【まいど!関西です。】試験の手ごたえを見積もって、復習に活用しよう [1]
みなさん、こんにちは!
じょー@タキプロ関西7期です。
じょー@タキプロ関西7期です。
タキプロブログでも、過去問や演習の話が盛り上がってきましたね。
そう、直前期ですから。
そう、直前期ですから。
そんな時期に入った、今回のテーマは「試験の手ごたえを見積る」です。
みなさんは過去問や演習を解いた後に、自分がどのくらいできたか、見積もっていますか?
合格に照準を合わせていくために、これからの試験への取り組み方について、2回の投稿に渡ってお伝えします。
今回は1次試験から。じょーの1次試験を振り返ると、「全科目で合格点を取る」ために最後まで苦手科目克服に取り組み、その戦略どおりムダなく、ムリなく1次試験を突破できました。
そんなじょーの試験中の解答プロセスとは?
①選択肢毎に正誤判断できたか、跡形を残す。
ア~オの記述で間違っているところはどの部分で、どう直したら正しくなるのかをメモする。
ア~オの記述で間違っているところはどの部分で、どう直したら正しくなるのかをメモする。
②設問毎の自信度合を分類する。
①の結果を設問番号のところに印を付けます。
①の結果を設問番号のところに印を付けます。
・選択肢が1つに絞れた :「〇」
・2択まで絞れた :「△」
・殆ど絞れない/論点不明:「×」
・2択まで絞れた :「△」
・殆ど絞れない/論点不明:「×」
注)写真では、
□囲みが1つに絞れた「〇」の意味で、A
~DはTAC過去問題集での正答率(難易度)です。
③予想点数を見積もる(一巡解いた時点で)。
「〇」は1問分、「△」は0.5問分、「×」は0問分として集計し(実際には配点が違うので正確ではありませんが、)設問あたりの平均:60分科目は4点、90分科目は2.5点換算して点数化する。
「〇」は1問分、「△」は0.5問分、「×」は0問分として集計し(実際には配点が違うので正確ではありませんが、)設問あたりの平均:60分科目は4点、90分科目は2.5点換算して点数化する。
④「△」の設問を中心に見直す。
以下のようなパターンでミス回避や誤りを検出できないか、簡易チェックを掛ける。
以下のようなパターンでミス回避や誤りを検出できないか、簡易チェックを掛ける。
チェックの視点 | 例示 | |
a.凡ミスパターン |
要求に沿っているか? |
1つは正しいものを選んでいる、1つは間違っているものを選んでいる(疲れてくると結構やってしまいがち)。 |
b.読み飛ばしパターン | 選択肢内のキーワードを反対語にしてみて、しっくり来るか、検証してみる。 |
誤:物価が上昇する ⇒ 正:物価が下落する 誤:定期発注 ⇒ 正:定量発注 |
c.うろ覚えパターン | 選択肢内の定義や数値が、他の類似論点ものと組み変わってないか?と疑ってみる。 | 誤:特許は登録日から「20年」 ⇒ 正:特許は出願日から「20年」(意匠権は登録日から起算でOK) |
これで、「△」から「〇」へ昇格させます。
⑤「×」の設問に食い下がる。
「×」はおそらく「初見でびっくりさせる」か「超難問(D/Eランク)」のいずれかだと思いますが、冷静になって選択肢の構造や情報整理して解いてみます。
「×」はおそらく「初見でびっくりさせる」か「超難問(D/Eランク)」のいずれかだと思いますが、冷静になって選択肢の構造や情報整理して解いてみます。
例)計算問題では、出てくる数値をどう使ったら選択肢の数値になるか?を逆算してみたり、企業経営理論では、難しい表現を図解してみたり、そもそも論点に立ち戻って一番近いことを言っているのは?とか。
これで、「×」から「△」へ昇格させます。
これで、「×」から「△」へ昇格させます。
⑥選択肢を確定する。
ちゃんと選択肢をマークできているか、もう一度チェック。③に戻り、最終的な予想得点を見積もります。もう後悔はない!という状態にして、終了時間を迎えましょう。
ちゃんと選択肢をマークできているか、もう一度チェック。③に戻り、最終的な予想得点を見積もります。もう後悔はない!という状態にして、終了時間を迎えましょう。
試験時間はただでさえギリギリなのに手ごたえを見積もる意味はあるの?と疑問持たれそうですが、「あります!」
復習時の優先順位や方向性を決めるのに大いに役立ちます。試験中の自信度と、採点結果に差が大きいところを優先するのが効果的です。
試験中 | 採点 | 復習内容 | |
〇 | 不正解 | あれ?なんで違うの? | ①でメモしたことは、間違って理解しているかもしれないので、知識や計算過程を修正。 |
△ | 不正解 | あぁ、もう片方が正解だったか、残念。 | 間違った選択肢と、もう1つの選択肢を中心に、あやふやな知識を補強。 |
× |
不正解 で「難易度D/E以外」 |
何の問題だ? | 今は知らないだけで難易度は高くない。伸びしろがある論点ならば、時間をかけて習得。 |
× | 正解 | ラッキー | その場の対応力をほめましょう!でもしっかり復習を。 |
つまり、予想と同じ結果や復習効果がないところは省略します。
・「〇」で「正解」した設問は復習しない。
・「×」で「難易度D/Eレベル」の設問は復習しない。
・「〇」で「正解」した設問は復習しない。
・「×」で「難易度D/Eレベル」の設問は復習しない。
いかがでしたでしょうか?試験中の手ごたえと得点のブレを小さくして行き、本試験では自信もって、答案を提出できるように訓練していきましょうね。
次回は2次試験版をお届けします。
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