知っておきたい! 診断士電子化学習法
1次試験を受験される方は申込みは終わりましたか? 6月2日までになっていますので、受験される方はゆとりをもって早めに申込しましょうね。
今回から連続でお伝えするのは、Evernoteと参考書籍の電子化による学習方法です。
参考書、問題集などを電子化し、この資料やこれ以外のインターネットの情報等をEvernoteでまとめて管理し、学習効率を高めます。
最初に申し上げておくと、これは書籍の電子化やEvernoteのデータの蓄積などに時間がかかるため、すべての方にお薦めできる方法ではありません。ただ、暗記ポイントや苦手な論点を絞り込みながら全科目を繰り返す直前期には、特に学習効果が高まります。苦手科目や手順の一部だけでも参考になれば活用してくださいね。
使用するものは、
①Evernote
②ipadなどタブレット
③i文庫HD(タブレットで電子化した書籍などを閲覧するためのアプリ)
(この他自宅で書籍を電子化するのであれば、裁断機やスキャナー)
です。
次はこの学習法のメリットとデメリットです。
○ メリット
1 細切れ時間などの有効活用
診断士の基本書だけでも7冊、問題集・過去問を合わせるとこの3倍となりますが、電子化することによって大量の書籍を持ち歩けるようになります。また、通常、持ち出す参考書を外出前にその都度、整理する必要がありますが、この必要がなく、ちょっとした予定外の隙間時間ができた場合にも学習ができます。
私も、通勤時間や昼休み、早めに仕事が終わった日なども有効に活用することができました。また、2次を勉強しながら、ちょっとした時に1次知識の確認をしたい場合なども重宝しました。
2 情報検索性向上による横断的学習の効率化
参考書などを電子化しOCR加工することで書籍の内容を検索できるようになりますので、キーワード検索で関連箇所を広く効率的に確認することができます。
また、Evernoteで、電子化した資料以外も一元的に管理できますので、クリッピングしたインターネットの情報や補足資料として作成したワード・エクセルデータ等も横断的に検索することができます。
私の場合、特に「中小企業経営・政策」の科目では、個別の政策の知識を補足するために中小企業庁のホームページをクリッピングしており、知識の拡充と基本書とインターネットの情報などを横断的に理解するにあたって有効でした。
3 復習効率の向上
閲覧アプリ「i文庫HD」は、しおり機能を使い指定した箇所をEvernoteのノートとして保存できます。
例えば次のように保存できます。
基本書、問題集等の再学習箇所を抜粋し集中的に繰り返し復習したり、学習の進捗状況と理解度に合わせて抜粋箇所を繰り返し修正することもできますので、特に直前期の繰り返し学習の効率が上がりました。
● デメリット
最初に手間、費用がかかる
書籍の電子化などに手間がかかることに加えて、自宅で電子化するためにスキャナーや裁断機などを購入する場合は、初期費用がかかります。
今回は、電子化による学習方法のメリット・デメリットなどをお伝えしました。両面を比較しながら活用してくださいね。
次回は、これらの具体的な内容についてお伝えしたいと思います。
以上、メイでした。
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