【1次試験】働くあなたの”個人”経営理論

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タキプロ14期の はっせーと申します。

今日の記事は、私が最もおもしろい!と感じる科目である【企業経営理論】の重要論点を、働く個人に当てはめるとどうなるのか?という少し変わった視点から見ていきたいと思います。それではどうぞ~



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■自己紹介

30代男性/会社員/1児の父/勉強時間1,200h/一次1回(600h)二次2回(600h) 

過去記事:【経済学・経営政策】“書く派”で知識ゼロから84点 はこちら

■【経営戦略論】ドメインの設定について

「経営戦略論」の重要論点からひとつ、企業/事業ドメインを個人に当てはめて空想をしてみたいと思います。

企業/事業ドメインとは、企業が展開する事業領域やその分野、範囲などを明示したものであり、通常「どの顧客に、どのような価値を、どのような方法」で提供するかを定義していきます。その際には、強み(企業でいうコア・コンピタンスやケイパビリティ)の理解が不可欠です。

このドメインの設定を、働く個人へ応用するとどうなるでしょう。場面として、就活・転職時、企業内でキャリアについて考える時・異動時、独立前後 等が当てはまりそうです。

ちなみに私自身のドメインを考えてみた結果は下記の通りです。

・強みの理解:

 新卒から10年以上勤務している■■業界のことについて、エンドtoエンドで理解している。

 社内の同僚と比較して、診断士の知識と実務経験に基づいたSuggestionが可能

 社外の診断士を比較して、■■業界に精通したSuggestionが可能

・どの顧客に:■■業界の関係者、似たビジネスモデルの他業種の経営者

・どのような価値を:事業計画策定から採用育成・評価報酬制度改定・財務分析に至る伴走支援・他社事例の提供

・どのような方法:取引関係をきっかけにして対面/WEBによる打ち合わせを重ねた上で関係強化・信頼獲得を図る

余談ですが、これらは恋愛・婚活においてもとても大事な気がします。モテる人は、自分の強みを理解して、それが最も刺さる層へのアプローチを自然とやっていますよね~

■【組織論】動機付け・衛生理論について

あなたの仕事における「満足」にかかわる要因(=動機付け要因)と「不満足」に関わる要因(=衛生要因)どのようなものでしょうか?

企業経営理論では組織論として語られるテーマですが、まず自分自身に置き換えて考えてみるのも面白いと思います!

■【マーケティング】ブランド戦略

ブランド戦略とは、ブランドの認知を広げ、価値を高めるために行う戦略のことであり、経営に影響を与える重要な戦略ですが、これは個人も同じです。独立して仕事を受注する・社内で重要なポストを勝ち取る・転職で有利な会社へ移籍する、これらにブランド戦略やセルフブランディング能力は大きく関係していると思います。

あなた自身の「ブランド」はどのようなものでしょうか?

① 自分のミッションを明確にする:ミッションなきところにブランドなし

② ブランドに対するターゲットを決める:ターゲットは、顧客・取引先・上司・転職先企業なのか                    

③ ターゲット先への提供価値を明確にする:相手から自分を見たときにどの様なタグ付けがされているか              

ターゲット先への価値を最大化する提供方法を考案する:QCD+α付加価値

このブランド戦略は、ドメインとも大きく関りがあることがわかりますね。企業も個人も強みを理解して、それを最大限発揮できるフィールド・顧客に対して価値発揮し続けることが大事と思います。

■おわりに

このように企業経営理論はビジネスマンが大好きなテーマが詰まった科目になります。年末年始の隙間時間をぜひ学習に充てていただけると幸いです。

次回は、ゲンゾー さんの登場です。 

お楽しみに! 

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