【2次】敵を知り己を知れば百戦危うからず②~自分の現状とあるべき姿とのギャップを知る ~
こんばんは。日曜日夜担当の、あっきー@タキプロ4期生です!
それでは本日8/18(2次試験まで63日)のブログの本題に入りましょう。
前回のブログでは、「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということで
「敵(=試験に関するすべての情報)を知り、己(=自分の現状とあるべき姿とのギャップ)を知れば、百戦危うからず(=安定して合格圏内に入れる)」を紹介しました。
3つ挙げたポイントの内、今回は②自分の現状とあるべき姿とのギャップを知るをお伝えしていきます。
試験に関する情報を知る ←済み
自分の現状とあるべき姿とのギャップを知る ←今回はここ!
安定して合格圏内に入る ←来週(8/25)予定
■自分の現状
「自分の現状」とは、現在の自分自身の実力です。実力と言っても単に模試や演習の得点だけを指しているわけではありません。事例を解くには、設問文の解釈(何を問われているのか)、本文の解釈、本文と設問の対応付け、解答の記述などさまざまなプロセスに分解することができます。そのひとつひとつのプロセスに対して自分の現状を知る(=現状分析する)ことが必要になります。
得点は同じでも、解答の記述以外は完璧だけど書くことが苦手な人もいれば、設問文の解釈の時点で問われていることと違うものを想定してしまっている人もいると思います。
今後、模試や演習を解く際は、なんとなく解いて得点ばかりに注視するのではなく、プロセスに分解して自分はどこのプロセスが強いのか、弱いのかを分析する必要があります。
■あるべき姿とのギャップを知る
「あるべき姿」とは望ましい姿(=確実に合格できる状態)のことですね。自分の現状がしっかりと分析できていれば望ましい姿になるために、あとはどのプロセスを強化する必要があるのかを知ることができます。そして強化するためにはどういう対策をすべきなのか(=課題の発見)を検討する必要があります。
あるべき姿を想定するには、ディスカッション(勉強会など)を行ったり、市販の書籍で合格答案(合格者の答案ではなくA評価の答案)や不合格答案(不合格者の答案ではなくA評価以外の答案)を参考にするのが良いでしょう
実はこの考え方は2次試験の事例を解く際にも活用できます
基本的な事例の構造は以下のようになっていることが多いです。
■自分(=企業)の現状
以前は順調であった企業が何らかの要因(顧客ニーズの変化、大手の進出、変化に対応できない社内体制など)によって停滞・低迷する(=企業の現状)
■あるべき姿とのギャップを知る
企業としての望ましい姿(=あるべき姿)を想定して、その差を埋めるためにどんな課題を達成する必要があるかを検討する(=ギャップを知る)
<今回のまとめ>
- 自分の現在の実力をプロセスごとに分解して分析する
- あるべき姿(=確実に合格できる状態)を想定する
- ギャップを把握してその差を埋めるためにはどんな対策が必要かを検討する
今回はここまで
来週は、残りの「安定して合格圏内に入る」にはどうするかについてお伝えしていきます
①試験に関する情報を知る ←済み(8/11)
②自分の現状とあるべき姿とのギャップを知る ←今回はここ!
③安定して合格圏内に入る ←来週予定(8/25)
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・8/25(日) 9時半~12時 中央区立産業会館 題材:H24事例2
・8/29(木) 19時~21時半 中央区立産業会館 題材:H24事例3
※8月の会場が上記のとおり変更になりましたのでご注意ください。
・9/8(日) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H22事例1
・9/12(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H22事例2
・9/22(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H22事例3
・9/26(木) 19時~21時半 八丁堀区民館 題材:H23事例1
*8月の勉強会は初学者と経験者でテーブルを分けて実施の予定です。
*初学者の方はできれば題材の過去問を解いて解答を作成ください。難しいようであれば過去問に目を通しておくだけでも結構です。
*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。
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