの答練と過去問8年分くらいこなすので精一杯でした。結果はABCBで不合格でした。
2017年1月に再チャレンジしようと決め、色々な方の合格体験記を読みあさり「解答手順」なるものを確立しようと決めました。以下二次対策2年目でやったことを書きます。
- 通信講座
再びTACの二次対策通信講座を申し込みました。10か月はやはり長いので、完全独学よりペースメーカーがわりに何かあった方がよいと思ったからです。
- 解答手順の確立
与件を設問ごとに切り分けたり、切り口や解答骨子を作成する、過去問の解答例を写すなどとにかく自分なりのスタイルを作るため試行錯誤しました。
- タキプロWeb勉強会
リアルの勉強会は家を空けられず無理なので、タキプロのフェイスブック上での勉強会に参加しました。過去問の答案を投稿するのですが、丁寧なアドバイスをいただき、また他の人の答案を見ることでずいぶんいろんな気づきが得られました。地方在住や私のように家庭の事情で家を空けにくい人にもweb勉強会はおすすめです。
- 財務対策
財務が苦手なので二次対策は財務を重視しました。過去問、イカケコの他TAC簿記1級問題集(簿記の問題集 日商1級 3直接現価・意思決定会計編TAC/出版 これが一番診断士試験の出題範囲に近かったです。)も繰り返しやりました。
【試験時のエピソード】
重要なプレゼンの前日などはきまって眠れなくなる小心者なので、嫌な予感はしていました。案の定一次試験の前日も2回の二次試験の前日も、あげくに口述試験の前日まで眠れませんでした。。。試験当日は寝不足でふらふらになりながら、ドリンク剤と蒸気アイマスクを友に気合で乗り切りました。ちなみに蒸気アイマスクはおすすめで、目を休めるというのは思っていた以上に疲労回復効果があります。
【敗因と勝因】
1年目の二次敗因はやはり準備(時間)不足だったと思います。2年目に解答骨子の確立に向けて試行錯誤し、最終的に自分なりの解答手順ができたのが勝因だったと思います。と言っても特別なことはやっておらず、「問題文を読む→切り口、制約条件の確認→SWOTチェックしながら与件を読む→各設問ごとに与件の切り分け→全設問の解答骨子を作る」までで大体40分くらい、残り40分くらいで各設問の解答を書いていく、というのが私の手順でした。
似たようなことは一年目の二次対策からやっていたのですが、完全に身につくには繰り返しの練習が必要だったのだと思います。2年目対策をするにあたり色々な方の合格体験記を読みあさり、なんとか「効果的な解答手順・ノウハウ」をみつけようとしたけれど、結局は試行錯誤して、自分で時間かけてものにするしかないと今では思います。
【受験される方へのメッセージ】
特に二次対策は筋力トレーニングに似ていると思います。日々トレーニングすることで結果はすぐには出ないし、本当に学習効果があがっているのかさっぱりわからなくなりますが、それでも実力は確実についていきます。あきらめないでがんばってください。
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いかがでしたでしょうか。旦那さんの単身赴任で子育てや家事がお一人にのしかかる中、仕事とのバランスも取りながら時間のやりくりをされ、2年という短期間で合格されたのには、頭が下がります。
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診断士に合格後は、当然ながら今まで以上に忙しい毎日が待っています。受験生時代の細切れ時間の活用ややりくりは参考になりますし、何より試験を乗り越えたことが自信になります。ともさんにはタキプロ関西9期で、ぜひご自身のノウハウを余すところなく発信していってほしいですね♪
以上ともさんの合格体験記でした!
明日は名古屋から!お楽しみに~
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