あっ!ここにも『企業経営理論』 by わらびもち

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読者の皆様、こんにちは。

4回目の登場となります、タキプロ14期の わらびもち です。 

今日のテーマは企業経営理論です。

今の時期は中小企業診断士の勉強をこれから始めよう!はじめたばかり!といった方も多いと思います。

そこで、今回はそうした初学者向けのお話をできればと思います。



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■診断士試験の中心的な科目

診断士試験の1次試験は7科目ありますが、企業経営理論はそれらの中心となる科目です。

出題範囲は大きく以下3つに分けられます。

・経営戦略論 →企業の事業領域や経営戦略決定などに関する内容。

・組織論 →組織構造や人的資源管理等の組織作りに関する内容。

・マーケティング論 →市場分析、流通、広告等、消費者とのコミュニケーション関係する内容。

企業経営理論で学んだ会社全体の経営戦略に基づき、財務会計や運営管理、経営情報システム等で学ぶ個別分野の戦略が決定されます。

そのため、企業経営理論は他全ての科目とつながる重要科目であるとともに、実務においても重要な役割を持ちます。

また、企業経営理論は1次試験だけでなく2次試験にも関係する科目です。

そのため、単に言葉を暗記するだけでなく、しっかりと内容を理解することが重要です。

■意外と身近な企業経営理論

普段の仕事で経営に携わっていない方にとって、「企業経営理論って難しそう」「自身のキャリアと異なる知識を覚えられるか?」と不安になる方もいらっしゃるかと思います。

しかし、そんな心配は全く必要ありません。

例えば、皆様の会社の人事評価制度や人材活用制度などは組織論で学ぶモチベーション理論やリーダーシップ理論が基になっていますし、店頭にならぶ商品やサービス、メディアで流れる宣伝広告などはマーケティング論に基づいて組み立てられています。

企業経営理論で学ぶ内容は意外と私たちの身近な所に転がっているのです。

テキストで学んだ内容を普段の生活で見つけられると、知識の定着が進むとともに、勉強がどんどん楽しくなるはずです。

ぜひ机の前だけでなく、普段の生活のどこに企業経営理論が隠れているか探してみてください。

■2次試験を見据えた”使える知識”

冒頭申し上げた通り、企業経営理論の勉強内容は2次試験にも大きく関係します。

事例Ⅰ(組織【人事を含む】)や、事例Ⅱ(マーケティング・流通)は特にその傾向が強いです。

ただ、1次試験用に“覚えた知識”と2次試験で“使える知識”は若干異なります。

そのため、1次試験の勉強中から”2次試験で使える”を意識して勉強できるとよいでしょう。

ただ、実際の所私もそのような効率的な勉強はできていませんでした。

そのため、まずはタキプロブログを購読いただき、2次試験の様子を知るところから始めてみてください。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。

企業経営理論は覚えることの多い科目ですが、個人的には1番好きな科目です。

シンプルに勉強内容が面白く、会社の制度やそれが作られる意味を知ることが面白く感じました。

試験勉強にくじけそうな時も企業経営理論を勉強し始めた時の気持ちを思い出すことで、勉強のモチベーションを維持できました。

皆様も楽しみながら合格をつかみとっていただければと思います。

次回は、HIRO さんの登場です。 

お楽しみに! 

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