自己紹介と弱者の財務への立ち向かい方 byぶぃの

はじめまして。タキプロ11期ぶぃのです。一次の受験歴が10期分(つまり10年)あるレアキャラです。一次試験受けすぎて、タキプロに合格体験記を書いた際は11回(実際は10回)とカウントを間違えました。盛ってもしょうもないところを盛ってしまいました・・・(合格体験記はこちら

タキプロにはWeb勉強会と口述対策で大変お世話になり、こんな自分も何か少しでも貢献できることがあるなら、今期参加させてもらいました。

今回のブログコンテンツの流れです。
・自己紹介と勉強法
・診断士を目指した理由
・勉強時間と試験結果
・「財務・会計」弱者の戦略

自己紹介と勉強法

①ニックネーム ぶぃの(Bwino:アフリカの現地語で「Good」の意)

②年代/性別 40代 男性

③職種 R&D部門専門職(分析やサービス企画)

④受験歴
1次試験:10回
2次試験:2回

⑤勉強ツール
・学習方法
いろいろと経験しましたが、最終的には一次独学、TBC二次通信+スクーリング、タキプロWEB勉強会

・学習ツール
書籍教材はみなさんが紹介されているので省略しますが、定番書籍は一通り揃え自宅のスキャナーでPDF化してタブレットをフル活用してました。理由は、たくさんあるテキストをいつでも参照できるよう携帯したかったのと、ガジェット好きな自分を勉強に立ち向かわせるためです。

診断協会のWEBサイトから各年度の各科目の過去問にいつでもアクセスし、何回でも直接書き込めるという使い方は一次、二次ともにとても有効であると感じました。コピーや印刷って、意外とストレスになりませんか?タブレットを使えば、何度もまっさらな状態でダウンロードできるのは安心感がありますし、過去の自分の解答を引っ張り出してきて比較するなど学習効率が高まったと感じています。(一次の受験される方は、導入後にある程度時間が取られますので慎重に導入をご判断ください)

(使用機材の参考:iPad Pro11インチ+Apple Pencil、ScanSnap iX500、GoodNotes)

診断士を目指したきっかけ

○そもそものきっかけ

目指した「ぬるい」きっかけは、前職の小売系企業で働いていた時に、先輩の勧めがあり体系的な知識習得のために販売士2級を受験しました。これまで資格というものにあまり興味がなかったのですが、比較的あっさり取得できたことに気を良くし、「よし、次は診断士もいっちゃおう!」と年初に届いたU-CANの診断士講座を安直に申し込んだのが長い浪人受験生活の始まりです。さらっと勉強して挑んだ初の一次は2科目合格でした。この程度なら・・・と舐めきったマインドでほとんど勉強せず臨んでいましたが、当然一次の突破すらできるはずもなく、数科目の科目合格を年々繰り返し一次試験が夏の恒例行事となっていました。

○決意を新たにしたきっかけ

そんな浪人期間に誕生した息子は、あっという間に歩き、会話を始め、字を読み書きし、計算もできるようになりました。子供はどんどん成長していくのに、自分はまったく成長できていない・・・そんな不甲斐なさと、業務で新規事業企画や知財関係など診断士科目の多くと深く関わるようになり、自分の発言力を高めて業務上のアウトプットに活かしたい思いから、ちゃんと時間を確保して(当たり前)勉強するように改めました。いわゆるここが2度めのスタート地点です。

勉強時間と試験結果

○学習時間:
2010-2016:計600時間(年平均で85時間・・・完全に舐めてる
2017-2019:計1100時間(一次500時間+二次600時間)

○試験結果(開示請求ができる過去5回分)
【2015年】
経済52点 財務免除 経営69点 運営免除 法務56点 情報60点 中小免除

【2016年】
経済60点 財務48点 経営52点 運営49点 法務55点 情報52点 中小61点

【2017年】
(弟の結婚式もあり計画的に一日目は欠席) 法務64点 情報68点 中小免除

【2018年】
経済免除 財務60点 経営53点 運営78点 法務免除 情報免除 中小免除
事例Ⅰ58点 事例Ⅱ43点 事例Ⅲ61点 事例Ⅳ46点(計:208点/BCAC)

【2019年】(一次は保険受験)
経済72点 財務64点 経営61点 運営78点 法務40点 情報64点 中小61点
事例Ⅰ55点 事例Ⅱ77点 事例Ⅲ72点 事例Ⅳ49点(計:253点/BAAC)

「財務・会計」弱者の戦略

上の得点を見てもおわかりのとおり、私は「財務・会計」や事例Ⅳの得点は高くありません。

そんな自分のように点数がうまく伸びず悩んでいる方への勉強法アドバイスは、過去問を潰すことで点数の安定化が図れることです。私は過去5年分の理解度を1枚のシートにまとめて、設問ごとに完璧と思えたら棒線で消し込むことをしました。(頻出問題に注力するため、Dランク問題は時間のムダと割り切り、最初の段階で消し込んでしまいました)

これにより、過去問への取り組み進捗の可視化が図れるとともに自分のモチベーションを高められ、不思議と苦手意識もなくなっていきました(点数の伸びには繋がりませんでしたが・・・)

このシート下部に、本番に向けた自分のメモが残っており、こちらに自分が考えた弱者の戦略が集約されています。

・ファイナンスから解答
・選択肢を確認
・問われていること、文意判断
・計算を丁寧に、ミスは手戻り

1つずつ説明していきます。

・ファイナンスから解答
これは、「ファイナンス=財務」の問題の多くがパターン化されているため、得点源にしやすかったためです。ファイナンスはだいたい中盤から後半パートにやってきます。先に安定して得点できる問題で精神状態を落ち着かせる作戦をとりました。具体的論点として、加重平均資本コスト(WACC)、オプション取引関連、ポートフォリオ理論、株式価値、資本政策、などは得点源にしやすいと思います。

・選択肢を確認
この科目は60分であり、ページめくりやマークする時間を考えると、平均で1問あたり2分程度しかかけられません。過去問の中には、選択肢を先読みすると数秒程度で選択肢を選べる問題があることに気づきます。愚直に計算する以外に、効率的に選択肢を選べるテクニックも駆使することで本試験で60点に近づけると思います。

・問われていること、文意判断
自分の思い込みによって変な解釈をしていないか、時間を気にするあまり重要な記述を読み飛ばしていないかへの戒めです。少し引いた視点で問題に取り組み、何を聞かれていて、何を答えるべきかは二次試験にも繋がる重要な視点です。

・計算を丁寧に、ミスは手戻り
普段、計算をExcelに頼り切っている自分は、手書きの数字が汚くて間違える計算の桁ズレ四則演算の間違えなど、当初は完全に舞い上がっている状態でした。単に練習量不足でもあるのですが、あえて字を綺麗に書くように意識し、確認しながら慎重に計算を解くことを意識すると、ミスが減り、舞い上がった自分を地上に引き戻す事ができるかもしれません。

昨年の12月以降、たくさんの診断士試験合格者にお会いしてきましたが、金融機関にお勤めの方はもちろん、経理部門の方、証券系の方、投資系ファンドの方、などこの科目を得点源にしていた方々が多くて驚きました。私のような弱者(失礼)、財務との関わりがこれまでなく、コンピュータの恩恵を受けまくっている方の何かの参考になれば幸いです。

 

このブログは全国のタキメン(タキプロメンバー)が毎日更新しています。

明日は風太さんが登場します。お楽しみに。

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