今から追い込むのが最適な科目、中小企業経営・政策の最短攻略法
みなさんこんにちは。ろうてつです。
気が付けば6月も終盤にさしかかり、いよいよ1次試験も目前に迫ってきました。ここでどれだけ追い込めるかが勝敗を決めます。大変でしょうがあともう一息、頑張ってください。
群馬県に住む私は、合格する平成28年と27年は東京の学校に通っていましたが、長引く受験で資金が尽きてしまったためなかなかタキプロの勉強会に参加できず申し訳なく思っています。試験が終わった後にもしみなさんと打ち上げをする機会があるようでしたら是非みなさんの労を労いたいと思っています。その時は思いっきり飲みましょうね!
今回も長いです。最後まで読んだら中小が突破できるかも?
さて、今回は中小企業経営・政策、略して中小のお話をさせて頂きたいと思います。この科目を苦手とする人がいるのかどうかちょっと心配ですが、いるとすればこんな感じじゃないかなと思っています。
①白書のボリュームがでかすぎてまとめきれない。
②暗記が苦手
③グラフがわけわかんない
④情報が氾濫していて、何が最適な勉強法かわからない
で、確かに経営の出題範囲としては前年度の白書からグラフや統計データが出てくるため、白書を読み込む人がいますし、また白書を要約したような教材もあるようでそれを暗記する方もいるようです。
私、自慢できるレベルではないものの、受験開始初年度を除き中小は毎回70点越えで得点源にしていたのですが、白書は1次対策としては読んだことがありません。
ではどうやって得点源にしていたかですが、簡単です。
政策で9割(45点前後)をとり、経営は定番問題を確実につぶすことで60点は確実に取れるようにしていたんです。言っちゃえば、あんな分厚い白書のどこから出るかも解らない経営ははなっから捨ててました。
政策で9割?変態かお前は!と思われるかもしれません。しかしわたくし、ちょいとぽっちゃりの色白のおねーちゃんが好きなレベルで至ってノーマルな性癖です。
あ、お聞きでない。
記憶力も決して良い方ではありません。
では政策でどうやってそこまで取るかですが、実は政策は経営の範囲の広さに反して、出題範囲がほとんど変わってないんですよ。なのでそこに気が付いている某受験機関が出しているテキストの経営の部分を丸暗記しながら、とにかく5年分の過去問を回すんです。政策は似たような支援制度などの暗記が多く、微妙に担当する機関が違っていたりして最初は混乱すると思います。なのでノートなどに違いを書き出して整理すると理解が進みますよ。あとはアウトプットを繰り返しているうちに、最低でも経営は8割とれるようになります。そうすれば40点ですね。
あとの20点ですが、これも過去問が中心になります。白書から出題される範囲ですので過去問は使い道がないと思われがちですが、それでも毎年問われているような論点があります。例えば業種別の中小企業の範囲(「さんさんいちいちごごごいち」なんて覚えますよね)や、業種別の企業数や労働者比率・起業数・廃業数だとか、就業者の年齢別人口割合だとか、年齢別の起業者数だとか、どういった統計が一貫して増加、もしくは減少していて、どういった統計が一貫してはいないのかだとか、リーマンショックや東日本大震災前後で特徴的な変動があった統計はなんだったか?とか、本当に定番のあの辺です。
ここを、最新の統計データで正確に把握しておくんです。ただし数値までは問われませんので、順序だとか比率などをしっかり覚えます。基本的にこれらのデータの応用的な問われ方をしているだけなので、対応さえできれば20点くらいは簡単に行きますよ。
つまり、毎年白書を読み解き、中小を研究している受験校が書いたテキストがなんといっても良くできています。そのテキストと過去問の回しで行けます。白書を読むのは時間がもったいないのでやめましょう。
また、本試験ではいつも私は政策のほうから解き始め、しっかり解くようにしていました。後半に解くことで残り時間から焦りが生じ、ミスをしないためです。最低8割以上はとれる自信があるので、見直しも含め45分もかからず終わってしまいます。そしたら残りの時間でさほど得意ではない経営を時間が来るまで粘って粘りまくります。得意な人は60分もすればどんどん退席しますが、得点源にすると決めたら仮に全部解き終わっても、自信がない問題を見直して一点でも多くとれるように最後まで粘ります。私が27年度に受験した際は、ほぼ半数が退席したあとの教室で、疲れと腰の痛みと難問への取り組みであまりにも悶絶していたため試験官と目が合った時に「ふふっ」と笑われてしまいました。恥はかいていいです。点を稼ぎましょう。
ということで、難しく考えることがとにかく苦手な私は中小もこんな感じでやってました。参考になるかわかりませんが、ちょっと悩んでるようでしたら参考になさってくださいませ。
さて、明日は切れ味鋭い理論派のMAXXさんが登場します。二次で一度は考える、イケカコをどう活用すべきか?につて、MAXXさんなりの鋭い視点でコメントを書いています。是非ご期待ください!
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