1次試験は単なる通過点 /あっきー
こんにちは。あっきー@タキプロ9期です。
皆様の合格に少しでもお力になれれば、と思っています。
昨夜、初めて映画「ビリギャル」を観ました。(今更ですが)
主人公の受験勉強に向き合う姿勢や心の葛藤、回りで支えてくれる予備校の先生、家族の重要さなど、上手く表現されています。
この時期、モチベーションが上がりにくい時期でもあり、気分転換にもなりますので、受験生にお薦めです。
自己紹介:40代後半男性、横浜在住、百貨店勤務、ソムリエ
受験回数:1次→2回、2次→3回 通学の多年度生
昨年は最終受験の年と位置づけて、何とか合格しました。
■1次試験は単なる通過点
中小企業診断士は、難関国家資格の位置づけで、学習範囲も広くボリュームもあります。
ただ、1次試験はしっかり勉強している人は必ず合格します。
1次の難易度は決して高くなく、ボリューム重視の学習が求められます。
そして、答えは問題用紙に書いてあり、選ぶだけです。
これがなかなかの曲者(くせもの)で、そこそこ勉強していると受かりそうな気がしてきます。
久しぶりに学習に向き合い、「勉強している自分って、いい感じ」と自己満足気味の方は要注意です。
そこそこの勉強で合格できるほど、この試験は甘くありません。
・そこそこの勉強
↓
・そこそこの実力
↓
・そこそこの点数 ≠ 合格点
自分の成長のために、知らない知識を習得し、難関国家資格に向けて頑張る姿は素敵です。自己満足をすることは全く問題ありません。
もしかすると、好きな科目を中心に、「知っていること」や「既にわかっていること」を繰り返し勉強し、勉強していること自体に価値を見出す「自己満足型」の学習になっていませんか。
できれば、合格するために必要な知識レベルや解法に必要なノウハウを積極的に吸収する
「成果重視型」の学習に変えられるといいです。
具体的には、アウトプット中心の学習。「過去問」と向き合い、出題者の意図を考えながら、過去問をインプットツールにできると得点獲得能力が高まります。
1次試験は、重要なチェックポイントですが、「合格」の到達地ではなく、2次試験を受けるための「合格して当たり前」、「絶対に落ちてはいけない」通過点なのです。
なので、合格して当たり前レベルの実力を蓄えてください。
<1次試験を「通過点」と捉えるメリット>
・「成果重視型」の学習へシフトする。
・落ちることへの恐怖から「たまにはいいか」のプチサボりが少なくなる。
・二次試験へ向けての切りかえが早くなる。
■「量」があっての「質」
「効率よく勉強して、最小の労力で、最大の効果を得る」ことは誰でも夢見ることです。
自身の学習能力や態度のクセ、効果の出し方がわかっている人は、可能かもしれません。
が、そうでない多くの受験生は、限られた時間で効率の良い学習を行うことに試行錯誤します。
ただ、「効率」を絶対的な量が不足することの言い訳にするのは避けたいです。
個人差はありますが、受験指導校のアンケートなどを見ると、1次試験合格に必要な時間は700~1,000時間です。初学者の方は、この時間的な「量」を捻出、確保することが重要です。多ければ多いほど合格が現実になります。
※私の場合、1回目(H27):872時間(422点)、2回目(H29):200時間(507点)
そして、時間を捻出する能力とともに、ある程度の時間を勉強できる能力(集中力)が求められている試験でもあります。
コツコツと勉強を続ける、わずかな時間の積み重ねが、「合格」につながっています。
この時期、「合格」を意識した学習を重ねることを願っています。
次回のタキプロブログは、きらさんの1本です♪
今日の夕方に登場します。お楽しみに!
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