敏感に反応するだけではない戦い方。

おはようございます。ぷらむ＠タキプロ6期です。

みなさんは、どのような力があれば2次試験を突破できると思いますか？今日はそのうちの一つ、「敏感に反応すること」についてのお話です。ただ、それだけでは不十分だと私は思っています。

もちろん敏感に反応することはとても重要です。出題者は与件文・設問文にヒントを盛り込みます。と言っても、ストレートな表現で記すことは少ないでしょう。問題を作りながら「これくらいは気づいてほしいな」と思っているのではないでしょうか。出題者の意図に敏感に反応することはとても重要です。例えば、事例1では、組織構造のことなのか、組織文化のことなのか、能力開発のことなのか、モラールのことなのか、はたまた全体戦略のことなのかなどに気づかないと、出題者が望む解答には近づきにくいでしょう。

また、いろんな声を聴いて、いろんな情報を収集して、自分に足りないものを補っていくことも重要です。どこにきっかけが転がっているか分かりません。受験校の講師や合格者のみならず、同じ立場の受験生の言葉に敏感に反応することは重要です。こんな考え方もあるのかと気づかされることもあると思います。

このように「敏感に反応すること」は重要ですが、その一方で「鈍感であること」も必要だと私は思っています。7,8年前「鈍感力」という本が出版されて話題になりました。巷にはいろんな情報があふれています。その情報全てに敏感に反応していては体が持ちません。自分に適した情報を取り入れて、そうでない情報は気にしないことも重要です。
以前に「必要以上に難しいと思わないこと」「楽しむこと」も重要だと書きましたが、これを実践するには、鈍感であることが必要です。周りの声を気にしすぎないということが根底にあります。

では、「敏感に反応すること」と「鈍感であること」の両方を実践するためにはどうすれば良いのでしょうか？

それには「ブレない軸を定めること」が重要だと私は思っています。
ブレない軸とは、なぜ診断士を目指したのか、診断士の資格を取得したら何をしたいのかなどの想いです。

ブレない軸を定めると、判断基準がハッキリとしてきます。必要な情報、そうでない情報の判断ができるようになってきます。私は受験生時代に、ある合格者の方から言われたことがあります。
「診断士らしい思考になってくると、解答のバラツキがなくなってくる」と。
受験生時代は誰でもモヤモヤするものです。あれかな、これかなと迷走するものです。モヤモヤを払拭するためには、「診断士とは何なのか」「診断士は何をするべきなのか」「診断士の資格を取得したら何をしたいのか」などを常に考え、常に意識し、自分自身の軸を定めることが重要だと私は思います。

２次試験でモヤモヤしている方は、ブレない軸を定めることを意識して学習してみてはいかがでしょうか。自分に必要な情報を自分で選択して、さらなる高みを目指して、突き進みましょう！

以上、ぷらむ＠タキプロ6期でした。

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