1次試験の独学勉強法は、迷ったらこれ by エニスカイ
読者の皆さん、こんにちは^^
タキプロ15期の エニスカイ です!。
今回は、中小企業診断士1次試験のノウハウということで、おそらく最も世に溢れているテーマだと思いますが、勉強法についてお届けしますね。
1次試験は、正しく努力すれば必ず受かる試験です!
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目次
■大まかな学習の流れ
まずは全体の流れです。
超シンプルですが笑
- テキストを単元ごとにざっくりインプットし、すぐに該当箇所の過去問。
- あとはひたすら過去問を繰り返し解き続けます。
■学習計画の組み立て
何事も、まずは計画!計画!
ということで計画を立てるのですが、別に大層なものはいりません。
ひとまずは時間配分だけで良いと思います。
私の当時の立て方を参考に書いてみますね。
中小企業診断士を目指そうと、急に思い立ったのが2023年2月末。
スピテキをポチりつつ、3月から勉強を始めるとしてどうするかを考えました。
残業時間を勉強時間に置き換えるとイメージしやすいですね。
私の場合、土日は勉強をしない主義のため、月60時間を頑張ることにしました。
となると、5か月間で300時間。
1科目当たり40時間強となります。
そこで、ざっくりインプットは各教科15時間、長くても20時間は超えないようにしようと決めました。
つまり、徹底的な過去問演習は20~25時間が確保できます。
これはあくまで平均値なので、各教科の予備知識などで柔軟に変えて良いです。
極力、短くできると良いですね。
白書は直前暗記にしたので、6科目で100時間に収まればいいかと思うと、4月20日頃までにここを終わらせなければならないことが決まります。
過去問演習は、実際の出来具合で時間配分が変わるので、この段階で内訳までは考えません。
■テキスト・問題集選び
テキスト
テキストは、まずは本屋などで自分で見るべきだと思っています。
好みが違いますし、人から勧められたものを鵜呑みにして落ちたら、気持ちのやり場がないので💦
大切な試験だと思うのであれば、それくらいは足を運んだほうが良いです。
スピテキなど、TAC出版のものは、公式オンラインショップでそこそこ立ち読みができるので、便利でした。
そのうえで、私がテキストを選ぶ条件は以下の2点です。
- カラフルでない(2色刷りまで)
- イラストが極力ない(もちろん図表は多いほうがいいですよ)
これは、自分の勉強法に即した条件になっています。
問題集
次に問題集です。
問題集とは、すなわち過去問集のことを指します!
過去問集を選ぶ条件は以下のとおり。
- テーマ別の構成になっている
- 頻出度や重要度といった指標(A~Cなど)の表示がある
■具体的な学習の進め方
択一は、細かいやり方に好みはあれ、過去問演習中心主義が正解だと思います。
そのなかでも、中小企業診断士試験以前から、いくつかの資格試験を通じて行きついた方法が、次の流れです。
1.ざっとテキストの単元を読む
ここは本当にざっくりと読みます。
そして、この時にハイライトをまだ絶対にしないこと。
なぜなら、過去問も解いてないのに、何が重要かなんてわかるわけがないからです。
2.対応するテーマの過去問を解く
最初は全然できなくても、とにかく過去問を解きます。
この段階で、そのテーマで重要な知識が何なのか、あらかたわかってきます。
解説をしっかり読みますが、この時、テキストの該当箇所も参照します。
テキストの記述がわかりにくかったような場合は、書き込みで補足しても良いですね。
3.上記1と2の繰り返し
テキストが終わるまで繰り返しです。
私の学習計画で言えば、ここまでを15~20時間で終えるイメージです。
これを6科目分やるわけですね。
4.過去問を徹底的に演習
あとは簡単です。
ただひたすらに過去問を解きます。
ポイントは、以下のとおり。
- 学習時間が限られている場合は、重要度の低い過去問はスキップする。
- 正答することが目的ではなく、選択肢の一つ一つに正誤判断、誤の場合はどこをどうすれば正になるのかという観点で吟味する。
- 解説を読みつつ、やはりテキストを参照します。
- 覚えにくい、苦手な内容はテキストにハイライトや、書き込みをする。重要な知識にハイライトするのではなく、あくまで自分が覚えにくい知識にハイライトをすること。
可能であれば、エクセルで正答率の表を作ると良いです。
中小企業診断士試験では、本当に時間に焦っていて作りませんでしたが、宅建など過去の試験ではいつも作っていました。
問題番号と正解・不正解だけのシンプルな表で、3回目くらいまであると良いです。
問題集でも、各ページに記録欄があったりしますよね。
あれを集計するイメージです。
×が続いたもの、○だったのに×になったものなどがわかりやすく、復習に役立ちます。
また、正答率を算出するようにすると最後までやる気になるし、2回目・3回目と正答率が上がるとモチベーションアップにもなります。
■禁忌
ノートはとりません。
ノートをとる学習方法は、効果が著しく低いと言われるようになっていますが、これは私もそう思います。
目的は問題が解けるようになることなので、仕事もそうですが、実践の中で試行錯誤するのが最も効率的だと考えています。
ただし、そんな私も自分でピンポイントでノート的なものを作ったケースがありました。
一つは、運営管理の写真集。
いろんな機械が出てきて、テキストだけじゃわからなかったので、ネットで写真をダウンロードしては、iPadのGoodnotesというアプリで写真集を作っていました。
これは、頭の中でイメージしやすくして、視覚情報も使って記憶できるようにするためでも。
もう一つは図表です。
知的財産権の整理とか、テキストの表では物足りなかったりしました。
過去問演習のなかで、ここは押さえたいというポイントを網羅しつつ、記憶しやすいように比較して一覧できる表を作成するなどしました。
■模擬試験
中小企業診断士試験では、模試の時期にまだ一通り終わっていなかったため、受験はしませんでしたが、可能であれば受けたほうが良いですよね。
そして、模試の受け方に関しては、前回の記事が私の正解です。
こうしないと、模試を受けている意味がないとすら思っています。
模試の結果にただ一喜一憂することには、何の意味も生産性もないのです。
■おわりに
中小企業診断士試験は2次試験の難しさがフィーチャーされがちですが、冒頭でも書いたとおり、1次試験は必ず報われる試験です。
勉強法はそれぞれの中に正解があると思いますが、勉強法に迷うくらいであれば、まずはぜひ真似してみていただけたらと思います!
そして次回は、たひ さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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