スキ×ベン ~ 帰省×経営法務
おはようございます。市役所の星☆@タキプロです。
もう今年も終わりですねぇ。
さて、「日常生活のスキマに勉強を組み込む方法」を追及する本シリーズ。
ちなみに前回はコレ>> クリスマス商戦×マーケティング
で、今回はコレ
帰省×経営法務
年末年始といえば、ご実家にお帰りになられる方も多いのではないのでしょうか。
自分の実家は市内、妻の実家は隣町、という超地元密着型の私は、両方ハシゴして一日で済みますが、一般的にはなかなかそういうわけにもいかないですよね。
お正月に実家に挨拶しに行く。
ある程度は常識というか礼儀なのでしょうが、受験生の皆さんにとっては「せっかくまとまった日数が休めるのに、勉強に使える時間はあまりない」というコトになりがちですね。
そこで、この時期ならではのスキマ時間活用です。
お正月は、親戚が集まるイベントでもありますね。
そこでシミュレーション。
誰か目標を定め、「そのヒトが被相続人になった場合の法定相続割合」とか、「そのヒトがオーナー経営者だった場合、経営権(=株)の相続はどうなるか」とか、「このヒトが被相続人になった場合、自分の遺留分はなんぼか」とか、ちょっと想像を巡らしてみるのです。
小難しい法律の規定を理解するには、何か具体的な例に落とし込むのが一番です。
被相続人Aさんと長男Bさん、なんて文章、わかりづらいじゃないですか。
「親父と自分」とか、「○○おじさんとイトコの△△」とか、「オカンとボクと、時々、オトン」とかのほうが絶対理解しやすいです。
ちょっと後ろ暗いカンジのシミュレーションではありますが、効果絶大だと思いますよ!
今年度の経営法務では、遺産分割とか、相続の遺留分とかって問題がいくつか出題されました。
おそらく、中小企業が抱える大きな課題のひとつとして「事業承継」があるからなんじゃないかと思います。
「事業承継」とヒトクチにいっても、個別の企業によって状況も多種多様ですし、場合によってはかなり根深いこともあります。
国が施策を作ったからといってサクッといっぺんに解決できるような課題ではないので、今後もこのテの問題が出題される可能性は大いにありますね。
ということは、民法に定められているような相続のキホンは確実に理解しておく必要がありそうです。
この時期ですし、「経営法務はまだ手をつけてない」って方もいらっしゃるとは思います。
とはいえ、民法とか贈与とか相続とか、このあたりの範囲は、実のところ一般常識に2~3本毛が生えたモノです。 よくビジネス誌とかでも特集記事が組まれてますよね。
試験対策と割り切らずに、早めに理解しておいて損はない、と思いますよ~。
<次回予告>
来週の今頃は、もう仕事はじm…いや、やめときましょう鬱になるから。
次回、「新年×勉強はじめ」!
乞うご期待!
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