【合格体験記】 トッティ@二代目さんの場合

つおはようございます!月曜日隔週担当のコンプレックスと見栄の塊

NOBです。

今週来週は今年合格の合格体験記を記載いたします!さまざまな経緯を持った方たちの勉強経験やノウハウを共有いたしますので、是非お見逃しなく!

本日は企業の働き方を改善したいという強い想いを持ち、見事3年目に合格した「トッティ@二代目」さんの体験記をご紹介します。

======= 合格体験記 ここから==========

1.自己紹介

1)HN:トッティ@二代目

2)属性
職業:建築・土木関係営業
家族:夫、息子2人(小2、年中)

3)診断士を目指した理由:
自分の子育てと仕事の両立を通して体感した仕事のしづらさ、子育ての大変さを解消していくためには、女性だけではなく男性の働き方も変えていく必要性を痛感するようになってきていました。
長時間労働の是正や柔軟な働き方を企業に提案していきたいと考えた時、社労士も検討しましたが、企業側にもメリットのある経営戦略としての提案ができるのは中小企業診断士のほうが向いているのではと考え目指すことに。
 実際に診断士の試験内容を調べた時、以前から興味があり体系立てて勉強したいと思っていた内容ばかりでした。資格取得後に仕事として活かしていけるのか等の不安はあったものの、社会人としてのスキルアップもできると信じ取得を決めました。

 

2.受験歴
・1次試験:3回
・2次試験:1回

3.勉強方法・勉強時間
■1年目(2014年):
ほぼ独学(某通信音声講座のみ)
→1次全滅。勉強時間:推定200時間

■2年目(2015年):
独学(スピードテキスト、スピード問題集、分野別過去問。財務・経済のみ+TBC市販教材と付随無料動画講座)
→1次2科目合格(法務・中小)。勉強時間:推定300時間

■3年目(2016年):
2015年10月~TAC通学&WEBフォロー
→1次試験:残り5科目合格。勉強時間:約950時間
→2次試験:合格。勉強時間:約400時間

<1次試験勉強方法>TACトレーニング重視+過去問
・経済学、財務会計
 2科目とも苦手科目だったので、教室での授業を聞いても最初は外国語に聞こえ、拒絶反応からか意識が遠くなり気づけば目をつむっているということがしばしば。やる気はあるけど頭が付いてこない中、積極的にこの2科目は予備校のオプション講座も活用しました。次年度に繰り越したら再度受講料がかかることを考えれば、時間短縮できるものに対しお金で買えるものはできるだけ利用しよう、というスタンスでした。結果多くの問題に触れ慣れていくことで、2016年易化したこともありますが、経済・財務が得点源になりました。経済学に関しては、独学の時に石川先生の経済学の本を買っていましたが、メインはTACのテキスト、トレーニング、答練の教材+過去問。どうしても気になる部分のみ辞書的に活用する程度でした。

・企業経営理論、運営管理
前年度はあと2~3問上乗せできれば60点いくという所でしたが、その2~3問が難しいことがよくわかっていたので、授業でもまっさらな気持ちで一から覚えなおすつもりで取り組みました。

・経営情報システム
 苦手意識はそこまでなく、予備校の答練では比較的良い点数で推移。基本問題を中心に取り組み得点源にするつもりでしたが、結果は足切りギリギリでした。過去問への取り組みが少し甘かったかな、と思います。

<2次試験>
TAC授業、自主勉強会、ふぞろいテキスト、事例Ⅳの全知全ノウ、等フル活用。

 

4.敗因
1) 1年目の敗因(1次):
2~3カ月で受かっている人もいる、等の情報から受ければ受かるんじゃないかという甘すぎる考えのもと、過去問もろくにせず受験。今思えば恥ずかしすぎる姿勢で当然受かるはずもなく全科目、箸にも棒にもかからず撃沈。

2) 2年目の敗因(1次):
独学の当時はそれなりに最善を尽くし勉強したつもりでしたが、
敗因は、①通常業務において関連知識がほぼない中で、特に財務・経済の理解が独学では限界があったこと、②情報収集や試験内容の分析が十分にできておらず、非効率な学習をしていたこと、③そもそも学習量が絶対的に不足していたこと、だと考えます。

 

5.勝因

1) 2年目の勝因(法務・中小科目合格・独学):
この年は、直前1ヵ月くらいになって、7科目は難しそうと感じました。
それでも諦めずに全科目継続していましたが、翌年再受験になった場合、法務と中小はイチからテキストを買い直す必要も出てくると考え、この2科目はどうしても外せない!と徹底的に情報収集をし、頻出論点に的を絞って学習できたことで何とか科目合格に至りました。

