【6期生合格体験記】 ~「ぷらむ」さんの場合~
みなさん、こんばんは。
マーチャオ@タキプロ5期生です。
合格体験記も中盤にさしかかりました。
今日はぷらむさんの登場です。
特に2次試験の取組みや振り返りについてじっくりお読みいただければと思います。
「ぷらむ」と申します。私は実務経験が乏しく、未知の分野が多い中での挑戦になりましたが、2次試験4度目にして何とか合格できました。「これが決め手!」というような成功要因はなかなか見出せませんが、不合格と合格を体験して、感じたこと・思ったことなどなどを書かせていただきます。
■中小企業診断士を目指したきっかけ
自分自身と社会との関わりを考えた時、もっと社会に深く関われるのではないか、もっと貢献できるのではないかと思い至ったことです。
■受験歴
2010年4月頃から学習スタート。
2010年 クレアールの通信(主要でない4科目を学習。)
1次:7科目受験→1科目(中小)合格
2011年 引き続き、クレアールの通信(1次:6科目。2次:過去問5年)
1次:6科目受験→合格
2次:BABA(総合B)
2012年 AASの通学(2次を集中的に学習。主要でない科目をいくつか潰せたらという思いで1次受験。)
1次:7科目受験→5科目(経済・財務・運営・中小・情報)合格
2次:BDAA(総合B)
2013年 独学(2次を集中的に学習。1次は苦手な法務を中心に学習。
1次:3科目(財務・経営・法務)受験→合格
2次:BBBA(総合B)
2014年 TBCの通学(2次を集中的に学習。2次受験の権利はあるが合格するつもりで1次受験。)
1次:7科目受験→合格
2次:合格
■私の感じた「2次試験の合格基準」
「2次試験の合格基準」は分かりにくいものです。私もなかなか実感できませんでしたが、不合格・合格を経て、私は以下のように「合格基準」を感じました。
お祭りなどの射的ゲームで例えると、
・A :的に当たって、的を倒すことができた(当たり所が良く倒れた)状態
・B :的に当たったが、弱かった(当たり所が悪かった)ために的を倒せなかった状態
・C・D:的を外した状態
人によって「2次試験の合格基準」の感じ方は違うかもしれませんが、「B」をようやく乗り越えた私が感じた「合格基準」です。
■敗因
私は学生時代から国語が苦手で、実務経験も乏しいために、自信がなく、的に当てるだけになってしまい、強く的を狙っていませんでした。題意にはそれなりに答えているが、具体性が欠けていて、抽象度の高い解答が多かったことが敗因だと感じています。
また、受験歴を重ねるたびに、与件文・設問文を冷静に分析しようとする意識が強くなり、事例企業の社長に伝えようという熱さが薄れてしまっていました。「冷静さ」も大事ですが、「熱さ」が足りなかったことも敗因だと感じています。
最初は「B」の延長線上に「A」があると信じていて、このまま学習を続ければ合格できるだろうと考えていました。それがイケなかったと思います。
■勝因
合格した時は、与件文・設問文の根拠から具体的に、そして事例企業の社長に熱く伝えるように、解答を書き切ることを意識しました。このことを意識して、強く的を狙ったことが勝因だと感じています。それまでも分かっているつもりでしたが、なかなか実践できませんでした。普段の演習・模試の時から緊張感を持って、意識し続けたことで、本番での実践に繋がったと感じています。
■受験生の方々へのメッセージ
合格にはいろんなパターンがあります。多くの合格体験記を目にしていると思いますが、自分の状況に近いもの、参考になりそうなものを取り入れて、自分自身の成長に繋げて下さい。
この試験は、中小企業診断士の適性が求められる試験です。受験期間は、その適性を高め、自分自身を成長させる期間です。有意義にお過ごし下さい。
いかがでしたでしょうか。
「2次試験の合格基準」、参考になると思います。
そして、「普段の演習・模試の時から緊張感を持って」という部分、私自身の受験生時代を思い出しました。
不合格だった年は演習をこなすという感覚になってしまっていましたが、翌年は、1回1回「ここに注意しよう」というように心の中で唱えてから演習に取り組みました。
そして、「自分の状況に近いもの、参考になりそうなものを取り入れて」というのも、おっしゃる通りだなと思います。いろいろな情報がある中で、ご自身にあうものをうまく取り入れ、勉強を組み立てていくことが重要だ思います。
ぷらむさん、ご投稿ありがとうございました
今後のご活躍を期待しています
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