誰にでも可能性はある byみさ
はじめまして!
タキプロ12期のみさと申します。
受験生の方に少しでも役立つ情報を発信できるようがんばりますので、1年間よろしくお願いします!
■はじめに
さて、早速ですが、簡単に自己紹介します。
年代/性別:30代/女性
職種 :商社・経理事務
保有資格 :財務諸表論、簿記論、建設業経理士2級
受験歴 :1次1回(R1)、2次2回(R1、R2)
勉強時間 :1次900時間、2次450時間(1年目200時間、2年目250時間)
勉強方法 :受験校通学
■受験遍歴
私は数年前に税理士試験をドロップアウトしています。
ひたすら覚え続ける作業が自分には合わず、あんなに勉強したのに結局何だったんだろう・・
本当にただ勉強しただけになってしまった・・と焦り、中小企業診断士試験なら知識を活かせるのではないかと考え受験を決めました。
※結論から言うと、活かせる部分はごくごく一部だったので、あまり関係ありませんでした。笑
一から勉強することばかりでしたが内容がおもしろく、本当にやってよかったと思いますので
今どうしようかと迷っている方は、とにかく始めてみていただきたいです。
1.初年度の学習内容
2018年10月~
受験校通学だったので、カリキュラム通りに進めていました。
独学と違って、スケジュールを提示されているため「与えられた課題はスケジュール通りにこなす」ことを意識しました。
どんなアドバイスも基本的に受け入れて、疑わず素直にやるスタンスを貫きました。
ここでは、カリキュラム以外にやったこと、考えていたことをご紹介します。
1次試験は財務会計以外の科目が全て初学だったため、得意科目で点数を稼ぐのではなく
「全科目を平均的に60点取る」「多少のミスは全体でカバーする」を目標に設定しました。
そのため、「科目合格は狙わない」「苦手科目を作らない」と自分に言い聞かせていました。
が!経済学でわけがわからず心が折れそうになり、情報システムの単語がどんどん頭から抜けていった絶望は忘れられません。
(大丈夫です、それでもやれば受かります!)
2019年6月~
休日に本番と同じスケジュールで過去問演習を行いました。
本番は体力と精神力を消耗しますので、この予行演習はやっておいてよかったです。
2019年8月:1次試験
あまり危機感を持っていなかった中小企業経営・中小企業政策の出来が悪く不安になりましたが、
自己採点で合格していそうだとわかりホッとしました。
2019年8月~
1次試験の対策に手いっぱいだったため、ここで初めて2次試験の勉強を始めました。
受験校の解答例があまりにきれいにまとまっていたので、この短期間で同じ対応をするのは難しいと考え「ふぞろいな合格答案10年データ」を購入。
合格ラインの解答の中でも、取り入れやすそうなパターンを参考に解答を組み立てるようにしました。
2019年10月:2次試験
手ごたえからは全く予想がつかず、とはいえ2次試験不合格でしっかり落ち込む
2.ACAB不合格の結果から失敗原因を分析
事例Ⅱはネイルサロンの事例で、今思えば何で?と思う解答要素の抜けがありました。
変に想像がついてしまった事例内容に気が散り、冷静に分析できなかったことが原因だと考え
「先入観は持たず、与件文に書かれている内容を正しく整理する」ことを意識しました。
問題は事例Ⅳです。得意科目だと思っていたので、かなりショックを受けました。
他の事例の進捗が悪く、優先順位を下げた事例Ⅳは試験の3週間前から始めることになりましたが、
手元にあった演習や模試、過去問は全部解けるようにして臨んでいました。
「解き方はわかるけど、見たことがない設定の処理がわからない・・」
「この問題は解答率が高そうだから、外したらやばい・・」
焦りに焦って、机がどんどん消しカスだらけになったのが忘れられません。
(しかも答案を回収されるときに、前の席の人の紙がビッシリ埋まっていて何とも言えない気持ちになりました)
事例Ⅳの失敗は「過去問と配布された問題のみで対策し、未出題範囲に対応できなかった」に尽きます。
計算はできるものの、いざ文章で書きだすと計算手順をハッキリと説明できないものがあったことも原因でした。
まずは網羅的な計算問題集を手に入れることが必須だと思います。
(受験校利用の方も事例Ⅳだけは、配布物だけではなく別の問題集を1冊はやっておくのがいいです)
3.2年目の学習内容
2020年1月~
2次試験まで時間があるため、まずは事例Ⅳの財務問題集を1冊やって出題範囲の確認をしました。
その後、事例Ⅳの学習は「計算手順を、文章で表現できるようにする」方法に変更しました。
計算問題は、計算手順を文章で書き出すことができれば、あとは数値を当てはめるだけです。
・計算手順の構造を理解できていないまま、なんとなく解けてしまっている
・いつもと違う表現や出題形式を見ると、どこから手を付けていいかわからなくなる
こういった悩みを持ち、事例Ⅳに苦手意識がある方も、計算問題を文章として書きだすことで
自分自身の理解度を確認しながら学習を進められるはずです。
(これなら電卓不要なので、通勤時間の隙間時間でも事例Ⅳの学習が可能です。)
事例Ⅰ~Ⅲについては、1年目のようにふぞろいからワードのつぎはぎはせず、
「自分の解答に足りない要素を分析して改善、次の演習で試す」を繰り返しました。
あとは定期的に1次対策のテキストを読んで、知識の忘れ止めをしていました。
2年目は「早くから過去問をやらずに直前期まで温存しておこう」と思い、やらずに置いておきました。
過去問には限りがあるうえ、1年目に直近5年分はすでに解いています。
本番は、過去問レベルの難易度の問題に初見で対応する必要があるため、直前期までは受験校で配布されたトレーニング等を使用していました。
2020年7月~
問題を解くことに慣れるため、1~2日に1事例のペースで過去問を解きました。
2020年9月~
週末に本番と同じタイムスケジュールで過去問を解きました。
2020年10月~
同友館の企業診断に掲載された初見の事例問題を解きました。
最後に初見の事例問題を解いたおかげで、いつもと様子が違う事例でも動揺せず対応できたので、やってよかったです。
2020年10月:2次試験
本番を終え、ぐったりして帰宅。
2020年12月:口述試験
2次試験のことをいったん忘れようと思ったら、本当に忘れてしまい、慌てて直前に対策しました。
基本的に落とされる試験ではないと聞いていましたが、口述試験が一番緊張しました。
2021年4月現在
実務補習を終えて、今こうやってブログを書かせていただいています!
■おわりに
ここまで、ざっくりとですが私の受験遍歴をご紹介しました。
最後に、私が初めて簿記を学習したときに「電卓の選び方」で悩んだため、選び方をご紹介したいと思います。
メーカーはどこでも構わない(キー配列の好みで選べばいい、という意味です)ので、必要十分なキーがあれば問題なく使えます。
一例として、私はシャープのエルシーメイトEL-N432-X(1,200円位の安い電卓です)を使っています。
最低限必要なキーが揃っていますので、この電卓にある機能を参考にしていただければと思います。
【特に便利で気に入っている機能】
「→」(右シフトキー)がついていて、1度押すと右端1文字を消せます。打ち間違いがあっても、初めからやり直さずに済むので便利です。
メモリー機能はたいていどの電卓にもありますが、「→」はあったりなかったりします!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回はういさんの登場です。
お楽しみに!
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