【2次】読むことが作業になってませんか?

こんばんは!金曜夜担当のかず@タキプロ4期生です

 

以前のブログ

「マーカーで与件を塗り分けることが目的ではありません。マーカーを使い、与件を正しく理解することが目的です。」

というお話をしました。

 

今回は、与件を正しく理解するのに必要なことをお話したいと思います。

結論から言いますと、与えられた情報(与件文や設問文)から、いろいろな事柄を想起することが重要です。

例えば、かずの場合ですと、試験本番では以下のように想起し、解答に記述しました。

 
 

H24年度事例Ⅲ 与件文と想起内容


【与件文】
会社組織としては、製品企画部、営業部、製造部、品質保証部、総務部がある。

【想起内容】
企画~販売に至るバリューチェーンを、外部に委託することなく構築しています。問題のある工程があれば、改善のみならず、外部委託する可能性があることを想起します。特に問題がなければ、強みとして処理します。(これは、私は、第1問の解答で使用しました。)

 

【与件文】
従業員はパート60名を含む100名である。

【想起内容】
パートが多いので、マニュアル作成による作業標準化の可能性を想起します。(これは、私は、第2問の解答で使用しました。)

 

【与件文】
Y社では…(中略)…集中加工となるセントラルキッチン化の検討を行い、…。

【想起内容】
グループテクノロジーが有効である可能性があることを想起します。(これは、私は、第3問設問1の解答で使用しました。)


 

H24年度事例Ⅳ 与件文と想起内容


【与件文】
D旅館は…(中略)…創業85年の小~中規模旅館である。

【想起内容】
サービス業の中でも、大きな固定資産(旅館そのもの)を持つ物的サービス業です。よって、経営指標としては、モノに関する指標(有形固定資産回転率など)とヒトに関する指標(従業員一人あたり売上高など)の両方が重要であることを想起します。(これは、私は、第1問設問2の解答で使用しました。)

 

【与件文】
D旅館の人気の1つは各室に担当が1名付き、細やかなサービスを提供することにある。

【想起内容】
強みなので、コストカットとして、従業員削減策はないことを想起します。(これは、私は、第3問設問2の解答で使用しました。)


 

マーカーで与件に線を引っ張るだけでは、与件文を十分に理解することはできません。ぜひ考えながら与件文や設問文を読んでみてくださいね!

 

 

タキプロ勉強会のお知らせ


【今後の予定(東京)】

・10/6(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H23事例2
・10/10(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H23事例3
・10/14(月) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H23事例4&相談会

*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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【タキプロ絶対合格勉強会in大阪】

タキプロでは経士会と共同で、大阪で2次試験対策の勉強会を開催しています。ぜひお気軽にご参加ください
 

◆日 時:

・10/ 2(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅰ
・10/ 4(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅱ
・10/ 9(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅲ
・10/11(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅳ

◆内 容:

事例問題(過去問)と解答用紙をこちらで準備しますので、80分の時間内で解答を仕上げていただきます。残りの30分を解説と質問の時間に充て、80分で解くためのテクニックをお伝えします。

◆場 所:

グランフロント ナレッジキャピタル7階(大阪市北区大深町3番1号)

※ナレッジキャピタルへは、北館北3のエレベーターで7階までお越しください。また、7階の受付では森藤啓治郎(もりどうけいじろう)の名前を言っていただき、来館受付書に記入し、ゲストのバッチを受け取ってください。

◆定 員:各回10名  ◆参加費:500円

◆持ち物:筆記用具、時計、電卓(事例Ⅳの場合)

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