【1次】記憶の定着に「レアリア(生教材)」を利用する
おはようございます、サイトヲ@タキプロです。
皆さんは、「レアリア」という言葉をご存知ですか?
「レアリア」とは、語学教育(特に日本語教育)で使われる用語で、
「生教材」のことを指します。
例えば、外国人に日本語を教える際、
レストランでの食事の注文の仕方を教えるのに、
テキストを使うのではなく、
ホンモノのメニューを見せながら教えることがよくあります。
この場合のレストランのメニューのことを「レアリア」と言います。
テキストを読むよりもより現実のコミュニケーションに近い状況で
学習ができる上に、現実の日本に関する情報も得られるので、
語学教育(日本語教育)ではよく使われる手法です。
…とここまでの説明でお気づきかもしれませんが、
この「レアリア」、診断士1次試験の学習にも応用可能です。
例えば、インターネット版の官報や各企業HPに載っているIR情報は、
財務会計の貸借対照表や損益計算書の読み方を確認するのに
格好の生教材になります。
※ついでに言えば、官報に掲載されるB/SやP/Lは要旨が多いので、
経営法務で問われる可能性のある「計算書類の公告*」の方法の
実例も確認できたりします。
*官報に載せる公告のB/SやP/Lは要旨でよいが、HPの電子広告では全文掲載が必要
また、買い物に出た際も、行ったお店をよく観察すれば、
運営管理の店舗レイアウトなどの生教材になります。
このように、テキストなどで学習したことを、身の回りにあるものを
生教材に仕立てることで確認することができます。
身の回りの「レアリア」を探して、机に向かわない時間も、知識を
身に付け、確認する時間として積極的に利用するようにしましょう!
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