【初学者向け】 試験本番でアガらない為に – タケシの場合

 

こんにちは。 タケシ@7期です。  (これまでの記事はこちら)

1次本試験まで、あと2週間余り。
皆さん、最後の追い込みに頑張ってらっしゃると思います。

この超直前期の過ごし方や各科目の追い込み方法は、一発合格道場6代目+αのあとがきふぞろい、そしてタキプロ、それぞれのサイトでイロイロな手法が紹介されているのでそちらにお任せして、今回は「試験本番でアガらない為に」というテーマで書きたいと思います。

以前、試験での失点を防ぐ工夫を幾つかご紹介しましたが、それと合わせて準備しておきたいのがメンタル面の対策
 
いくら得点獲得能力を高め、失点を押さえる工夫をしても、本番で「頭が真っ白」になると当然の事ながら合格は覚束なくなっちゃいます。
その為のメンタル面での準備です。

とは言っても、別に「瞑想しましょう」とか「コーチングを受けましょう」とかでは無く、今からでも自分独りで簡単に出来る方法です。

それは、どんな方法かと言えば
① 自分が不安に思っている事項をリストに書き出す
② 書き出した不安事項の一つ一つに対策案を考える
という、極めてシンプルなもの。 たったこれだけ。(笑)

但し、①の「不安に思っている事項」は
 「試験前日迄に復習が終らなかったら、どうしよう?」
 「苦手な“マンデル‐フレミング“が出たら、どうしよう?」
 「見たことも無い問題が出たら、どうしよう?」
 「まだ3問しか解けていないのに残り5分だったら、どうしよう?」
 「残り3分でマークずれに気付いたら、どうしよう?」
といった学習準備、試験そのものに関するものだけでは無く、
 「当日、列車遅延が発生したら?」
 「試験会場に着いてから受験票を忘れたのに気付いたら?」
 「本番で、隣の受験者の貧乏ゆすりがスゴかったら?」
 「持ってきた消しゴムが2つとも机から転がっちゃったら?」
といった、外部環境や自分のうっかりミス、といった事項についても想定しておくのがミソ。 

書き出したら、不幸にしてそれぞれの不安が的中してしまった場合に、自分はどう対応するのか? 対策案を一つ一つ考えておきます。

なぜ、たったこれだけの事で試験本番でアガらなくなるのか?

それは、人がパニック状態になって「頭が真っ白」になるのは、自分が全く想定していなかった状態に突然置かれて何らかの対応が求められる時だから。

ならば、なるべく多くの「リスクパターン」を事前に想定して対策を準備しておけば、その分だけ「想定外の状況」になるのを防げる訳。

仮に何らかの事件が起きても考えていた対策案を実行してみればイイだけ。やるべき事が分かっている分だけ気持ちにも余裕が持てる筈。 
いわゆる「避難訓練」と同じ理屈です。

確かに100%のリスク想定や対応は出来ないかも知れません。
でも、ちょっとでも事前に想定したリスクパターンと似ている部分があれば、まずはその際に想定していた対策案を試してみればイイ。その場でゼロから対策を生み出すのに比べて心理的な余裕は随分と違う筈です。

その上で、一度天井を見上げて深呼吸して廻りを見廻してみましょう。きっと誰もが頭を抱えながらも懸命に、そして諦めずに試験問題に喰らい付いているかと思います。なら、自身も同じく出来る事を懸命に実行するだけ。

その時に自分が出来る事をやり切ったのであれば、それがその時点での自分の実力。後は運命に身を委ねるしかありません。

そう考えると少しは気持ちも楽になってきませんか?

あと、こうやって事前に不安要素を挙げておけば、
 「マークずれが無いか、5-10問毎に確認する」

 「早めに家を出て試験1時間前には会場に到着する」
 「外がいくら暑くても、冷房対策の上着を持って行く」
 「売切れに備えて、当日の飲み物と昼食は試験会場では無く、自宅周辺で手配しておく」
といった”事前に出来る未然防止策”を取る事で、リスク発生そのものを自然と少なくする様になりますしネ。(笑)

とにかく、何が起きても悔いを残さないよう出来る限りの準備をやった上で本試験に臨みましょう。

タケシでした。

 

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