企業経営理論はイメージ&理解 by あやや

企業経営理論アイキャッチ画像



口述試験対策セミナー
★1月15日より募集開始★



タキプロ15期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■はじめに

皆さん、こんにちは!タキプロ15期の あやや です。
6月に入り、一次試験まで残り2ヵ月となりました。
一次試験を受験される方たちは追い込みに入られている頃でしょうか。
今回のテーマは、企業経営理論。
中小企業診断士とは切っても切り離せないこの科目について、私なりの学習ポイントをお伝えしたいと思います。

■企業経営理論の特徴

企業経営理論は、予備校や通信講座では最初に学習することが多い科目だと思います。
内容は大きく分けて以下の3つ。
 ・経営戦略論
 ・組織論
 ・マーケティング論
診断士試験を受験しようとする方にはどれも興味深く、学習していても面白い内容ではないでしょうか?

しかし、面白いのと得点のしやすさは別問題…ということで、得点が伸びにくい科目でもあると思います。
その理由としては
①設問の文章が長く、そもそも問題文が言いたいことがつかみづらい
②テキストそのままの表現をされることがほぼない
③単語を覚える等の「暗記」や「知識」だけでは解けない問題がある
④絶妙な引っ掛けが紛れている

といったところでしょうか。

②~④のポイントから、「知識」だけでなく「理解」が求められる科目であり、①からは「読解力」が求められる科目だと言えると思います。
特に、問題文をしっかり読み取らなければいけないところは、他の科目に比べて忍耐力も必要と言えるかもしれません……。

■私なりの学習ポイント

そんなこんなで私が取った学習ポイントは以下の4点です。
ちなみに、基本的には他の一次試験科目でもほぼ同じようなやり方を取っていました。

①テキスト・講義を一巡したらすぐに問題を解く
②問題を解く際は、問題の正誤だけにこだわらない
 =選択肢ごとに「どこが誤った記述なのか」「正しくはどういう内容か」を考えながら解く
③問題を解き、解説で得た知識はテキストに書き込む=知識の補強&集約
④理解しづらい、覚えられないところ(だけ)はまとめノートにまとめる

まず①は、インプットの後すぐにアウトプットを行うことで、知識の定着を図るため。
また、早いうちから本試験での問われ方に慣れる意味でも、問題を解くのをおススメします。
そして、解く際は、②のように問題に正解することよりも、個々の選択肢の正誤を確実に判別できていることを意識していました。
また、選択肢の正誤も○×が合っているだけでなく、×ならどこが誤った記述なのか?を意識。
その箇所や内容が間違っている場合は、解説等で知識の補強を行っていきました。
そうすることで、問われ方が変わっても対応できる実力がついたと思います。

問題文や解説の中には、テキストに記載されていない知識が含まれていることもあります。
そんな知識は③テキストに書き込み知識を補強&集約していきます。
(ただし、あんまり細かすぎることまで書き込もうとすると時間ばかり掛かるので、取捨選択は必要)

そうやって問題を解いていくと、得意な部分と苦手な部分が分かってくると思います。
私の場合は、組織形態やリーダーシップ論の特徴がなかなか覚えられませんでした。
そういう時は、その部分だけは④としてまとめノートを作っていました。
まとめノートを作ると、自分で情報を整理してまとめ直すので、知識が整理されて理解が深まり、知識の定着にもつながります。
また、本試験時のファイナルペーパーとして活用もできます。
とはいえ、作成には時間もかかるので、知識を整理したい項目に絞って作成するのをおススメします。

■イメージ&理解を目指そう

企業経営理論は、単純に知識だけを問われる科目ではありません。
知識を前提として「この場合はどうあるべきか?」といった観点の問題もあり、ちゃんと「理解」していることが求められます。
じゃあ「理解」って?
私は「明確に言葉で表現できないまでも、自分の中にイメージがある状態」だと思っています。
例えば、戦略や組織形態やリーダーシップ論なら、それぞれの特徴・メリット・デメリットを理解し、「この状況なら○○だよね」とつながる状態。
特に二次試験に関わるような内容については、そのレベルの理解を目指して学習できると、先々の役にも立ちます。
(二次試験との関わり度合いは、野網先生の「まとめシート」が分かりやすいです)

おススメは、自分の身近なところに適用してみること。
受験生の方の中には、企業等でお勤めの方も多いと思います。
自社の組織形態や事業戦略がどれに当てはまるか?を考えると理解しやすいのではないでしょうか。
マーケティング論なんかだと、WEBで検索すると名の通った企業や商品の事例も出てきて面白いですし、ぐっと理解が深まります。

■本試験での向き合い方

そうはいっても、本番では、スムーズに正解にたどり着けない問題というのは出てきます。
そんな時には
①選択肢の中には、明らかに誤っているものが1~2個あるので、それを消去。
②選択肢の断定表現(~することはない、~のみである)には注意。
 そういう表現に出会ったら「本当に?」「他にない?」と例外パターンを考える
で選択肢を絞り込み、消去法でも何でも、より「らしい」方を選んでいきましょう!
(最後は勘と運?)

■おわりに

次回は、TAKU さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

 

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です