2) 3年目の勝因(1次5科目合格、2次合格)
・独学→予備校通学に切り替えたこと
子どもが小さく通学は無理だと諦め独学でやってきましたが、頑張っても自力では無理と判断、夫の協力のもと週末の予備校通学に切り替えることを決意しました。通信だと私の場合は独学での問題点は解決できないと考えたからです。
通ったことで、
①先生への積極的な質問で理解が深まったこと
②予備校の教材・カリキュラムに則り効率よく学習を進めることができたこと
③先生からの熱い指導でモチベーションを保つことができ勉強量を積み上げられたこと、以上の結果、苦手な財務・経済を得点源にすることができ、その他科目の底上げもできました。

・科目免除を活用し5科目で挑戦したこと
こちらの是非は毎年議論され意見が割れる所ですが、自己分析をした結果、7科目回しながら中小で大きく稼げる自信はなく、法務の難化等想定すると法務・中小は科目免除にしたほうが賢明と判断したことが、功を奏しました。
難化した法務を避けられただけでなく、2科目分でできたインターバルの間に5科目分の予習復習ができ、しわ寄せを持ちこさずに済んだので全体のリズムを崩さずに最後まで完走できたと思います。

・絶対的な勉強量の確保
初年度の記念的受験はあるとはいえ足掛け3年を費やし子どもとの時間も削ってきたので、来年に絶対に持ち越したくはない、という強い思いからモチベーションを保ちました。そして自分が受からなければ誰が受かるんだ?!と思えるまで勉強しました。結果点数はギリギリだったのですが…そこまで追い込まないと私の場合は自信を持って取り組めなかったと思います。

・2次試験 早期からの取り組み
3年目の試験を最後にしたいと考えていたので、2次試験を1回で合格するためとして、8月頃に受験生支援機関主催の2次試験セミナー兼勉強会に参加しました。当然1次試験合格者ばかりで恥ずかしい思いもありましたが恥を忍んで参加、初めてそこで2次の問題を解き、あまりのチンプンカンプンさに愕然。しかしその経験から、1年前の今すぐに取り組まないと間に合わない、という危機感を持つことができました(この時のセミナーで1次合格者の方から予備校選びのポイントや1次への取り組み方法を同時に聞けたのもよかったです)。
その経験もあり1次対策と並行して予備校での自主勉強会に参加、細々とでも2次試験対策を1年近く続けられたことと、仲間と切磋琢磨できたことは2次試験合格の大きな要因の一つだと思っています。

・本番当日の対策を入念に行ったこと
本番を想定したタイムマネジメントはもちろん、1次試験のマークシート対策や、2次の答案用紙は本番同様A3の大きさでコピーする等、本番に最大限のパフォーマンスができる準備をしました。又、当日荷物を軽く、とよく言われる中、1次ではいつものテキストとトレーニング教材を持参し、近くのカフェの席を事前予約、朝2時間前に入って問題を解き脳のアイドリングを行いました。ファイナルペーパーを読むだけでなく、手を動かすことが自分には合っていたので、当日大荷物になったものの、自分に合ったスタイルで臨むことができました。

 

6.受験生へのメッセージ

この試験は、諦めずに挑戦しつづけていたら必ず受かる、とよく言われます。
しかし、強い思いでガムシャラに取り組んでいるだけでは膨大な時間がかかります。
さくっと短期間で受かる人もいれば、遠回りしたほうが覚えやすい人もいますが、そもそもバックボーンからして違いすぎるはずなのに、藁にもすがる思いでいると情報が自分に合うか判断を見失うorシャットアウトしすぎて違う方向に走ってしまうことがあります。
多くの情報の中からどれが合うのか取捨選択することが大切だと思いますが、その為には

・自分をいかに客観的に分析できるか(客観性)
・人のせいにせず、どれだけ自分の責任として取り組めるか(自主性)

が大切だと感じました。周りを見渡した時、ああこの人受かるだろうな、と感じる事がありましたが、その方々に共通しているのはこの2点でしたので、もう一人の自分が今の自分を見て、この人受かるって思えるかを都度振り返っていました。勉強中は多くの物理的・精神的な困難が発生が予想されます。それを自ら解決していくことで、自身の新たな発見も含め大きな学びがあります。自分に打ち克ち合格されることを願っています。

======= 合格体験記 ここまで===========

合格体験記はいかがでしたでしょうか?

1年目から2年目、2年目から3年目と冷静に敗因と勝因を分析して次のアクションを実施していること素晴らしいと思います。何事も客観的に分析し、責任を持って対応することの重要性を改めて認識しました!私もこれを継続したいと思います!トッティ@二代目さん、投稿ありがとうございました。

 

今週も頑張りましょう!

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