タイムマネジメント(1次試験編)~効率よく加点するために~
ゴールデンウィークが終了しましたが、学習計画はきちんと履行できましたか月曜日朝担当のレジェルタ @タキプロです平成24年度中小企業診断士1次試験まで残り3ヵ月。この期間が最も重要になりますので、後悔しないように最善を尽くして下さい
今日は、『タイムマネジメント(1次試験編)』と題してお送りします。中小企業診断士試験の特に2次試験では、与件や設問等の時間配分について議論されますが、そちらではなく1次試験を標的として記述します。
改めて、皆さん、学習の進捗は順調ですか勿論、進度が順調でない方は遅れを取り戻すことが優先上位となりますが、進度が順調な方もそうでない方も次の点を是非、今から意識していただきたいと思います。なぜならば、本試験を見据えて模擬試験の段階で「タイムマネジメント」を実践⇒自身のオリジナルを構築していただきたいからです。
(タキプロではメルマガを配信しています。直近の5/4号では模擬試験情報等をテーマに配信しております。5/4号の内容はこちら 一部の受験校ではこのゴールデンウィークに模擬試験が行われましたが、いわゆる模擬試験シーズンは来月以降になります。受験の際、是非、タイムマネジメントの面でもテストしてみて下さい)
皆さんの1次試験の目的は何でしょうかそれは言うまでもなく、1次試験に合格すること。全科目の平均得点が60%以上かつ1教科も40%未満の科目がないことが条件です。その目的を達成するために、タイムマネジメントが重要になります
タイムマネジメントの面で意識していただきたいことは、次のとおりです。
正解できる可能性が高い問題から解答すること
正解できる可能性が高いか否かを見極めること
とは1セットの事項です。を意識して取り組んでもができなければあまり意味がありません。の判別は以外に難易度が高いと思われます。二択まで絞れるけど、確信を得られないから後回しと判断した場合、もう一度対応しなければならない問題が過度に多くなってしまっては、却って焦りを招く結果になります。その辺りの温度感をしっかりと見極められるようにしましょう特に本試験では初見の問題が今まで以上に多くなります。冷静に対処するためにも、きちんとマネジメントする必要があります。
そして、に加えて必要な事項。それが・・・
1問あたりに充当できる時間を意識すること
例えば、60分の科目では50分で解答、残り時間でマークならびに見直し、90分の科目では75分で解答、残り時間でマークならびに見直しすることとします。平成23年度の1次試験では以下の時間の充当が概ね可能と言えます。
①経済学・経済政策・・・設問数25問、充当可能時間2分/問
②財務・会計・・・設問数25問、充当可能時間2分/問
③企業経営理論・・・設問数41問、充当可能時間1分50秒/問
④運営管理・・・設問数43問、充当可能時間1分45秒/問
⑤経営法務・・・設問数24問、充当可能時間2分5秒/問
⑥経営情報システム・・・設問数25問、充当可能時間2分/問
⑦中小企業経営・政策・・・設問数42問、充当可能時間1分47秒/問
上記のように60分の科目で概ね2分/問、90分の科目では1分50秒以下(60分科目よりもスピードが若干要求されることになります)と相応のスピードが必要です。たとえ正解できる可能性が高くても、を鑑み、かなりの時間を要するようなケースでは優先