1年ぶりに解いてみた 二次試験につながる企業経営理論 byきゃるろ
タキプロ14期の きゃるろ と申します。
二次試験を受験された皆様お疲れ様でした。
人事尽くして天命を待つの状況かと思いますが、ひとまず今まで出来なかったことに時間を使って、これからの口述試験対策等に備えていただければと思います。
今回は企業経営理論についてR5年の試験を解いて感じたことを中心にお伝えできればと思います。
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■はじめに
今回は企業経営理論について書かせていただきます。
経営戦略論、組織論、マーケティング論が中心となって出題される1日目午後に実施される科目です。
他の科目とも関連する部分のある中小企業診断士試験の中心的な科目になります。
非常に範囲が広く、暗記的な要素もあるなど対策に時間が必要ですが、
冒頭にも記載させていただいたように二次試験でも必要な要素が盛り込まれておりますので、十分に時間をかけて取り組んでいただきたい科目です。
■タキプロのおすすめ記事
14期ゲンゾーさんの記事に二次試験において一次試験の知識を活用する部分の記載がありますので、イメージをつかんでいただければと思います。
同ブログ内の記事でも紹介されていますが、出題傾向はベストさんの記事に詳細に記載されておりますので、今から勉強を始めるという方はご覧になっていただければと思います。
■1年ぶりに解いてみた
当記事の執筆にあたり、R5年度企業経営理論をノー勉でどの程度できるかやってみました。
結果は30問/41問の正解で67点ということでなんとか科目合格レベルでしたが、やはり暗記が必要な細かい部分を中心に忘れている項目も多く、難しい科目だと実感をいたしました。
特定の分野に偏りはなかったので、対策もどこかの分野に山を張るのではなく均等に行っていく必要があると思います。
実際に解いてみて感じたことは
・ある程度まで選択肢を絞った後で悩む問題が多い
・細かい用語の違いで不正解にするなど落とす問題がある
・労働関連、保険関連法規の問題は最新情報を整理して直前に記憶する必要がある
受験生の皆さんにとっては今の時期はまだ一次試験まで時間がありますので、
設問を読んで選択肢を絞っていくという基本的な演習を中心に行っていくとよいと思います。
今の時点で正解かどうかは大きな問題ではないので、選択肢を絞るためのポイントを身に着けていければ、自然と点数は上がっていくと感じました。
・選択肢がセオリー通りの文章が書かれているかどうか。
・文章の内容は正しいが、記載されている単語が正しいものかどうか
上記内容を意識して選択肢を絞ることができれば、苦手としている分野の課題が見つけやすいと思いますので、そこを重点的に学習していくというサイクルで対策を進めていくことをおすすめいたします。
■二次試験にむけたおすすめの勉強法
私自身のことですが、昨年の一次試験後企業経営理論については特に学習はしていませんでした。
しかし、タキプロ活動を通じて二次試験の問題には触れており、その中で活用する一次知識で結果的に復習ができていたのだと思います。
例えば、R4年度の二次試験 事例Ⅰ 第4問における組織構造の提案は企業にとってどのような組織構造をとることが良いか提案する問題でした。
一次試験の知識を活用することで、事業部制をとるのか、機能別組織をとるのか、マトリックス組織を採用するのか等様々な回答があるかと思いますが、単に組織の名称を記憶するだけでなく、その組織形態を採用することでどのような効果を得られるか、そして二次試験の事例企業にある課題、導入することで解決することができる企業の弱み等を整理していただくとより知識が定着していくと思います。
直前期はどうしても暗記中心になりがちだと思いますので、時間のあるうちに二次試験でどのように一次知識が使われているか確認し、一次知識を深めていくことが結果的に二次試験の対策にもつながっていきますので、一度確認してみてください。
■おわりに
企業経営理論について書かせていただきました。
タキプロ活動ではZoom勉強会中心に受験生の皆さんと関わることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
受験生の皆さんの吉報を心よりお待ちしております。
次回は、ゆの さんの登場です。
お楽しみに!
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