もう一度、企業経営理論 を受験するなら。。。BY HIRO

企業経営理論

読者の皆さま、はじめましてタキプロ14期のHIROと申します。こちらの記事は、企業経営理論について、1次試験を2回受験しているHIROがもう一度受験するならこんな工夫をしたい!をまとめたものです。ぜひ受験生の皆様に少しでもお役立ち出来ればと思います。

■はじめに

自己紹介です。

年代/性別:50代、男性

職種:東京にて代理店営業マネジャー職

受験歴:1次2回、2次4回

勉強方法:予備校&通信&独学

1年目はTAC1次2次本科コース、2年目はTBC通信コース(年間)とMMC(直前期)併用、3年目4年目は独学でした。1次試験は紆余曲折があったものの、何とか1回で突破することが出来ましたが、2次試験突破には本当に苦しみました。2次試験に関してはまたの機会にご紹介したいと思います。

ご承知のように、タキプロブログは、先輩の皆様が残された貴重な体験談の宝庫です。毎日投稿される記事に目を通しつつ、企業経営理論の科目として過去記事をおさらいすることもオススメです。そして、その際には、相当にバックグランドが異なる方々が書いているという事にもご留意願いたいと思います。

例えば、1次300時間・2次100時間でストレート合格!などの私から見るともはや天才!と思えるものから、2次試験には3回失敗、4回目も240点ギリギリ合格だった私のケースまで幅広いことも特徴です。

本記事は、私立文系卒50代オヤジが、1次マークシート7科目2次記述4科目に立ち向かい、悪戦苦闘した体験談の一部としてご理解下さい。それでは、1回目の受験は4年前、2回目の受験も2年前になり、やや記憶が情報があやふやな部分もありますが、書き記したいと思います。

■受験1回目

診断士の勉強は過去問に始まり過去問に終わる。タキプロをはじめ多くの診断士受験生の先輩達の言葉がございます。しかし私はこれに徹することが出来ませんでした。具体的には、予備校の授業や復習としての音声授業に時間が割かれて、予備校の問題集や答練での僅かなアウトプットを行い、あれほど大事だと言われている過去問に手を付けるのは一次試験直前の7月になってからだったのです。

なぜそのような事になったかと申し上げますと、本当にお恥ずかしい話なのですが、私は自分の経歴から勝手に企業経営理論を得意科目であると勘違いしていました。経営書籍で読んだことある、ビジネススクールで学んだことある、実務でマーケティングも経験したことある。だから自分は企業経営理論の点数が低いわけ無いと思い込んでおりました。今考えると単なる偶然だったのですが、TACの1回目2回目の答練において手応えが無かったにも関わらず成績が良かったことに気を良くして、特に過去問も解かなくてもこのまま行けば間違いないのかな?と勘違い満載でした。本当に恥をさらして告白します~

そして、その勘違いが脆くも崩れたのは、TAC1次模試だったと記憶しています。平均点も確か30点代後半?~40点代と難しい問題だったのですが、私の点数はピッタリ30点だったと思われます。得意だと思っていた企業経営理論が30点!!!!絶対に1次試験落ちるに決まっとる!!!焦りと恐怖と色々なものが入り混じり、この頃にタキプロブログを読み漁り、過去問によるアウトプット学習の重要性を学んだことを思い出します。

先輩達の体験談からは、予備校の答練や模試は過去問本番とは似て非なるもの、過去問をやらないと酷いことになる、いや絶対に合格などあり得ない!とまで訴えかけているように感じました(注:あくまでも私の個人的な感想です)。書籍や授業の内容を理解する事、本番の問題を解けるようになる事は別物です。1次試験他科目にも言えることであり、2次試験にも通じることだと感じています。

