診断士試験の勉強方法 by みっひー

勉強方法

タキプロ15期のみっひーと申します。 

  2次試験を受験された皆さま大変お疲れ様でした。合格発表までソワソワした気分で待ち、また各受験機関からの情報収集を行っている頃かと思います。合否問わず自分自身の解答は大切ですので、忘れずに記録しておきましょう。今回は初学者の方向けに勉強方法をお伝えします。なお記載内容は私個人の考えですのでお含みおきください。

タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■1次試験の勉強方法

1次試験は知識の試験す。試験範囲は膨大でありますが、毎年必ず出題される頻出ポイントが多くあります。ポイントは頻出ポイントを知ることと、落とさないようにすることです。2次試験も同様ですが誰もが正解する問題を落とすことはかなりリスキーです。反面、毎年必ず見たこともない難問も登場します。難問は誰も解けませんので無視しましょう。

学習にあたっては、①予備校に通う②通信制の予備校を利用する③独学などが挙げられます。私は①の予備校通いを選択しました。合格者のなかには独学で合格された方々も数多くおりますが、私自身勉強という習慣が大学受験以降無かったため、勉強するしかない環境に身を置かないととてもじゃなく続かないと考えたからです。結果として私には合っていました。社会人になってからの勉強はこんなに楽しいのかと実感し、まったく勉強が苦にならなかったです。(初年度だけですが・・・)。予備校講師は独立されている診断士の方が多く、実務の話なども聞くことができとても有意義でした。但し皆さまおかれている環境は異なりますので、自身にあった学習方法を選択しましょう。

 勉強方法については予備校の講義のほか、予備校の問題集と過去問題集を3~5周こなしました。これで十分合格ラインは狙えると思います。また自分自身のまとめノート(頻出ポイントや注意点を記載したノート)を作成していました。賛否両論ありますが、まとめノートは作成してよかったと思っています。自分自身でつくったノートは頭への残り方も違いますし、いつでもどこでもペラペラめくれ、タキプロのブログを書く際などいまだにページをめくっております。

■2次試験の勉強方法

2次試験は論理の試験です。1次試験とはまったく別の試験と考えましょう。そもそも知識だけでクライアントに助言をしていたら、それは占い師です。中小企業診断士はコンサルタントの国家資格ですのでクライアントの置かれている状況を適切に把握した上で、知識を引き出し、最適な助言を行うことが求められます。また各記事で書かれている通り、試験の山場は2次試験です。1次試験で燃え尽きることが無いようにしっかりゴールを見据えましょう!

 学習にあたっては基本的に1次試験と同様の選択肢となりますが、予備校の中には2次試験に特化した予備校もあります。独学を志向される方以外はそれぞれの予備校の特徴をしっかりリサーチした上で、予備校を選択しましょう。それが結局費用面でも安上がりになります。私は多年度生でしたのでひと通りの勉強方法は試しましたが、ここでは合格年度に行った勉強方法を記載します。まず予備校ですが2次試験に特化した通信制予備校を利用しました。それまでは1次試験で利用していた大手予備校を利用していましたが、模試では毎年A評価にも関わらず本番では不合格が続いたため、思い切って予備校を変更することを選択しました。

 事例Ⅰ~Ⅲまでの勉強方法は、予備校の教材を解き講師に採点を依頼する(あえて厳しめなダメ出しを採点者には依頼していました)、市販の過去問10年分を解き予備校の模範解答やふぞろいな合格答案で採点する、以上を通じて反省点をまとめノートに記載し見直しをするといったことを行いました。2次試験の注意点として各設問で完結する1次試験と異なり、全体を通じた回答の一貫性が求められますので、矛盾が生じないかしっかり意識するようにしましょう。前述の通り2次試験は論理の試験だからです。私はこのポイントを意識した際に点数が安定する様になった実感があります。また回答は必ず誰かに見てもらうようにしましょう。自分1人ですと解釈が甘くなり弱点に気づかないまま本番を迎えてしまうことが想定されます。幸いタキプロを始め受験生コミュニティは様々なものがあります。どのコミュニティでもいいので所属し仲間をつくることをおススメします。(偉そうに言う私はできませんでしたが・・・)。

 事例Ⅳについても同様で基本的に予備校のテキストや過去問を活用し勉強を行いました。時間に余裕がある方はイケカコ(意思決定会計講義ノート)を解いてみることをおススメします。事例ⅣはNPVをはじめ、設問解釈が非常に難解です。イケカコはより難解ですが、3周程度こなすうちに、事例Ⅳにおいて設問解釈でミスをすることは少なくなった実感はあります。

 2次試験は1次試験と比べ隙間時間で勉強を行うことは難しいです。私は最後の受験年度は子供が生まれたこともあり、土日のまとまった時間がとれなくなりました。都内まで1時間程度電車通勤をしていたため、朝はバインダーに印刷した問題を挟み込み、電車内にて時間を計り、与件文の読込・チェック・回答骨子の作成まで行い、会社近辺の喫茶店に場所を移し回答の記入・模範解答と照らし合わせるといったことを日課にしていました。事例Ⅳについては、さすがに電車で立ちながらでは電卓を叩けなかったため、グリーン車や座席指定の特急で座り勉強を行っておりました。(周りの目なんて無視しましょう!)。合格生の中には育児を行いながら勉強し合格されるようなスーパーマンもいらっしゃいます。要は工夫です!

■おわりに

 口述試験においてはほぼ全員合格しますし、優秀なタキメンの方々が紹介をしていますのでここでは割愛します。これまでいろいろ記載しましたが1次試験、2次試験共通して言えるのは、勉強方法に正解はないことです。実務補習で知り合った方の中では、2次試験の勉強においてChatGPTに回答を採点させ、ストレート合格をした強者もおりました。時代ですね!自分に合った勉強方法で合格されることをお祈りしております。

次回は、きたっち さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

 

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です