4割と6割のあいだ(by フランシスコ)
みなさん、こんにちは。フランシスコ@タキプロ6期生です。
うっとおしい梅雨の季節になりましたが、お外で遊ぶことができないぶん、勉強に集中できます。受験生にとってはいい季節だと思います。ここが稼ぎ時です。がんばりましょう。
【6割を巡る攻防】
さて、1次試験は、ストレート合格を目指す方にとって最初の関門となります。これを落とすと2次試験への挑戦権が得られないのですから、落とすわけには行きません。とはいえ、最大の強敵は後ろに控える2次試験であることも確かであります。
御存知の通り、1次試験は総得点の6割を取ればOKという試験ですから、合格ラインギリギリか少し上を目指すのが効率的というものです。みなさんも、模擬試験や過去問に取り組むなかで、自分の得点構成をある程度想定していることでしょう。
しかし、試験は水物。何が起こるかわかりません。
今回は、去年の私がどのような予想を立て、そして、実際はどのように違ったのかをご紹介します。
【2勝2敗3分け】
下の表が私の予想得点と自己採点結果です。
だいたい予想通りの出来だったのが3科目。予想以上にできたのが2科目、反対に、予想以下だったのが2科目で、通算すると2勝2敗3分けでした。また、科目別でみると6割取れたのは4科目です。
「財務・会計」がとにかくヤバかったです。危なく足切りになるところでした。また、昨年度の「経済学・経済政策」が易しかったのはご存知のとおりかと思います。本当に助かりました。ラッキーでした。
一方、得点源と位置づけていた「企業経営理論」で取りこぼしてしまいました。痛恨のミスです。最終的には「中小企業経営・政策」で挽回して、なんとか合格ラインに乗せることができました。
【1点に泣くな】
とまあこのように、私の場合はまったく予想通りには行きませんでした。あたりまえといえば当たり前です。
財務会計であと1問落としていたら、恐らく足切りされていました。他の科目でも、あと4〜5問間違えていたらアウトだったでしょう。
1問でも多く正解を取ることの大切さを改めて感じた次第です。
合格と不合格はまさに紙一重です。
弱点を強化するか、得意科目を伸ばすのかは非常に難しい判断を求められるところですが、実力的に足切りスレスレの科目があるなら、その強化が最も急がれるところでしょう。
「経済学・経済政策」のように、年度によって難易度の変動が大きい科目は得点が予想しづらいですが、暗記科目(「経営法務」や「中小企業経営・政策」など)は変動が少ないと言えるかもしれません。時間をかけただけ得点が伸びるように思います。直前での詰め込み学習にも一定の効果が期待できるでしょう。
1次試験の本番までは、まだじゅうぶんな時間があります。この期間に何をやるかで結果は変わってきます。
自分なりに合格までの道筋を描きつつ、不測の事態に会ってもリカバリーできるような準備をこころがけてください。
ではまた来週! フランシスコでした。
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