かれんじ流、「1次過去問」の使い方(後編)
おはようございます!
“金曜朝”のかれんじ@タキプロ4期生です!(受験歴はこちら)
前回のブログで説明したとおり、私は「1次過去問」を次の方法で使い倒していました。
① カテゴリー別に解く!年度別に解かない!
② 不正解の選択肢も使い倒す!
③ 難問はあとまわし!
今回は①→③→②の順で具体例を説明していきます
◆①の具体例
今回の例では「経営情報システム」のカテゴリー「プログラム言語」という視点で見ていきます。
H19第4問、H20第6問、H21第4問、H23第3問が「プログラム言語」のカテゴリーだと思います。
これらをまとめて解きます!
◆③の具体例
正答率が低いものは後回しにします
ここで、T○Cの第1次試験過去問題集によると「H21第4問」は正答率が40%未満なので、これは後回しにします。
そのためH19第4問、H20第6問、H23第3問のみを解いていきます。
◆②の具体例
具体的にH23第3問を解いてみます。
<平成23年 経営情報システム 第3問 より>
近年、情報システムの開発には多様な言語が用いられるようになってきた。それらを適切に使い分けるためには、各言語の特徴を把握しておく必要がある。言語に関する説明として最も適切なものはどれか。
ア COBOLは科学技術計算のために開発された手続き型プログラミング言語である。
イ HTMLはWWWで使用されるハイパーテキストを記述するための言語で、SGMLの元となっている言語である。
ウ JavaはUNIX用のテキスト処理用言語として開発されたインタプリタ型言語である。
エ XMLはネットワーク上でデータ交換に使用される言語で、近年ではデータベースの開発にも利用されている。
正解は(エ)です。
私は以下のように取り組みました。
★正誤判定
まず、選択肢の正誤を判定します。
ポイントは正解だけでなく、間違っている選択肢もなぜ「×」なのかを明確に説明できるようになることです!
(ア)COBOLは非手続き型プログラミング言語であるため「×」
(イ)HTMLはSGMLの元ではない。SGMLがHTMLの元となっている言語なので「×」
※「AはBのXXとなっている」の「A」と「B」が置き換えられているケースが良くあります!
(ウ)JavaはUNIX用のテキスト処理用言語として開発された言語ではない。そしてインタプリタ方式ではなく、コンパイラ方式とインタプリタ方式の中間なので「×」
(エ)設問の記述通りなので「○」
不正解の選択肢はどこを変えれば正解となるのかも、十分に検討しましょう!正誤判定がうまくなりますし、知識も頭に入ってきますよ
★知識として覚える用語
次に、設問に記載のあった用語をチェックします。ここではこれらの用語が該当します。
COBOL、手続き型プログラミング、HTML、WWW、ハイパーテキスト、SGML、Java、UNIX、インタプリタ言語、XML
テキストと同じように1字1句違わず覚える必要はありません。COBOLであれば「非手続き型」で「事務処理計算に適切」であることを頭の片隅に置ければ良いと思います。
1次試験は選択型の試験なので、適切なものが選べればよいのです。頭の片隅に入れておけば、適切な選択肢が選べるのではないかと思います
たった1つの問題ですが、これだけやるとなかなかハードですよね
でも、ハードであるほど力はつくはずです
今週はここまで。
それでは皆様、よい週末勉を
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