GW明け後の1次2次バランス。
水曜日お昼のげっち@タキプロです、こんにちは
GWは勉強に集中するチャンスですが、有意義に過ごせましたか
計画を立ててGWに臨んだ方は、しっかり獲得点、反省点をチェックして、PDCAサイクルをきっちり回す癖を付けましょうね。
タキプロもGWは受験生支援に力を入れました。先日のタキプロ関西セミナーに続いて、私も先週土曜日はタキプロ関東の勉強会に参加し、2次試験対策についてタキプロメンバーと受験生の皆さんとで、熱くディスカッションしました。
自分の解答プロセスは比較的スタンダードなパターンかなと思っていたのですが、実はタキプロ内でもメンバーによってさまざま。そこで自分のスタイルの特徴的な部分について、説明させていただきました。このブログでも追って紹介していきたいと思います。
さて、今週はGW明け後の1次2次対策バランスについて。
1年前のこの時期は、受験校の先生や先輩方、勉強仲間に会うたびに、1次対策と2次対策のバランスをどうすべきか、いろいろアドバイスを聞いて回っていました。
大半の先生、先輩方の見解は、GW明け後は1次対策に一本化すべきではとの見解でした。
問題集を何度も繰り返し回していく機械的な1次勉強よりも、2次対策の方が面白く、ついついのめり込んでしまう。1次対策がしんどくなってきた分、2次対策に走ってしまいがち。そして、まさかの1次不合格になるのが心配…。
もし、2次模試(MMCが5月後半にあります)を受けるにしても、事例を解く感覚を忘れない程度に目的を絞り、復習は最低限に(あるいは復習しないように)。
2次対策を続けるとしても、うすーーく、ほそーーく続けるように。
事例Ⅳ(財務)対策なら1次財務・会計にも通じるので、それほど悪影響はない。
だいたい皆様のアドバイスはこんな内容でした。前年(平成21年度)の1次合格率が比較的高めだったこともあり、本当にそこまで1次試験を心配すべきなんだろうか…と悩んだものでした。
実際には、昨年(平成22年)の本試験では経済学がかなり難化し、財務・会計、経営法務等も難しめだったため、1次合格率は一気に低下しました。直前期に2次対策にシフトしていた受験生の中には、辛い結果となった方もいたかもしれません。
改めて振り返ってみると、やはり1次対策は、万全にも万全を期した方が良いように思われます。1年に1度の試験です。何が起きても(試験問題が難しくなっても、試験会場の環境が多少悪くても、あるいは多少体調を崩しても)必ず突破できるように着実に準備しておくのが一番。その上で、余裕が出てきた範囲で「1.5次知識」の積み上げや事例Ⅳ(財務)対策など、1次勉強を兼ねた2次対策が効果的です。
タキプロセミナーなどで紹介していますが、「1.5次知識」とは、2次事例を解く際に必要となる1次知識。単に丸暗記するだけでなく、2次事例企業を読み解く際に1次で学んだことをどう使うか、2次事例から思い浮かべるべき1次知識とはどういうものか。そうやって柔軟に、頭の引き出しから1次知識を出し入れする練習を積み重ねていくと、1次合格後、スムーズに2次対策を開始できます。7科目それぞれに完成度を上げていく時期に入りますが、是非、出し入れの練習も心掛けてみましょう。
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