昨年の科目合格者が今年の1次試験受験科目を選択すること

どもっ、きょん太＠タキプロ6期です。まいどっ！！

ゴールデンウィークが終わり、1次試験の申し込みも始まりました。そろそろ1次の模擬試験の声もちらほら。皆さんの勉強は進んでいますか？

今回は運営管理を少し離れたお話をしようと思います。

昨年の試験で科目合格されている方は、今年の受験科目をどうするか悩む人も多いのではないでしょうか。(1次試験を何度か受験されている方は、自分なりの判断基準をお持ちだと思いますので、それに従ったほうが良いと思います(理由は後述))

既に申し込んだ方も多いと思いますので“今更”ですが、私の経験をお伝えしたいと思います

昨年度の試験で科目合格している場合、今年の1次試験受験にあたっての主な選択肢は以下の３つと思います。

１．今年も全科目受験する

２．未合格の科目だけを受験する

３．未合格科目＋αの科目を受験する

これらの選択肢のメリットとデメリットは概ね以下のようになります。

選択肢	メリット	デメリット
1.全科目	多少苦手科目があっても、得意科目の加点分で総合合格できる可能性がある	勉強の負荷が大きい
2.未合格のみ	勉強の負荷が最小限	苦手科目が残っているため単科でも受験科目合計でも得点が6割を超えない可能性が高い
3.プラスα	得意科目の得点力で、受験科目合計の得点が6割を超えやすい	得意だったはずの科目が激ムズとなり、得点源とならなかった場合は目も当てられない

単科目で6割以上取る自信がある方はどれを選んでも良いと思います。ポイントは単科では6割を取る自信がない場合、「当年受験した合計点数の6割」を取る確率をどう考えるかだと思います。

科目合格できなかったということは得意な科目ではない可能性が高いように思います。それを6割取れるレベルまで底上げできるか、それとも6割に満たない分を他の得意教科で補うか、が判断のポイントではないでしょうか。(科目免除を申請するかどうかも同様の判断基準でしょう)

私は最終的に未合格科目だけ受験することにしました。判断のポイントは以下となります。

1)最も得点源となり得る「情報」が、前年の難易度が低かったため当年は難しくなると予想されたこと。

2)限られた勉強時間を2次試験の勉強にも充てたかったこと。(当然、全科目再受験は考えない)

3)未合格の3科目(経済、運営、法務)のうち、運営・法務は答練でも比較的点数を取れていたことから、経済1科目だけを底上げできれば合格が見えてくること。

4)公務員試験の講義で有名な石川先生の書籍を少し読んだら、今までどうしても理解できなかったいくつかの論点が少しわかったような気になれたこと。

情報を受けるかどうかは相当悩み、受験校の先生とも相談しましたが、最終的には自分で「経済の底上げをする＝情報は受けない」と決めました。その結果経済は答練で8割以上を安定して出せるレベルになりました。ただ後日、情報の問題も解いてみましたが、それなりの点数は取れましたので、結果的にはどちらをとっても同じだったかもしれません。

しかし、石川先生の「速習　マクロ経済学」「速習　ミクロ経済学」のWeb動画講義受講に4月～5月の2ヶ月かかりました。他の受験生が受験校の学習カリキュラムに乗って答練や過去問で実力を付けていると思うと、この時期に焦りや後悔がなかったとは言えません。ただ、「自分で選んだ道なのだから」という思いがあったからこそ、この時期を乗り切ることができたように思います。

情報が溢れる社会ですから、受験関連に限らず、様々な情報が入ってくると思います。時には整合がとれない情報もあるでしょう。二律背反となることもあると思います。でも、情報を吟味して自分が決断することが大事だと思います。なんといっても、自分の人生ですから他人のせいにはしたくないですよね！

それでは。

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