【初学者向け】 そろそろ”ギアチェンジ” – タケシの場合
こんにちは。 タケシ@7期です。 (これまでの記事はこちら)
平成28年度の受験日程が4月1日に公開されましたね。
既に皆さん確認済みかと思いますが、念のため下に転記しておきます。
【1次試験】
試験案内配布期間/申込受付期間 5月6日(金)~5月31日(火)
試験実施 8月6日(土)・7日(日)
合格発表 9月6日(火)
【2次試験】
試験案内配布期間/申込受付期間 8月26日(金)~9月20日(火)
筆記試験実施 10月23日(日)
筆記試験結果発表 12月9日(金)
口述試験実施 12月18日(日)
合格発表 平成29年1月5日(木)
さてGWまで残すところ2週間。
1次本試験まで16週間と2日、です。
いよいよラストスパートの追込み時期に差し掛かる訳ですが、皆さん、学習方法・内容共にこれまでからの「ギアチェンジ」をちゃんと考えていますか?
具体的には、
- 「やり散らかしっぱなし」の7科目をどう復習するか?
- 2次にも必要な企業経営理論・財務会計・運営管理で、1次向けに知識の底上げをしつつ、2次を意識してどうやって応用力を高めるか?
- 残された約16週間の時間でこれらにどうやって対応するか?
って事です。
これらをカバーするには、学習方法をこれまでから「ギアチェンジ」して残り時間を最大限に有効活用した方法・内容に変化させる事が必要となります。
タケシの場合は、以下の様にやりました。
a) 復習は全科目とも過去問を中心に
科目の苦手・得意は問わず、本番で「戦う相手」は本試験問題です。それよりも簡単なスピ問や受験校で配布された”トレーニング”でいくら回答率を上げても、しょせん模擬問題に過ぎません。このレベルに慣れてしまうと本試験では難易度が上がった途端に手も足も出なくなるだけ。
あくまでも「過去問」を学習の中心に位置づけます。
但しこれまでにも書いたように「60点を確実に取る為に、正答率A/B問題を完璧に取る、C問題を70%取る。D/Eは「他の人も解けない」ので捨てる。」を目標に、忘れた部分はテキストで再確認しながら「横串解き」で論点毎に潰していきます。
3回連続で正解出来た論点は「卒業」とし7月からの超直前期まで放置。正解出来ないA/B/C問題にひたすら集中して学習を繰り返します。
注)財務会計は「慣れ」なので2-3週に1回は「卒業」論点も復習していました。
1-2巡目はほぼ忘れていた知識も、授業の時の知識インプットが出来ていればテキストを読み返す事によって3-4巡目辺りからはスンナリと思い出せるようになってきますし、3回連続正答で「卒業」なので後半になれば復習論点の数は減る為、残った「苦手論点潰し」に自然と集中できます。
b) 1日に複数科目の復習を
平日は2-3科目、休日は3-4科目+苦手科目の復習をします。その為に苦手対策を除き各科目の学習時間は1.5時間程度で敢えて打ち切り、1日1科目ずつズラして1週間で7科目を一巡させます。
「一体何の為に?」というと、1次試験本番に合わせた頭の切替え練習。
皆さんご存知の通り、1次試験の時間割は、
1日目:経済 ⇨ 財務会計 ⇨ 企業経営理論 ⇨ 運営管理
2日目:経営法務 ⇨ 情報システム ⇨ 中小経営・政策
です。
つまり、本番では「経済」で頭がヨレヨレのまま「財務会計」を解き、2日目は暗記した知識を3科目連続でひたすらアウトプットしなければいけません。要はそれと同じ様な状況を意図的に作って早めに慣れておく訳です。
c) 企業経営理論・財務会計・運営管理については問題集を追加
2次試験にも関連する3科目については「苦手意識を持たない」事が大切。持った時点で2次試験でのプレッシャーになってしまいます。その為に、ひたすら「苦手じゃない!」と自己暗示を掛ける心理作戦と併せて、受験校から与えられた過去問から更に突っ込んだ学習を行って(実際の点数はともかく)自信を持てる様にしました。その時に追加導入した問題集は次の通り。
企業経営理論・運営管理 : 「過去問 完全マスター」シリーズ
財務会計 : 意思決定会計講義ノート(イケカコ)
企業経営理論・運営管理に関しては結局 過去問には変わりませんが、受験校から貰った5年分の冊子では無く、更に5年遡った10年分の過去問をメインに復習しました。この2科目は共に以前問われた論点が手を変え品を変え本試験に出てくるので、10年分の過去問に当たる事で出題パターンや受験生の引っ掛けパターンに、より慣れる事を目指した訳です。
# 但し、この2科目以外は出題傾向が異なるので、あくまで受験校から提供された5年分の過去問をメインにしました。
加えてこのシリーズは重要度別・論点別に編集されているのでa) で書いた「苦手論点潰し」にも非常に有効だった上、2次に向けての「弱点」確認にも役立ちました。
また、財務会計での通称“イケカコ”は元来 公認会計士・税理士試験向けの問題集なので難易度も高く解説を理解するのも容易ではありません。 が、「一発合格道場」のこの記事を読んでチャレンジする事にしました。
財務会計は決して得意では無く、「苦手じゃない!」と自己暗示を掛けながら学習するのがやっとでしたが、今から思えばこの時期のこのチャレンジが1次対応力底上げにも有効だったと思いますし、8月からの2次 事例Ⅳ対策にスンナリ入れた理由だった様に感じています。
いよいよ1次本試験まで16週間余り。
ここからの“ギアチェンジ”で充分に1次知識を底上げして、その勢いで2次試験突破を目指しましょう!
タケシでした。
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