【2次試験】 解答のマス目が余ってしまう!

おはようございます。ナリ@タキプロ5期です。

今日は4月1日、エイプリールフールです。張り切って大げさなウソを並べていた子供の頃を懐かしく思い出します。大人でも、ほほえましいウソっぽいジョークは、生活の潤滑油になるのでいいとおもいます。
今日も楽しい気分でスタートしましょう。

私は先週まではトシのハンドルネームを使用していましたが、今回から「ナリ」に変更します。タキプロの5期生が担当するようになって、まだ1か月しか経っていないのにスイマセン。
(ネーム変更はエイプリールフールではありません。)

ここからは本論です。今日は、先日開催された
 「タキプロ絶対合格セミナー2014 in 東京」
で寄せられた質問の中で、当日は十分に説明できなかった項目についてお伝えします。

質問は「答えはわかるが、指定されたマス目が全部埋まらなくて、余ってしまう」というものでした。

対策として解答時に2つの点を意識してください。

1.解答検討ではリスク分散の視点から幅広く答えを想定します。

ローリスクを実現するためには、因果がつながる範囲で、なるべく多くの項目を、文字数を圧縮して編集し、指定のマス目に収めるのが理想といえるかもしれません。そのためには見つけた解答候補にいきなり飛びつくと、それ以降の解答候補を見落とし、本来は複数ある解答が1つだけの解答になったり、重要なキーワードを見落とすことになりますので、マス目が埋まらない状況になりやすいです。

少なくとも、答えは複数あって、いろいろな箇所に隠されていると考えてください。

2.設問分析の段階で解答の構成要素を想定してください。

例えば、「~について助言してください」という設問に対して助言だけを書いても答えとしては不十分です。問われている助言以外に答えを補強する項目が必要な場合が多くあります。
(もちろん採点対象になっていると考えています。)

それらを解答の構成要素と呼びます。

主な構成要素として・強み・顧客ニーズ・ターゲット・競合・協力者・理由・効果等があります。
(問題によって異なり、さらに項目が追加されることもあります。)

構成要素は設問分析の段階で、設問の種類に応じてあらかじめ想定しておきます。

例えば「~について助言してください」という問題では
助言内容
どのように実施するのか。
・助言内容になった理由
・助言を実施する効果 わかっていても書きます
について盛り込むことを予想します。

構成要素を想定することのメリットはいくつもありますが、
①事前に構成要素として挙げた項目は意識できますので、
・与件文を読むときに、効率的に解答内容を探すことができます。
・与件文と設問の対応付け作業に効果を発揮します。
など、解答作業を容易化してくれます。

②解答作成時に適切な構成要素を組み込むことで、因果のしっかりした説得力のある解答ができます。

構成要素の想定は必ず実施してください。
私は、例えば事例Ⅱではどのような問題でも
ターゲット
競合
協力者
顧客ニーズ
強み(or 実際にやっていること)
効果
を考えるようにしていました。

以上の2点を意識するだけで、解答の量だけでなく質も大きく向上するとおもいます。

事例ごとの特徴や設問の種類ごとの特徴などの深堀りは、後日にまわします。ご自身でも過去問や演習などの解答を参考にして分析してみてください。

今日は以上です。

 

タキプロ勉強会のお知らせ


【今後の予定(東京)】

◆日時・場所
・4/6  (日) 9:30~12:00  京橋区民館  題材:H25事例4
・4/10(木) 19:00~21:30  京橋区民館  題材:H24事例1
・4/19(土) 9:30~12:00  京橋プラザ区民館                                              題材:H24事例2+1次座談会
・4/23(水) 19:00~21:30  京橋区民館  題材:H24事例3

◆会費 :500円

お申込みはこちらから *題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*お釣りが出ないようにご用意ください。
*一次試験対策も5月以降検討中です。ご要望あればコメントください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。

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