タキプロ的おすすめ書籍『2次試験合格者の頭の中にあった全知識』他１冊

みなさん、こんばんは！のぶし@タキプロ5期生です。（のぶしの合格体験記はこちら）

今日は本の紹介での出番です。紹介するのは以下の２冊です。

１.『2次試験の合格者の頭の中にあった全知識』(略して｢全知識｣)

２.『2次試験の合格者の頭の中にあった全ノウハウ』(同｢全ノウハウ｣)

特に、受験校通学者と比べて相対的に情報量が乏しい独学者に非常に参考になる書籍として紹介します。

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｢全知識｣は私が受験生時代に２次用教科書として使っていた本です。私は、１次を通過した際に、２次の勉強を全くしていませんでした。１次と２次では取り組み方が全然違う、という程度はわかっていましたが、どういうインプットして、どういうアウトプットの仕方をすれば良いかがわかりませんでした。

そこで、（1次通過発表の翌日くらいだったと思いますが）まずは本屋にて自分向きの本を探すことにしました。その時に目に飛び込んできたのが「全知識」です。

「受験生の頭の中にあった」というタイトル部分を読んで、成果を出した先人の頭の中を覗かせて頂いて、それを真似ることで、かなりの時間の短縮が図れるのではないか？　と思いました。「学ぶは真似ぶ」を志向したともいえます。

さて、この本のいいところは、非常に易しい（優しい）書き方がしてあるという点です。この本を直接執筆しているのは、学者や専門家や予備校教師ではなく、各年度において数か月前までは受験生であった、直近の診断士合格者だという理由が大きいのでしょう。

実際読んでいても、理解できない高度な内容が書いてあることはありません。（もしわからないことがあるのであれば、それはその分野に関する読み手の実力が合格レベルに達してないからだと推測できます）。

結局、２０１２年の２次試験は敗退し、合格は２０１３年となりましたが、その間、①知識が集約された基本教科書として、②自分の知識が、合格者と比べて足りているのか？ということを検証する際のベンチマークとして、常に手の届く範囲に置いていました。

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一方「全ノウハウ」は、私が受験生時代には使っていませんでしたが、合格後に目を通す機会があり、その位置づけがよく分かりました。「全知識」がインプットに重点を当てたものであったのに対し、「全ノウハウ」は端的に言えば、特にアウトプットの仕方に重点を当てた書籍です。考え方や準備の仕方などアウトプット以外の要素もありますが、最終的には良いアウトプット(解答を作成する)を目的としているといます。

診断士の２次試験は、とても特徴がある試験です。インプットした情報を単にアウトプットするような試験ではありません。「特徴がある」ということは、その特徴についてより深く理解して、対策を練ることが可能ということでもあります。「特徴」は試験自体の特徴であったり、試験委員由来の特徴であったり、事例固有の特徴であったり様々ですが、全知識同様に、過去の合格者が感じ取った特徴とその対策の仕方を、この書籍から間接体験として受けることができるでしょう。ここでもやはりキーワードは「学ぶは真似ぶ」です。

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書籍の紹介としては以上です。

尚、両書籍の２０１４年版は7/16（水）に店頭発売となった

とのことです。（ネット販売もしてるようです）

是非、ご活用ください。