【1次試験必勝法】 財務・会計は反復あるのみ!
おはようございます。まゆげです。
まゆげは風邪を引いてしまいました。皆様も体調管理にはご留意ください。
さて、先週に引き続き1次試験対策をお届けします。
今週は「財務・会計」についてです。
企業活動においてお金の流れは、人体における血液に例えられます。お金の流れを診断できない経営コンサルタントは、血液検査の結果を診断できない医者のようなものだと、まゆげは思うのです。まゆげは、元々は簿記3級程度の知識しかなかったのですが、後述の反復によって得意科目にしました。苦手意識をお持ちの方も、是非とも克服をしてください。
1次試験における財務・会計と2次試験における事例Ⅳの対策は、異なるかと思います。
2次試験の場合、毎年出題されるであろう論点がある程度予測できます。具体的には、以下の内容が入れ替わりで問われています。
- 経営指標分析
- キャッシュフロー計算書(間接法のみ)
- CVP分析
- 限界利益率、貢献利益率
- 設備投資の経済性計算
- DCF法を用いた企業価値の算出
- 為替、等
受験校の演習も、上記の内容を中心に構成されています。論点が絞られているため、深い理解が求められます。また、計算機を利用できるため、計算が楽な一方、計算機の使い方を学ばないといけません。
一方、1次試験の場合、出題範囲が圧倒的に広くなります。2次の論点に加え、以下の内容が頻出しています。
- 簿記(特に決算整理)
- 税効果会計
- 直接法のキャッシュフロー計算書
- PERなどの株価指標
- MM理論
- CAPM理論、等々
いわゆる難問と呼ばれる個別の論点も散見されます。また、計算機を利用できないため、手計算に慣れておく必要があります。
1次試験対策で幅広い試験範囲をすべて勉強することは得策ではありません。効率よく合格するためには、選択と集中が必要になってきます。
この時期まゆげは、1次試験対策として徹底的な反復(皿回し)をしていました。具体的には、過去問はやらずに、購入した問題集と受験校の演習問題の反復を徹底的にやっていました。理由は、問題集や受験校の演習問題は、過去の問題傾向から出題されるであろう論点が中心となっており、尚且つ悪問が少ないと判断し、効率よく勉強ができると考えたためです。問題集は、同友館の『財務・会計 選択/記述 セレクト問題集』を使っていました。これ、よかったです。良問を厳選した問題集で皿回しに最適でした(解説は少なめなので、ある程度学習が進んでいないと厳しいかもしれません)。手計算も得意ではなかったですが、問題集と演習問題の反復の中で慣れるようにしました。
過去問(5年分)は勉強方法を変えていました。つっちーも紹介していますが、捨て問が存在するからです。着手は、今思うとちょっと遅めでしたが、7月からでした。また、過去問から学ぶというよりは、本番試験の内容に慣れること、85%程度をとれることを目安にの反復に留めることに留意しました。
まゆげの財務・会計の勉強法ですが、参考になったでしょうか。
少しでも受験生の皆様のお役に立つことができたら、まゆげは小躍りして喜びます。
では良い週末をお過ごしください。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・5/19(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H22事例2&1次対策
・5/23(木) 19時~22時 八丁堀区民館 題材:H22事例3&1次対策
*2次試験対策では、すべての設問を議論の対象とすることは時間の都合上できません。なるべく受験生の希望を反映するため、参加申し込み時にディスカッションをしたい問題をご記載いただければと思います。
また、題材の事例について事前に解答を作成し、5部程度コピーをお持ちください。
*1次試験対策を希望される方は、参加申し込み時に対策をしたい科目と、どのようなことをしたいかを簡単にご記載ください。
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