1次試験過去問の勉強法 by スーさん
皆さん、こんにちは。
スーさん@タキプロ8期関西チームです。
受験生の皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
先週は、関西春セミナー2017が開催されました。
私自身は2次試験対策のプレゼンをさせて頂き、私の経験を踏まえた2次試験の対策法、勉強法について発表をし、少しは受験生の皆さんに役立つ情報を提供できたのかなあと思っています。
今後、私がセミナーで話した内容をブログや5月から開催される勉強会で公開しますので、どうぞご期待ください。
さて、今回は、ズバリ私の経験を踏まえた1次試験過去問の勉強法について話をしたいと思います。
受験生の皆さんはどのように1次試験の過去問を利用されているでしょうか。
おそらく、私も含めた多くの人は、予備校等の講義を聴いたり、インプット用のテキストを読んだ後に、過去問でアウトプットするのではないでしょうか。
まず第1に、過去問はインプットした知識が正確に身についているかを確かめ、またインプットした知識の使い方を学ぶツールとして非常に有効ですので、過去問はインプットをした直後に解くのが有効であると考えます。
第2に、過去問を解いた際の答え合わせについて、私は以下の4パターンぐらいに分けて答え合わせをしていました。
① すべての選択肢の正誤を正しく判別でき、正解した問題
② いくつかの選択肢の正誤を正しく判別でき、正解した問題
③ いくつかの選択肢の正誤を正しく判別できたものの、たまたま偶然正解した問題
④ 正解を間違えた問題
そして、私は、①の問題については今後インプットの繰り返しで間違うことはないと判断し、二度解くことはしませんでした。
②~④の問題については、繰り返し問題を解き、前記の①の状態に達した問題はそれ以降解くことはしませんでした。
これを繰り返していくと、①の状態に達した問題がどんどん増えていき、(1)自分の弱点とする分野、問題が浮き彫りになると同時に(2)過去問集が自分専用の試験直前期の弱点確認ツールに様変わりするのです!
あとは、試験直前期に①の状態に達していない問題だけを解き、インプット教材で弱点を補強すれば1次試験対策は万全になるわけです。
第3に、過去問を解いた後の復習については、復習をする際は必ずインプット用の教材に立ち返ることです。
1次試験本番で皆さんが問題を解くときの拠り所になるのはインプット用の教材で学んだ知識ですので、過去問を解いて間違えた際はインプット用の教材で学んだ知識をどのように使えば正確に辿りつくことができるのかを考えるべきでしょう。
また、インプット用の教材に立ち返ることで再度知識のインプットを行い、より知識を正確なものにすることができるのです。以前の私のブログでも指摘しましたが、1次試験において最も大事なのは「10の不正確な知識より1の正確な知識」です!
そして、なにより過去問を解くことで択一式試験によく出る分野が判別でき、知識の問われ方、使い方がわかるようになるので、次にインプットをする際にそれらの点を意識した形でインプットができるようになり、インプットの質が一気に向上します。
そう、これが前回のブログで言った「アウトプットがインプットの質を変える」ということなのです。
もっとも、先週のこうのブログにも書かれていたとおり1次試験の科目のうち、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策は前年までの過去問で出題されていない分野の問題が出ることがままあります。
ですので、これらの科目については過去問を解くことと同じくらいテキストを読んだり、問題集(例:スピード問題集)を解いたりすることが大事であると考えます。
以上、1次試験過去問の勉強法をお伝えして参りましたが、実を言いますと、ここに書いた勉強法は私が司法試験を受けている際にもやっていた勉強法であり、この勉強法で一応成果が出ているので(笑)、一度試していただければと思います。
次回は、ゴールデンウィーク中の配信となりますので、GW中の過ごし方についてお話をしたいと思います。
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タキプロ8期関西リーダー“根性・努力・情熱の結晶”ことトッティ@二代目です!
今回は、受験生の多くが苦手にしている財務・会計の克服法についてお話しいただきます!
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