大きな視点で
こんばんは。尚ZIN@タキプロ6期です。
これまでセミナーや勉強会で活動してきましたが、今回ゲストブロガーとして最初で最後のブログを書く機会を頂きました。受験生へのメッセージを贈りたいと思います。
1次試験は、各科目で40点以上・受験科目合計で60%以上が必要です。7科目受験の場合は700点満点で420点が合格ラインになります。逆を言うと420点以上得点してもプラスとなるメリットはありません。1次試験で最も効率的に勉強する場合の目標はどのように定めればよいでしょうか?
1次試験に合格しなければ2次試験を受けることはできませんが、1次試験の合格だけでは診断士にはなれません。ということは、1次試験の最も効率的なゴールは、60%を確保すること‐になります。1次試験の各科目で、皆さんは何点取るかをイメージしていますか?目標の置き方は、①足切りにならないように40%を確保、②科目合格ラインの60%をキープ、③弱点科目を補うために80%を狙う、大きくこの3つに分かれるかな・・・と思います。
ここで重要なのは、あくまでも合計点で60%を超えるスコアメイクが必要ということなのです。全科目を80%確保できるように1次試験だけに没頭すると2次試験対策がおろそかになってしまいます。知識のインプットに焦るだけなく、定期的に、その科目で何点が必要なのか、全体で何点取れるような状況になっているか、のような勉強全体を大きな視点で見て進捗を把握し計画を修正することが重要です。
苦手科目を40点から50点にすることと、得意科目を70点から80点にすることは、共に10点上げることでは同じですが、網羅すべき知識の範囲は変わってきます。どちらの選択をするか、その都度冷静に判断できるような視点が持てると効率的に1次試験の勉強が進み、2次試験の勉強時間を確保しやすくなります。
今回は1次試験を軸に書いたので1次試験対策になってしまいましたが、2次試験を含めた診断士試験だけでなく様々なシーンで「大きな視点で見つめ直す」ようにして欲しいですし、私も常にそうあるように日々努力を続けて生きたいと思っています。
10年ほどの前のドラマで、「勝負は9回裏に終わるんじゃない、諦めた時に終わるんだ」というセリフがあり、今でも心に深く残っています。診断士試験に合格すれば、そこからまた新しい人生が始まります。時に疲れたりしても最後は諦めることなく勉強を続けて、合格して新しい世界の扉を開いてもらいたいと願っています。
これから、7期のタキメンが時節を捉えた様々な有益な学習アドバイスをこのブログですることだと思います。この中から自分の必要な情報を自分なりにアレンジして取り入れ、是非とも栄冠を掴んで頂きたいと思います。そして、いつしか中小企業診断士として共に働けることを楽しみに待っております。
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