1次対策が順調な人は読まないでください/あつし

みなさん、こんばんは!
あつし@タキプロ関西です。

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1次試験の申込受付期間は5/31(木)までです。
申し込みがまだの方、週明け必ず申し込みましょうね!

科目免除の結論が出せずに、まだ申し込んでない方!
もう6月です。1次試験まであと70日。
物理的な勉強可能時間も少なくなって来ました。
免除をすれば、他科目の勉強時間を増やせます。
迷っているなら、もう免除でいきましょう!
(くれぐれも自己責任でお願いします)


完全に私見ですが、もし私が科目免除の権利を持って今年受験するなら、年度による難易度のバラツキが大きい科目を免除申請します。

<科目免除を選択>
経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務

<受験を選択>
財務・会計、企業経営理論、運営管理、中小企業経営・政策

運営管理はここ2年、急に難易度を上げて来ましたが、一旦易化するのではと予測しています。
逆に、経営情報システムは昨年度かなり易化したので、今年度は27・28年度並に難化するのではと警戒しています。
(あくまでもあつしの私見ですので!)


さて、今日は「時間が足りずに進捗が著しく悪い方」「心が折れかかっている方」を対象にお話ししたいと思います。

よって、「インプットもアウトプットもバッチリ!」「TAC1次公開模試(7月)までに仕上がるよ!」といった方には不要なお話しですので、ブラウザを閉じていただいても大丈夫です。

ここからが今日の本題

TACの講義スケジュールを例にすると、現在は毎週2科目のペースで本試験レベルの演習(完成答練)が行われています。

この時期は「答練の予習復習が追いつかない!」「7科目も回せない!」といった方が続出し、ついにはモチベーションを落としたまま、脱落してしまう人も少なくありません。
まさに、診断士第1次試験対策における正念場の時期です。

では、この時期の私はどうだったかというと・・
毎日の深夜残業で午前2時、3時のタクシー帰宅が続き、学習時間を確保出来ずに相当焦っていました。

「秋から冬にインプットしたはずなのに全然覚えてない!」
「完成答練の予習・復習が追いつかない!」
「過去問題集は開いたこともない!」
「課題が山積みだけど、試験までにこなすのはどう見積もっても無理!」

まさに危機的状況でした。


そこで私が取った対応は、以前の記事でも紹介した「選択と集中」

1冊のテキスト、1冊の問題集だけを本試験まで徹底的にやりこむという策です。

「ん、、普通じゃね?」

と思われた方、ある意味正解ですが、ちょっと違います。

どういうことかと言うと、

・過去問は出来るだけ早く着手すべし!
・勉強はアウトプットを重視すべし!

という正攻法に対し、

・過去問には手をつけない!
・今こそ徹底的にインプット!

という真逆の戦略をとりました。
(これには賛否両論あると思いますが・・・。まぁ、良く言えば差別化戦略?)

もちろん、合格を諦めたのではなく、自分なりに勝算があっての戦略です。


では、どうしてそんな戦略をとるに至ったのか?
その主な理由は3つ。

1. インプットが全く追いついていない

秋〜春にかけて必死にインプットした知識も、この時期まで放置しているとほぼ忘却の彼方。
再度腰を据えてインプットする必要性を強く感じていました。

2. 過去問に取り組むには、かなりの時間と労力が必要

ご存知の通り、問題は解いて終わりではなく、復習がとても重要ですね。
私は、初見問題を解いた後の復習にかなりの時間を費やすタイプなので、詳細な解説が用意された過去問題集に取り組むだけの時間と労力の捻出が物理的に不可と判断しました。

3. テキストをマスターすれば、合格は間違いないという判断

私はTAC生だったので、TACの講義テキストを使って勉強していました。
※ちなみに、TACの講義テキストは書店で市販されている「スピードテキスト」と一語一句全く同じ内容のテキストです。(違うのは表紙デザインやサイズ等)

このテキストは診断士試験に必要な知識を1科目1冊に凝縮し、本試験で新しい論点が出題された場合は翌年追加されます。
選抜された講師陣が議論を重ねて作成されており、まさに受験校の威信をかけたテキスト
そんなテキストですから、テキストの中身をきっちり押さえれば、本試験は余裕で戦えるはずという判断をしたのです。


では、過去問とアウトプット重視の定石を捨てて、具体的ににどういった勉強を行ったのか?

それは、テキストの『精読』です。

流し読み、斜め読みではありません。精読
テキスト1冊に10時間程度かけ、欄外の細かい注釈も漏らさず暗記しながら、じっくりと読み込みんでいました。
読み終えたらTAC教材の問題集「トレーニング」(中身は異なりますが、市販版だと「スピード問題集」)を使って知識の定着確認を行い、再度テキストを精読・・・。
回数を重ねるごとに知識と理解が深まっていくのが実感できるので、直前期はひたすらテキストを読み込んでいました。

結局、そのまま過去問は1問も解かずに試験当日を迎え、現在に至ります。
(自分が受験した年度以外の本試験問題に触れたことがありません・・)


こんなことを言うと各方面から怒られそうですが・・・
1次試験に限ると、

スピテキがあれば、過去問はやらなくても大丈夫!

と自信を持って言えます。
なので、「インプットが追いつかず、今の学習スタイルでは時間が全然足りない!」という方は、思い切った方針転換も有りだと思います。
(もちろん、時間が確保できる場合、過去問は絶対やった方が良いと思っています)


1点注意頂きたいのは、「トレーニング」や「スピ問」は平易な文章での出題が多く、明らかに本試験の出題形式とは異なります。
本試験がどういった言い回しや文章量で出題されるのかは、把握しておかないと当日パニックになると思いますので、TAC生の方は完成答練や模試で、独学の方は各受験校の模試や過去問集などで必ず本試験の出題形式を経験しておいてください。


なお、最後にもう1点だけお断り。

2次試験は1次試験とは別物です!
2次対策は必ず過去問中心でいきましょう!


いかがだったでしょうか。

ちょっと物議を醸しそうな偏った内容ですが、これも一つの戦略であり、私は実際にこの手法で合格できました。

もっと言うと、実は私、1次の公開模試も受けたことがありません・・。
(厳密にいうとLEC模試を最初の経済だけ受験し、これは無理だと思い退室)

模試に費やす2日間と復習時間を、インプットの時間にあてた方が良いとの判断です。
クラスの仲間が模試を受験している間、私はひとり自習室でひたすらテキストを読んでいました。
今でも私のとった戦略はベストだったと信じて疑いませんし、戦略転換をしていなければ間違いなく落ちていたでしょう。

さて、明日は土曜日、関西の日。
関西から朝・夕の2回更新でお届けします。
まいどモーニング担当は、きっしゃんの登場です。お楽しみに!

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2018年タキプロ関西 春の勉強会

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今年もタキプロ関西は「合格者・受験生参加型のみんなで創る勉強会」をキャッチフレーズに、二次試験対策のための勉強会を開催します。

「今年の二次試験を通過したい」そう思っていらっしゃるのなら、是非、タキプロ関西勉強会の扉を叩いてください。

私たちと共に今年絶対に合格しましょう!皆様の参加をメンバー一同、お待ちしています。

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すでに「満員御礼」でも、直前にキャンセルが出る場合があります。
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◆第4回5/30(水) 19:30〜21:30
場所:大阪産業創造館
内容:平成25年度 事例Ⅰ
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◆第5回6/6(水) 19:30〜21:30
場所:大阪産業創造館
内容:平成25年度 事例Ⅱ
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◆第6回6/13(水) 19:30〜21:30
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