結局、私は、7月より慌てて過去問に取り組み、絶対に落ちたくない!火事場のク〇力でグルグル過去問を回転させて、1回目本番では65点(平均点55.3点)とまずまずの得点を獲得することが出来ました。私はたまたまTAC模試にキツイ一発を頂戴して、タキプロブログで救われてリカバリーすることが出来ましたが、実はインプット中心学習で伸び悩んでいる受験生は相当数いらっしゃるのでは?と感じます。そして、その低迷のまま診断士受験を諦める方も多いのでは?と推測します。勿論インプットとアウトプットはバランスが必要です。しかし今振り返ると、私はそれでもアウトプット過去問を解くところからスタートしたいと思います。

■受験2回目

2回目の1次試験は比較的簡単に突破出来る、ブログにもそのような記事が多数あった?ように記憶しています。私の感想は、え~そこまで全然楽ではないですよ~です!1回目の2次試験不合格後は、2次試験に特化した勉強を続け、企業経営論は事例ⅠやⅡに深く関係する科目なので、理解が進み感覚が鈍ることは無かったように感じます。しかし、久しぶりなのでインプット学習が必要と感じ、まじめにテキストを一読して不明点あやふやな点を潰すことから始めたのです。

さぁ賢明な読者の皆様はもうお気づきですよね?また同じ過ちを犯している!そうなのです!やはり分かると解けるは別物でした。確か6月だったと思いますが、TAC1次模試直前に2年前と同じ過去問を解いても全て40点後半~50点代に留まる有様でした。あれ?もっと簡単に点数取れないんのだっけ???やばい!このままだと1次試験落ちる~そして再び過去問3回転させることにより、本番では76点(平均64.1点)を獲得することが出来ました。

ところで、さすがに2回目は過去問を解くスピードは速くなっていたと思われます。また企業経営理論に特有の意味不明な日本語の正誤問題も誤りをどう正すか?という視点からの取り組みが深い理解を促し、この事は2次試験の対策にも繋がったように感じます。注)その年の2次試験3回目も不合格だったのですが。。。

また、よく言われているように、労働法規関連は難問が来る可能性も高く、過去問にてサラッと確認することに留めました。それでも76点取ること出来ました。

さて、ここまでお読みの読者からのツッコミの声も聞こえてきそうです。『インプットがあったから得点出来るようになったのでしょ!』その通りだと思います。しかし、一番大切なのは問題を解けるようになることです。今振り返ると、テキスト精読や音声授業を活用する事により、問題を解くこと=自分の実力が明らかになる事から逃避していたのだと思います。まだ理解が不足している、まだ記憶出来ていない、まだ準備が足りないの意識が強かったと感じます。結局、知識から得点への結び付けが極めて非効率であったという事なのだと理解します。2回目であっても躊躇することなくアウトプット過去問を解くところからスタートしたいと思います。

■受験1回目2回目のまとめ

読者の皆様からは、要するに1回目も2回目も過去問から取り組めば良いのでしょ?色々なところで沢山言われていることでしょ?

と更なるツッコミが聞こえてきそうです。

そのように対応出来ていれば、また何よりきちんと得点出来る力が付いていれば全く問題無しです。

一方、沢山の勉強時間を費やしている割には得点出来ない場合、その最大の理由は、過去問を解いていないことが原因かも知れません。

企業経営理論は、試験時間90分、多数の意味不明な日本語選択肢、等々により過去問1回分を解くことさえも躊躇しそうになります。

そして、いきなり過去問を解くことから始めると20点とか30点の酷い点数の結果に終わるかも知れません。心折れそうになるかも知れません。しかし、ここで負けないで下さい。過去問アウトプットを意識することでインプットの定着率が高まり、分かる!解ける!得点出来る!を一気通貫で体験出来るようになると思います。

■おわりに

今回の記事はいかがでしたでしょうか?あくまでも読者の皆様が『これ使えるかも』とお感じになりましたらご活用下さいませ。

そして、もうすぐ3月下旬に入り、新年度4月もう直前期に突入しますね。

受験生の皆様におきましては、少しずつ不安も大きくなってくる頃だと思います。全力を尽くして試験に臨み、悔いの無い受験生活をお過ごし下さい。

いつも応援しています!


次回はnagaiさんの登場です。
お楽しみに!

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