【5期生合格体験記】~Nobsyの場合~

おはようございます。
木曜のブログ担当のなず@タキプロです。
これからタキプロで活動していく5期生の合格体験記シリーズ、今回は昨年のタキプロ勉強会にも参加していただいていたNobsyさんです。


【ニックネーム】
Nobsy(のぶしー)

【基本情報】
勉強方法:独学
勉強年数:3.5年
1年目 1次 6科目受験→0科目合格
2年目 1次 6科目受験→2科目合格(企業経営、法務)
3年目 1次 5科目受験→通過、2次 ADDB  総合C(不合格)
4年目 2次 合格
得意分野:情報システム、事例Ⅰ(どちらも現職との関連あり)

【各年の取り組み方】
4年間の中で、試験に対する考え方、取り組み方、交流範囲等が大きく変化していきました。時系列で追うと以下のようになります。
特に4年目の2次の直前期の2ヶ月余りは気持ちと生活を「戦闘モード」に切り替えて、気合が入った取り組み期間となりました。

■2年目まで
合格目標期限のないライフワークとしてゆるく一人で勉強
結果が悪くても、知識増加という最低限のプラス面があることで良しとしていたため不都合は感じないながらも、合格するためのモチベーションという点では決して高くはありませんでした。

■3年目
受験生仲間がはじめてできました
置いて行かれたくないという気持ちがモチベーション向上に繋がり、直前期に頑張る原動力となった結果、一次の残り科目に合格することができました。
初めて合格が身近な目標として意識することができました。

2次は仕事上の都合もありほとんど対策がとれないまま、本試験を迎えました。
問題を解きながら、出題者は『診断士になるための本気度』を試しているんだなとひしひしと感じました。
ADDBの総合Cで不合格となりました。必然かつ納得の結果だと思いました。

■4年目
初めて、最初から2次合格が目標となった年となりましたが、1次試験終了前までは、時間があるときに事例Ⅳの対策を行う程度の勉強量でした。

1次試験終了後に、意識を「戦闘モード」に切り替えました
勉強以外の予定をできるだけ入れず、 徹底的に試験用の気持ちと生活に改めました。
ちょうどこの時期に参加したセミナーで聞くことができた昨年合格者の取り組みを参考に以下の方針を立てました。

①ストレート生と同じ気持ちで
ストレート合格者は不利を自覚しているからこそ、必死にかつ効率的に勉強できるのだという仮説を立て、
自分はストレート生だと思うことにし、体力と時間という資源を無駄なく使うようにしました。

②質と量
どちらかではなく両方を充実させることが大事との話を聞き、実践しました。
質:最近2年分程度は、多くの解答・解説を情報収集し自分にない観点を吸収するようにしました。
タキプロ勉強会にも8月~10月の期間に初めて参加しましたが、この「質」の観点を念頭においての参加でした。
量:通算で70事例を目標に本試験直前まで解き通しました。

③弱点に対する手当
弱点を早期に発見するための仕掛け、気づきを得る機会をより多く用意しておくことと、見つけた弱点に対して効果的な対応を実施することに気をつけました。

【総 括】
4年を振り返って、私が最終的に合格できたのは、以下がポイントだったのではないかと思います。

① 仲間との交流             (環境面)
② 直前期の取り組み           (姿勢面)
③ 質と量                (方針面)
④ 弱点への取り組み           (方針面)
⑤ 目標やモチベーションの管理、負荷の管理(精神面)

4年間を通してみると、気楽に始めた1年目から、その年その年の勉強の成果を楽しみつつ、少しずつ目標を高くしてきた中で、合格可能性が高くなった2回目の2次試験直前期にモチベーションのピークをうまく持っていくことができた点を5つ目のポイントとして上げています。
多くの合格者がモチベーションの維持について話題に上げていますが、長い受験期間の中で、どのように長期及び短期の目標やモチベーション、自分にかかる負荷をコントロールするかというのは大きなポイントなのだと思います


いかがでしたか。独学で合格を勝ち取ったNobsyさんの振り返りが参考になればと思います。
さて、明日はどんなエピソードが語られるのでしょうか。
お楽しみに。

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